2013年06月25日
オーガニックなお昼ご飯
このところ、無農薬、減農薬の穀類や有機野菜が注目されています。
農薬漬けの危険な農産物があまりにも多く出回っており、特にスーパーやコンビニ等で売られている安価な漬物類を筆頭とする加工食品は、農薬ばかりか合成保存料や着色料、香料にまみれた得体の知れないシロモノが殆どといえるでしょう。
しかも、そうした典型的な加工食品の原料として最も大量に流通している梅干や大根の産地は、圧倒的に中国なのです。これは誠に深刻な事態であって、我々日本人の大半は、日々の食生活を通じて、あたかも緩慢な服毒自殺を図っているようなものといっても過言ではないでしょう。
とはいえ、技術的にも難しく、末端価格もかなり割高となってしまう有機野菜の生産に取り組む農家の数は少なく、またそうした健康的な農産物を入手できたとしても、一次加工に手間取るような素材の場合は調理して口に入るまでに大変な手間隙がかかってしまいがちです。
多忙な現代人にとっては、安全な素材から出発するスローフード生活の実現には、なかなか克服困難な時間の障壁が立ちはだかっているのです。
そんな時、助け舟となるのがオーガニックレストランの存在です。
人間の体にとって長期的視点からみて本当に安全で安心できる食材の調達から、入念な仕込みとプロ意識による美味追求の末に完成された自信作のメニューが、幾らかの上積みされた料金によって提供されるのですから、それでも十分満足出来ない理由が他にあるのなら、利用しなければ良いだけです。
というわけで、今回はやたら前書きが長くなってしまいましたが、電車通り沿いの古いビルの地下にひっそりと暖簾を構える「粋Laboratory」のランチにやってきました。
ここは、道内の農家から仕入れた有機野菜と自家製の発酵食品、無添加調味料にこだわった体に優しい食事が評判の居酒屋さんなのですが、居酒屋というにはネーミングからしてあまりにもオサレではありませんか。
オーガニック野菜ダイニングの粋Laboratory
この日注文したのは、「まんぷく粋ラボ定食」。
玉葱の味噌あんかけ、べジカレー、重ね煮の味噌汁、小鉢、漬物、糀甘酒、長岡式酵素玄米。
これだけ色々揃って、通常価格¥1,280のところ、POROCO7月号臨時増刊の「ランチパスポート大通」を利用すると、ワンコイン(¥500)で済んじゃうのです。
なあるほど・ざ・まいるど。。。体に良さげな食べ物をゆっくり頂いた後の偽らざる感想です。
すっかり満足したついでに、夜のオーガニックなメニューもしっかりチェックしておきました。
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