2018年12月11日
諌山創(漫画家)
『平成世代の王道マンガ』
『進撃ブームを生み出した気鋭作家』
その日人類は思い出した。やつらに支配されていた恐怖を。
鳥かごの中に囚われていた屈辱を。
エレン。どうして外に出たいんだ?
外の世界がどうなっているのか何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!
(壁=常識)
それに・・・ここで誰も続く人がいなかったら今までに死んだ人たちの命が無駄になる。
もう・・・母さんはいない!!どこにもいない!どいしたこんな目に・・・・
人間が弱いから?弱い奴は泣きわめくしかないのか?
駆逐してやるこのよから・・・一匹残らず!!
外の世界の本だって?それっていけないものなんだろ!?憲兵団に捕まっちまうぞ!?
そんなこと言ってる場合じゃないんだ!!この本によるとこの世界の大半は「海」っていう水で
おおわれているんだって!!
一巻------------------------
戦え!戦うんだよ!勝てなきゃ死ぬ・・・
この・・・ガキ!?
・・・勝てば生きる・・・・
何考えてやがるこのガキ・・・・・!
戦わなければ勝てない・・・・
そんな・・・できない
その時思いだした・・・・この光景は今までに・・・・何度も・・・何度も・・・・
見てきた・・・・そうだこの世界は残酷なんだ
今・・・生きていることが奇跡のように感じた・・・・その瞬間、体の震えが止まった
そのときから私は自分を完璧に支配できた。
戦え!戦え!!何でもできると思った。
商社にしか生きることが許されない残酷な世界
二巻---------------------
ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・・考えることが・・・怖いんだ!
エレン・・・ミカサ・・・・
私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!
その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!
三巻-----------------
巨人なんてな・・・・実際大したことねえな
俺体tが立体起動装置を使いこなせるようになればあんなの的じゃない!
四巻-----------------
俺はバカ物かもしれませんがミカサは関係ありません無関係です。
それに・・・そうやって自分に都合の良い憶測ばかりで話を進めったって・・・
現実と乖離するだけでろくなことにならない。
ま・・・まずいか・・・?
大体・・・・あなた方は・・・・強靭を見たこともないくせになにがそんなに怖いんですか?
これ以上は黙った方が・・・
イヤ・・・・言ってやる・・・・思ってること全部
一からを持ってる人が戦わなくてどうするんですか?生きるために戦うのが怖いって言うなら
力を貸してくださいよ。
この腰抜けどもめ・・・・
いいから黙って全部俺に投資しろ!!
君たちは死ねと言われたら死ねるのか?
死にたくありません!
そうか・・・皆・・・良い表情だ
では今!ここにいるものを新たな調査兵団として迎え入れる!
これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!
八ッ!
(アルミン)・・・・・皆・・・
(ジャン)あぁ・・・・・・クソが・・・最悪だチクショウ・・・調査兵なんて・・・
(サシャ)・・・う・・・嫌だよぉ・・・こわいぃ・・・村に帰りたい・・・
(コニー)あぁ・・・もういいやどうでもいい
(クリスタ)ぶるぶる
(小型巨人)泣くくらいならよしとけってんだよ
第104期調査兵団は敬礼をしている総勢21名だな。
よく恐怖に耐えてくれた・・・君たちは勇敢な兵士だ。心より尊敬する。
そう・・・今私がとるべき行動は恐怖にひれ伏す事ではない。
この状況も調査兵団を志願した時から覚悟していた。
私は死をも恐れぬ人類の翼。調査兵団の一員。
たとえ命を落とすことになっても最後まで戦い抜く。
武器はないが私は戦える。
この髪に今を記し今できることを全力でやる私は屈しない
私は屈しない------
私は既存の見方と違う視点から巨人を見ていたいんだ。空回りで終わるかもしれないけど・・・ね
でも私はやる。
調査兵団に入ってから驚かされてばかりだ。
ハンジさんだけじゃない変わり者だらけ・・・これじゃまるで変人の巣窟。
変革を求める人間の集団・・・それこそが調査兵団なんだ。
君には何が見える?敵は何だと思う?
五巻----------------------
そして考えろ
お前の大したことのない頭でな
死にたくなきゃ必死に頭回せ。
エレン!前を向いて走りなさい
戦いから目を背けろと!?仲間を見殺しにして逃げろって事ですか!?
ええ!そうよ兵長の指示に従いなさい!
見殺しにする理由がわかりません!それを説明しない理由も分からない!なぜです!?
兵長が説明すべきではないと判断したからだ!それが分らないのはお前がまだひよっこだからだ!
わかったら黙って従え!
まだ戦ってる!たった・・・一人で・・・イヤ・・・・
1人でだって戦えるじゃないか。なんで俺は人の力にばっかり頼ってんだ。
自分で戦えばいいだろ
エレン!?何をしてるの!!それが許されるのは命が危うくなった時だけ!私達と約束したでしょ
(リヴァイ)エレン、お前は間違ってないやりたきゃやれ。
お前と俺達との判断の相違は経験則に基づくものだ。
だかな・・・そんなもんはアテにしなくていい選べ・・・
自分を信じるか
俺やコイツら調査兵団組織を信じるかだ。
俺にはわからない。ずっとそうだ・・・自分の力を信じても・・・信頼に足る仲間を選択を信じても・・・・・結果は誰にも分からなかった・・・・
だから・・・まあせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ
今回巨人香織できなかった理由はそこにあるのかも・・・
「巨人を殺す」「砲弾を防ぐ」「岩を持ち上げる」「本を読み、そこから何を学ぶか」
いずれの状況も巨人香織擦る前に明確な目的があった
おそらく自傷行為だけが引き金になっているわけではなくて
何かしらの目的がないとダメなのかもね・・・・
死にそうだけど仲間を見殺しにしても・・・みんな前に進むことを選んだ。
リヴァイ兵長は前を見続けている。先輩たちも・・・兵長を信じてすべてを託している。
六巻------------------------------------
結果を知った後で選択をするのは誰でもできる後で「こうすべきだった」って言うことは簡単だ
でも・・・!選択する前に結果を知ることはできないだろう?
大して長くも生きてないけど確信していることがあるんだ・・・何かを変えることのできる人間がいるとすればその人はきっと・・・大事なものを捨てることができる人だ。
化物をもしのぐ必要に迫られたのなら人芸性をも捨て去ることができる人のことだ。
何も捨てることができない人は何も変えることはできないだろう
エレンのおかげだね。
え・・・?おれは特に何も・・・・
私達を信じてくれたでしょ?
あの時 私たちを選んでくれたから今の結果がある正しい選択をすることって結構難しいことだよ
今回敵と対峙して感じたことだ。
最善策にとどまって いるようでは到底 敵を上回ることはできない。
すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない。
必要なら大きなリスクも背負う。そうして戦わなければ人類は勝てない。
七巻-------------------
(憲兵団は警察OR公務員)
クズどもめ・・・自分のことしか考えることしかできないクズが・・・
マルロ・・・お前自分は違うとでも言いたいのか?憲兵にした時点でお前も同類だろうが。
同類じゃない。おれはお前らとは違うしクズじゃない。
俺は憲兵団を正しくするためにここに来た。
とにかくな死ねとは言わん。だが恥を知ってもらう。
理性がないってことは所構わず排便する動物と一緒。
ただ普通の人間に戻す。それだけだ。人本来の正しい姿に。
あんたは正しい人だと思う。正しいことを言うから私はそういう人がいること知ってる。
大きな流れに逆らうって・・・とても勇気がいることだから尊敬するよ。
ただ単にばかなだけかもしれないけど、まあ明らかなのはそういう人は珍しいってことだよ。
つまり一般的にとは言わない。普通とも言わない。あんたのような人は特殊な人と呼ばれる。
それに対して私たちは何と呼ばれるべきかな。
渚人よりも自分の利益を優先させ周りがズルをすれば一緒に流される。
こんな人たちをあんたはクズ・・・とか悪とかよんだ。私の見てきた限りでは訓練兵では
憲兵団を目指すクズと悪人が大半をしめていた。
回りくどいなあ・・つまり自分たちはそんなに悪くないって言いたいんだろう?
いいや・・・実際クズだと思うし悪い奴には違いないよ。
たまこ折って謂正しい人間とは言えないだろうけど・・・それも
普通の人間なんじゃないの?
あんんたの言う様に本来人間が皆良い人であればこの組織はこんなに腐ってないでしょ?
この組織の仕組みが人間の本質が良く表れているような構造になっているだけで
だから、私は、ただそうやって流されるような弱い奴でも人間だと思われたいだけ。それだけ。
(つまり、俺が正しくて正義で、みんなが間違っている。こういう意見ももっておくこと大事)
あんたさ、私がそんないい人に見えるの?
良いとか、それは、その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ。
だってそれってじぶんにとって都合のいい人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから。
全ての人にとって都合の良い人なんてなんていないと思う。
誰かの役に立っても、他の誰にとっては悪い人になっているかもしれないし・・・
だから、この話に乗ってくれなかったら、秋人には僕にとって悪い人になるね。
わかっているんでしょ?女型の巨人がアニだってこと・・・じゃあ戦わなくちゃダメだしょ?
それじゃあお前らどっちか死んじまうだろうが!
そこにいたって3人とも死ぬよ。ミカサ位置について。
な、なんでお前らは・・・戦えるんだよ
仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから。
壁に口出しする権限をお前らに与えたのは王政だったな。
つまり、この秘密をしっているのがお前だけなんてことはありえない。何人いるか知らないが
お前らは我々調査兵団が何のために血を流しているかを知ってたか?
巨人に奪われた自由を取り戻すためだ・・・
その為なら命だって惜しくなかった。
それがたとえわずかな前進だったとしても・・・
人類がいつかこの恐怖から解放される日が来るのならと命を捧げ続けてきた。
そう、やつらは必ずいるのです。一人残らず追い詰めましょう。壁の中に潜む敵を・・・全て・・・
八巻----------------------------
人は戦うことをやめた時初めて敗北する戦い続ける限りはまだ負けてない。
ああ、情けない所は見せられない。さあ・・・戦うぞ。
そりゃあなあ、我々は世界に生かしてもらっとるからなあ。
人間っちゅうのは群れで生きる動物なんて・・・・
違う生き方をしている人間でん限られた環境の中じゃ同じ群れに入って人と関わっていかんけりゃ
いや!嫌やって!私たちはご先祖様に生き方を襲えてもらって生きてきたんやから!!
よそ者に受けた恩なんかないよ!私達にゃ私たちの生き方があるんやから
誰にもそれを邪魔できる理由はない!
サシャ、お前はずっと人の目を気にして作った自分で生きてくつもりかよ。
そんなのはくだらないね!いいじゃねえか!お前はお前で!!お前の言葉で話せよ!
ねえ、聞いて大丈夫だからこの道を箸って。弱くてもいいから・・・
あなたを助けてくれる人は必ずいる
すぐにはあえないかもしれないけど、それでも会えるまで走って!走らんかい!
人類の全滅を防ぐ以上に重要なことなんてないでしょう
九巻------------------------------
偶然にも第二の人生を得ることができてな、私は生まれ変わった。
だがその際に元の名前をいつわったりはしてない!ユミルとして生まれたことを否定したら
負けなんだよ!私はこの名前のままで生かした人生を送ってやる。それが私の人生の復讐なんだよ。
生まれ持った運命なんてねえんだと立証してやる!!それに比べてお前は何だ!?
じさつして完全に屈服したままで、お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか!?
なんでその殺意が自分に向くんだよ!?その気合がありゃ自分の運命だって変えられるんじゃねえのか!?
十巻--------------------------
そうだな。オレがまだ・・甘かったんだオレは頑張るしかねえ。
頑張って、お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ・・・
十一巻-----------------------
ただ、情けなくて「お前の為」・・・みたいなこと言ったけど、本当は全部私の為だ。
・・・頼むよ、ヒストリア・・・私を・・・!私を助けてくれ!
言ったでしょユミル・・・何があっても私はあなたの味方だって!
十二巻-----------------------
お前を取り戻すために死んだ人たちを生かすか殺すかは
お前次第なんじゃねえのか?
いいか?この壁の中は常にドブの臭いがする空気で満たされている
それも100年以上ずとだ。この壁の中はずっとクソなんだよ
それが現状だ。俺がそれに気付いたのは数年前からだ
なんせ生まれた時からずっとこの臭え空気を吸ってたからな。これが普通だと思っていた。
だが壁の外で擦った空気は違った。地獄の湯本長治渚世界だがそこにはこの壁の中には無い
自由があった。俺はそこで初めて自分が何を知らないかを知ることができたんだ。
派手に狼煙を上げた代償を払うのはこれからだろうけど
実験の結果を生かせるかどうかもこれからだ
(俺は俺に与えられた仕事をこなすまでだ。)
マリーは元気か?今度三人目が生まれるらしいな。
(・・・・お前は質問を絞ったらどうだ?)
おもえばお前とは一緒に調査兵団をこころざした仲だった・・・
おもえば お前とは一緒に調査兵団を志した仲だった
しかしお前は行きつけの酒場の女に恋をし一人の女性を守る道を選んだ・・・
(ああ、そうだ。俺はお前を裏切り今日までぬけぬけと生き延びた。だが後悔はしてない。
家族を作ったことが俺の誇りだ)
お前を尊敬してるよ。先に逝った同期も同じだ。俺達にはできない生き方をお前はやったんだ
だが、組織に従い地位を守ることが必ずしも家族を守ることに繋がるわけではない。
今この小さな世界が変わる乙している。希望か絶望か選ぶのは誰だ?誰が選ぶ?
お前は誰を信じる?
自分が何者なのか・・・何をしたいのか分からなくなった
エレンにはわかんないでしょこんなのがいるなんて
「ああ、まったくわからん。だってよこんな世界に生きてんだぜ。何もしなきゃみんな食われておしまいなんだすべてなくなるんだぞ?悩んでいる余裕がねえんだよ。
本当の私はこんなに空っぽで、クリスタ・レンズみたいないい子はどこにもいなくて。
「いいや、そんなことねえよ。他はどうか知らねえけど、オレは以前のお前が結構苦手だった」
え・・・・・
「いつも無理して顔を作ってる感じがして・・・・不自然で正直気持ち悪かったよ。けど今のお前は何かいいよな」
え・・・・・
「別にお前は普通だよ。ただバカ正直な普通のやつだ」
1ついいことを教えてやるよ旦那。は頭が悪い
どうだい旦那?役にたっただろ?
ああ、やつらの頭は足りないらしい。それは分かるが、そんな馬鹿どもにおとなしく殺されていいのか、会長?
このまま王の暴走を許してはなりません。このままわけのわからぬまま
人類滅亡の日を迎えるわけにはいかないのです。もはやこの手段こそが人類が生き残るための唯一の方法。
我々の力で王政を打倒し、笑我がこの壁に残された人類すべての実験を握るのです。
十四巻--------------------
子どもの頃からずっと考えていました。なぜ父は真実に近づいただけで死ななければならなかったか。王政の役人にも彼らなりの正義があるはずだと。しかし彼らについて分かったことは一つ
彼らが守りたいものは人類ではなく彼らの庭付きの家と地位だけ。
むしろ自分たちの権利が脅かされるのならばその相手が巨人ではなく人間であっても区別なく排除する。
やはり父の死に正当性は微塵もなかった。
父は人の持つ欲と、愚かな息子によって殺されたのです。王政からすれば・・・死んでも構わない人間の数が多すぎる。
爪だって、皮だって、何枚も剥がしてきたさ。この壁の平和を守るためだからな。
このせめえ壁の中でなぜ・・・今まで戦争が起きなかったか分かるか?
お前らが・・当たり前のように享受しているこの平和は誰かが気付きあげていたのか知ってたか?
俺達第一憲兵がこの来たねえ手で守ってきたんだよ。火だねがどこかで うまれるたびに一つずつ消していった。
下手に利口な教師から。王を脅かすような銃を作っていやがった時事どもも。
空を飛ぼうとしたバカな夫婦も。田舎の牧場にいた売女(ばいた)も!
(こんなのおかしいでしょ。洗脳だ。みんながみんな自分の好きな事で稼いで、金持ちが出てきて
誰も働かなくなったら、金持ちや国を動かそうと頑張っているやつらも、なにもできなくなる。上のやつらを越えさせるためにやってるに等しい。マリーアントワネットの良いこまだ。あいつらは俺たちが死のうが死ままいがどうでもいいのだ。まるで奴隷。屈辱。メディアも報道も教育も常識も洗脳だ。ただロボットを作るために、それをばれてしまってはじぶんたちの名誉も地位も何もかもなくなってしまうから、だめなのだ。そんなのむだにしか過ぎない)
やれよ!もっと!お前の大好きな拷問を続けろ!!暴力が好きなんだろ!
俺もそうだ抵抗できない奴を見ると興奮する!!もっと俺で楽しんでくれ!
お前らは正義の味方だから遠慮する必要はないんだぜ!?
お前の言った通りだハンジ!!仕方ないんだ!!正義のためだ!!
そう思えりゃすべてが楽だ!!自分がすごい人間になれたと思えて気分が高揚するだろ?
(これはしっかり洗脳されている人側の気持ちも考えている)
お前ら化物だ!巨人なんか可愛いもんだ!!でも、俺は怖くねえだよ!俺は・・俺には・・・
王がいる・・・・。何年も・・・仲間と一緒に王を守ってきたんだ・・・
俺はこの壁の安泰と・・・王を・・・信じてる・・・・
俺達のやってきたことは・・・間違っていないと・・・・
信じたい。けど、こんなに痛かったんだな。俺をなぶり殺しにしてくれ。それが・・・・俺の
血に染まった・・・人生の全てだ。
(リヴァイ)休憩しよう。
(ハンジ)困ったね。何かかわいそうになっちゃたね。
なぜ、われわれが争う必要があるのか?
巨人により同じ脅威にさらされる者同士がなぜ一丸となって
助け合えないのか・・・・・
しかし答えが明らかになるまで
それまでは・・・・たとえ、これが間違いだったとしても・・・
我々が勝ち取るべき目標とは、現体制の返還に他なりません。
民衆の前でかりそめの王から真の女王に王冠を譲っていただきます。
これまでの体制は嘘であると、民衆の前で認めさせ、そこに新たな光を見せなければなりません。
巨人に蹂躙されたこの街を見て何を感じたのか
または5年前すべてを失い苦境に立たされた自分と重ねあわせたのかもしれない。
5年前はこの街にのけ者にされ、家族や仲間を守るため手段を選べなかった男が
今度はその街を救おうとした。だが、何者かの手によってその思いはついえた。
この無念、私が必ず。
調査兵団が民間人を殺した!一部の団員は出頭命令に背きいまだ逃亡中
それらしき人物を見かけたら至急憲兵に情報提供を願う!
(こうやって今のマスメディアのように嘘の真実を、ちらしまくる。金に狂わされた狂人たちのせいで)
(ハンジ)一生天敵に脅えてネズミのようにこそこそ生きてぐらいなら命をなげうってでもその天敵に一矢報いてやろうとはーーーー
(息子)思わねえよ!誰もがあんたらみたいな死生観で生きてるわけじゃないんだよ。ネズミのような人生だって必死に生きてんだろ?何もあんたに貶されるような筋合いはねえよ!
(ハンジ)お父さんや仲間を殺したヤツラがのうのうと生きてても!気にせずいきていけるっていうのか!?商会や家族に!!真実を教えてあげたくないのか!?
(息子)は!?そりゃあんたらの都合だろ!?
(ハンジ)当たり前だ!!お前も自分の都合を通してみろ!
(これは半沢直樹に似てるな。というよりは、本当にあれは起きている。銀行のやり方ではあるが。)
さあついてきてもらうよ。フレーゲル。
い、いやだ。ハナせ!
もうあんたたちは負けたんだ!!
何言ってんの?調査兵団は末だ負けたことがないんだよ!
(諦めない限り、負けではない)
(まず、勝ち負けも洗脳。俺は照井先生に本当のことを言っただけなのに、何も先生は言わなかった。つまりその意見に参戦できなかったのだ。)
十四巻-------------------------
とにかく俺は、こんな暴力組織に入ったつもりはねえ。あん時、俺は
人類を救うためにこの身を捧げたんだ。
お前が引き金をすぐに引けたのは、仲間が殺されそうになっていたからだ
変えたのは私達じゃないよ。
(まだわからないんですか!?王政の連中は民衆を救う気が全くないんですよ!?
今度巨人に襲撃されたらもう何にも残りませんよ!会社も家族も!
一人一人の選択がこの世界を変えたんだ。
十五巻----------------------
お前、胸張って生きろよ。
何が神だ!!都合の良い逃げ道作って、都合よく人を先導して!
もう、これ以上、私を殺してたまるか!
私は人類の敵だけど、エレンの味方。
いい子にもなれないし、神様にもなりたくない。でも、じぶんなんかいらないなんて言って
泣いてる人がいたら・・そんなことないよって伝えに行きたい。
ダメだ。もう逃げ場はない。
じゃあなにもせずにこのままみんなで仲良く潰れるか焼け死ぬのを待つの?
私達が陣るの敵だから?
毎度お前にばかりすまなく思うが、エレン、好きな方を選べ。
うあああああああああああ!
ごめんなさい。最後に一度だけ、許してほしい。自分を信じることを。
十六巻-------------------
ミカサやアルミン・・みんなを救いたいなら
お前はこの力を、支配しなくてはならない
逃げるか戦うか選べと言ったのはリヴァイ兵士長あなたです。
ヒストリア本当に強くなったんだな・・・・
お前のこと弱い奴だと思ってたけど、逆だった。弱いのは俺だ。
どこかで自分は特別だと思ってたんだ。だから他の兵士が俺の為に死ぬことも「仕方がない」って受け入れた。
巨人の力だってそうだ・・・あれほど憎んだ巨人を自分の体だとすんなり受け入れられたのも
その強さは自分のものだと思いたかったから・・・・それこそ弱い奴の発想だ
要はこの地下街で生き延びる術を教えたまでだ。
ここから出て地上に行きたきゃ勝手にいけばいい。ただしその時はお前自身の力でな。
今ならやつのやったこと、分かる気がする。俺が見てきたやつみんなそうだった。
酒だったり、女だったり、神様だったりもする。一族、王様、夢、子ども、力、
みんな何かに酔っぱらってねえとやってらんなかったんだな。
みんな、何かの奴隷だった。あいつでさえも・・・
十七巻----------------------
そんなわけないだろ。この壁の誰よりも賢く勇気ある。
特別な存在。選ばれし者。そんなこと言われたのは初めてだった。
確かに私は人と違った壁の中の自分の居場所を感じたことなどなかった。そう壁の中は私には狭すぎたのだ。
なぜ凡人は何もせずしぬまで 生きていられるかわかるか?
まず想像力に乏しいからだ。その結果死ぬまで自分の命以上の価値を見だすことに失敗する
それ故クソを垂らしただけの人生を恥じることもない。
偉業とは並大抵のに収まるものには決して成し遂げられることではないだろう。
また理解することすら不可能だろう。疎横前久美子わずかな切れ端すら手当たり次第
男に愛想を振りまき酒を注いで回るしか取り柄のない者なんぞには決して。
――そう。凡人は何も成し遂げなかった
特別な人間はいる。ただそれが自分ではなかったというだけのこと。
たったそれだけのことに気付くのに大勢の仲間を殺してしまった。
特別じゃなきゃだめなんですか?絶対に人から認められなければだめですか?
私はそうは思いませんよ。少なくともこの子は・・・・偉大になんてならなくてもいい人より優れていなくたって、だって見てくださいよ。こんなにかわいい。
だからこの子はもう偉いんです。この世界に生まれてきてくれたんだから。
俺は別に元気があろうとなかろうとやることをやるつもりだ。
でも・・・・そうだな。楽になったよ。考えてもしょうがねえことばかり考えていた。
何でオレにはミカサみてぇな力がねえんだって。ねたんじまったよ。
俺はミカサやリヴァイ兵長にはなれねえから。ダメなんだって・・・・
でも兵長だってお前だって一人じゃどうにもならないよな・・・・
だから俺たちは自分にできることを何か見つけて
それを繋ぎ合わせて大きな力に変えることができる。
人が人と違うのはきっとこういう時のためだったんだ。
人類が明日も生きられるかそれを決めるのは人類ではない。すべては巨人にゆだねられる。
なぜなら人類は巨人に勝てないのだから。
「駆逐してやる!!この世から一匹残らず!」
だがある少年の心にいだいた小さな刃が、巨人を月殺しその巨大な頭を大地に踏みつけた。
それを見た人類は何を思っただろう。
ある者は誇りを。あるものは希望を。あるものは怒りを叫びだした。
ではウォールマリアを奪還したなら、人類は何を叫ぶだろう。人類はまだ生きていいのだと信じることができるだろうか。
自らの運命は自らで決定できると信じさせることができるだろうか。
それまで壁の外のことなんて考えたこともなかったんだ。
毎日空か雲を見て過ごしてたっけ。そりゃ8歳か9歳のガキが何にも考えてないのは別におかしなことじゃないだろうけど・・・・そうしているとお前が本を持って走ってきたんだ。
俺とお前は町の子供達と馴染めないはみ出しもん同士だった。
ただそれだけだったんだ俺たちは。
あの時お前の話を聞いて、お前の目を見るまでは。
目?
ああ。
お前は楽しそうに夢を見ているのに俺には・・・何にもなかった。
そこで初めてしったんだ。俺は不自由なんだって。
おれはずっと鳥かごの中で暮らしていたんだって。気付いたんだ。
広い世界のl小さな籠でわけのわかんねえ奴らから自由が奪われている。
それが分った時許せないと思った。
なんでか知らねえけど、おれは 自由を取り返すためなら、そう、力が湧いてくるんだ。
・・・・ありがとうな。もう大丈夫だ。
俺にはできる。いや、俺達ならできる。なぜなら俺たちは折木まれたときから皆特別で
自由だから。
誰でも思いつく常識の範疇に戸惑っていては、到底敵を上回ることはできないのです!
十八巻-----------------------------
僕には分かる。そうやって震えているうちは何もできやしないって。
十九巻------------------------------
誰かが危険を冒してでも行動しなくちゃいけない。誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできる奴が必要なんだってな。そんな勇敢な兵士は誰だ?そう聞かれたときそれは俺だって、思っちまったんだ。でも、まさかそうやって死んでいくことがこんなに何の意味もないことだなんて
思いもしなかったんだ。・・・考えてみりゃそういう人たちの方が圧倒的に多いはずなのに・・・
何で自分だけは違うって思っちまっただろう・・・
いや、どうせ死ぬならどうやって死のうと意味なんかないですよね?
全くその通りだ。まったくもって無意味だ。どんな夢や希望を持っていて幸福な人生が送ることができたとしても岩で体を打ち砕かれても同じだ。
人はいずれ死ぬ。
ならば人生には意味がないのか?そもそも生まれてきたことに意味はなかったのか?
死んだ仲間もそうなのか?あの兵士丁も無意味だったのか?
いや違う!あの兵士に意味を与えるのは我々だ!
あの勇敢な死者を!!哀れな死者を!想うことができるのは!!生者である我々だ!
我々はここで死に次の生者に意味を託す!
それこそ唯一!!この残酷な世界にあらがう術なのだ!兵士よ怒れ!兵士よ叫べ!兵士よ!戦え!!
二十巻-------------------------
勘違いするな。お前じゃエルヴィンの代わりにはなれねえ。
だがお前はお前で人には無い力を持ってることも確かだ。いいか誰も後悔させるな。
俺もこいつらも誰もーーーーお前自身も後悔させるな。それがお前の使命だ。
何で地下室に入っちゃダメなんだよ!?
お父さんの大事な仕事道具があるからだよ。
ねえお父さん、いつになったら地下室見せてくれる?
さあ・・・お前が一番大事なものに気付いた時かな?
・・・何それ?
エレン、どうして外に出たいんだ?外の世界がどうなっているのか
何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!
ちょっとあなた!エレンを説得して!
カルラ・・・人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ。エレ・・・帰ったら
ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう。
その時エルヴィンはこう質問しました。
「壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか?」
俺もフェイもそんなことしてない!!街を歩いただけだ!
我々にできることはこの収容区でただ慎ましく沈黙し、生きることだ。
二十一巻-------------------------
(人間は元々自由なのに)
マーレの言っていることは全て間違っている。
気付いた時には全てが遅かった。私は知っていたはずだ。親が子を自ら思想に染め上げる罪深さを。
あんたはなんでこんなことするんだ?
何でってそりゃ、おもしろいからだろ?人が化物に食われるのが面白いんだよ。
そりゃあそんなもん見たくねえ奴もいるだろうが、人は残酷なのをみたいんだよ。ほら?エルディアの支配からは解放されて何十年も平和だろ?大変結構なことだがそれはそれで何か物足りんのだろうな。生の実感ってやつか?それがどうも希薄になってしまったようだ。
自分が死ぬのは今日かもしれんと日々感じて生きてる人がどれだけいるかしらんが、本来はそれが生き物の正常な思考なのだよ。平和な社会が当たり前にあると思っている連中の方が異常なのさ。
俺は違うがな
(俺達を糧にして生きているやつらが死ぬほどいる)
(やっと記憶が改ざんされていない勇気のあるエレンができた。常識なんて壁とらわれすぎてる。
だから、戦う気になったら真実を教えようとした。)
あの日・・・初めてお前と会った日・・・俺が呼び止めてなければ
お前は妹を助けられたかもしれない・・・・
俺も殺されてた。可能性の方が高かったと思うが・・・・
そう思ってくれるのは助かるが・・・・いずれにしろあんなことがなければお前はここまでマーレに強い憎しみを抱くことは無かっただろう。
それが俺を選んだ理由か。
それもある。敵国、自分、父親、お前の目に映る憎悪はこの世を焼きつくさんとするばかりだった。
(誰かが死んで、初めて不自由さを知った)
この世に真実などない。それが真実だ。
誰だって神でも悪魔にでもなれる。誰かがそれを真実だと言えばな。
あれを見ろよ。妹を犬にくわして喜んでいた奴が生きたまま巨人に食われてしんだ。
俺にとってはこれ以上ない復讐が果たされた。あんたは俺に聞いた「これが面白いか?」って
面白くなかったよ。やつの断末魔は聞くに堪えないおぞましさだった。
あんたがあんたの部下を握りつぶしたのだって同じ感想だ。俺はただ恐ろしかった。
・・・・・俺は何にもわかっていなかった。仲間を失うことも妻と息子を失うことも指を切り落とされる痛みも、これが自由の代償だと分かっていたなら、払わなかった。
悪いがとんだ見込み違いだ。すまない・・・俺はもう何も憎んでいない。
(お前の父親は賢い男だった。娘を殺されてもろくに捜査もしない当局相手にヘコヘコ垂れてたあの父親だ。どうしたらこれ以上家族をうしなわあずに済むか考えたんだ、お前が道を誤らないよう必死だった。しかし息子は何も学ばなかったばかりか自分の妻と息子を地獄に道ずれにした)
何が言いたい?
(立て、戦え!言っただろ。グリシャ・イエーガー。時間がない。俺にはまだお前たちに伝えなかった情報がある。先にそれを言うのは筋だ)
俺に憎しみを思い出させようとしても無駄だ。
俺に残されたのは・・・・罪だけだ。
それで十分だ。お前を選んだ一番の理由はお前がマーレを人一倍憎んでいるからじゃない。
お前があの日壁の外に出たからだ。あの日お前が妹を連れて壁の外に出ていなければ
お前は父親の診療所をつぎ、ダイナとは出会えず、じーくも生まれない。大人になった妹は今頃結婚し、子どもを産んでいたかもしれない。だがお前は壁の外に出た。
俺達は自由を求めその代償は同胞が支払った。そのツケを支払う。
方法は一つしかない。俺はここで初めて同胞を蹴落とした日から
お前は妹を連れて壁の外に出た日からその行いが報われる日まで進み続けるんだ。
死んでも死んだ後もこれはお前が始めた物語だろ。
「九つの巨人」にはこれからお前へと継承される。巨人にもだ。
その巨人はいついかなる時代においても自由を求めて進み続けた。自由の為に戦った名は
進撃の巨人。
この世にはただ存在するだけで石を投げられる人たちがいる。
私はその象徴として石つぶてを全身に受けた
どうもこの世界ってのはただ肉の塊が騒いだり動き回っているだけで特に意味は無いらしい。
そう何の意味もない。だから世界は素晴らしいと思う。再び目を覚ますとそこには自由が広がっていた。私はそこから歩き出し好きに生きた。悔いはない。
『進撃ブームを生み出した気鋭作家』
その日人類は思い出した。やつらに支配されていた恐怖を。
鳥かごの中に囚われていた屈辱を。
エレン。どうして外に出たいんだ?
外の世界がどうなっているのか何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!
(壁=常識)
それに・・・ここで誰も続く人がいなかったら今までに死んだ人たちの命が無駄になる。
もう・・・母さんはいない!!どこにもいない!どいしたこんな目に・・・・
人間が弱いから?弱い奴は泣きわめくしかないのか?
駆逐してやるこのよから・・・一匹残らず!!
外の世界の本だって?それっていけないものなんだろ!?憲兵団に捕まっちまうぞ!?
そんなこと言ってる場合じゃないんだ!!この本によるとこの世界の大半は「海」っていう水で
おおわれているんだって!!
一巻------------------------
戦え!戦うんだよ!勝てなきゃ死ぬ・・・
この・・・ガキ!?
・・・勝てば生きる・・・・
何考えてやがるこのガキ・・・・・!
戦わなければ勝てない・・・・
そんな・・・できない
その時思いだした・・・・この光景は今までに・・・・何度も・・・何度も・・・・
見てきた・・・・そうだこの世界は残酷なんだ
今・・・生きていることが奇跡のように感じた・・・・その瞬間、体の震えが止まった
そのときから私は自分を完璧に支配できた。
戦え!戦え!!何でもできると思った。
商社にしか生きることが許されない残酷な世界
二巻---------------------
ダメだ・・・考えることを放棄してる・・・・考えることが・・・怖いんだ!
エレン・・・ミカサ・・・・
私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!
その信念に従った末に命が果てるのなら本望!!
三巻-----------------
巨人なんてな・・・・実際大したことねえな
俺体tが立体起動装置を使いこなせるようになればあんなの的じゃない!
四巻-----------------
俺はバカ物かもしれませんがミカサは関係ありません無関係です。
それに・・・そうやって自分に都合の良い憶測ばかりで話を進めったって・・・
現実と乖離するだけでろくなことにならない。
ま・・・まずいか・・・?
大体・・・・あなた方は・・・・強靭を見たこともないくせになにがそんなに怖いんですか?
これ以上は黙った方が・・・
イヤ・・・・言ってやる・・・・思ってること全部
一からを持ってる人が戦わなくてどうするんですか?生きるために戦うのが怖いって言うなら
力を貸してくださいよ。
この腰抜けどもめ・・・・
いいから黙って全部俺に投資しろ!!
君たちは死ねと言われたら死ねるのか?
死にたくありません!
そうか・・・皆・・・良い表情だ
では今!ここにいるものを新たな調査兵団として迎え入れる!
これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!
八ッ!
(アルミン)・・・・・皆・・・
(ジャン)あぁ・・・・・・クソが・・・最悪だチクショウ・・・調査兵なんて・・・
(サシャ)・・・う・・・嫌だよぉ・・・こわいぃ・・・村に帰りたい・・・
(コニー)あぁ・・・もういいやどうでもいい
(クリスタ)ぶるぶる
(小型巨人)泣くくらいならよしとけってんだよ
第104期調査兵団は敬礼をしている総勢21名だな。
よく恐怖に耐えてくれた・・・君たちは勇敢な兵士だ。心より尊敬する。
そう・・・今私がとるべき行動は恐怖にひれ伏す事ではない。
この状況も調査兵団を志願した時から覚悟していた。
私は死をも恐れぬ人類の翼。調査兵団の一員。
たとえ命を落とすことになっても最後まで戦い抜く。
武器はないが私は戦える。
この髪に今を記し今できることを全力でやる私は屈しない
私は屈しない------
私は既存の見方と違う視点から巨人を見ていたいんだ。空回りで終わるかもしれないけど・・・ね
でも私はやる。
調査兵団に入ってから驚かされてばかりだ。
ハンジさんだけじゃない変わり者だらけ・・・これじゃまるで変人の巣窟。
変革を求める人間の集団・・・それこそが調査兵団なんだ。
君には何が見える?敵は何だと思う?
五巻----------------------
そして考えろ
お前の大したことのない頭でな
死にたくなきゃ必死に頭回せ。
エレン!前を向いて走りなさい
戦いから目を背けろと!?仲間を見殺しにして逃げろって事ですか!?
ええ!そうよ兵長の指示に従いなさい!
見殺しにする理由がわかりません!それを説明しない理由も分からない!なぜです!?
兵長が説明すべきではないと判断したからだ!それが分らないのはお前がまだひよっこだからだ!
わかったら黙って従え!
まだ戦ってる!たった・・・一人で・・・イヤ・・・・
1人でだって戦えるじゃないか。なんで俺は人の力にばっかり頼ってんだ。
自分で戦えばいいだろ
エレン!?何をしてるの!!それが許されるのは命が危うくなった時だけ!私達と約束したでしょ
(リヴァイ)エレン、お前は間違ってないやりたきゃやれ。
お前と俺達との判断の相違は経験則に基づくものだ。
だかな・・・そんなもんはアテにしなくていい選べ・・・
自分を信じるか
俺やコイツら調査兵団組織を信じるかだ。
俺にはわからない。ずっとそうだ・・・自分の力を信じても・・・信頼に足る仲間を選択を信じても・・・・・結果は誰にも分からなかった・・・・
だから・・・まあせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ
今回巨人香織できなかった理由はそこにあるのかも・・・
「巨人を殺す」「砲弾を防ぐ」「岩を持ち上げる」「本を読み、そこから何を学ぶか」
いずれの状況も巨人香織擦る前に明確な目的があった
おそらく自傷行為だけが引き金になっているわけではなくて
何かしらの目的がないとダメなのかもね・・・・
死にそうだけど仲間を見殺しにしても・・・みんな前に進むことを選んだ。
リヴァイ兵長は前を見続けている。先輩たちも・・・兵長を信じてすべてを託している。
六巻------------------------------------
結果を知った後で選択をするのは誰でもできる後で「こうすべきだった」って言うことは簡単だ
でも・・・!選択する前に結果を知ることはできないだろう?
大して長くも生きてないけど確信していることがあるんだ・・・何かを変えることのできる人間がいるとすればその人はきっと・・・大事なものを捨てることができる人だ。
化物をもしのぐ必要に迫られたのなら人芸性をも捨て去ることができる人のことだ。
何も捨てることができない人は何も変えることはできないだろう
エレンのおかげだね。
え・・・?おれは特に何も・・・・
私達を信じてくれたでしょ?
あの時 私たちを選んでくれたから今の結果がある正しい選択をすることって結構難しいことだよ
今回敵と対峙して感じたことだ。
最善策にとどまって いるようでは到底 敵を上回ることはできない。
すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない。
必要なら大きなリスクも背負う。そうして戦わなければ人類は勝てない。
七巻-------------------
(憲兵団は警察OR公務員)
クズどもめ・・・自分のことしか考えることしかできないクズが・・・
マルロ・・・お前自分は違うとでも言いたいのか?憲兵にした時点でお前も同類だろうが。
同類じゃない。おれはお前らとは違うしクズじゃない。
俺は憲兵団を正しくするためにここに来た。
とにかくな死ねとは言わん。だが恥を知ってもらう。
理性がないってことは所構わず排便する動物と一緒。
ただ普通の人間に戻す。それだけだ。人本来の正しい姿に。
あんたは正しい人だと思う。正しいことを言うから私はそういう人がいること知ってる。
大きな流れに逆らうって・・・とても勇気がいることだから尊敬するよ。
ただ単にばかなだけかもしれないけど、まあ明らかなのはそういう人は珍しいってことだよ。
つまり一般的にとは言わない。普通とも言わない。あんたのような人は特殊な人と呼ばれる。
それに対して私たちは何と呼ばれるべきかな。
渚人よりも自分の利益を優先させ周りがズルをすれば一緒に流される。
こんな人たちをあんたはクズ・・・とか悪とかよんだ。私の見てきた限りでは訓練兵では
憲兵団を目指すクズと悪人が大半をしめていた。
回りくどいなあ・・つまり自分たちはそんなに悪くないって言いたいんだろう?
いいや・・・実際クズだと思うし悪い奴には違いないよ。
たまこ折って謂正しい人間とは言えないだろうけど・・・それも
普通の人間なんじゃないの?
あんんたの言う様に本来人間が皆良い人であればこの組織はこんなに腐ってないでしょ?
この組織の仕組みが人間の本質が良く表れているような構造になっているだけで
だから、私は、ただそうやって流されるような弱い奴でも人間だと思われたいだけ。それだけ。
(つまり、俺が正しくて正義で、みんなが間違っている。こういう意見ももっておくこと大事)
あんたさ、私がそんないい人に見えるの?
良いとか、それは、その言い方は僕はあまり好きじゃないんだ。
だってそれってじぶんにとって都合のいい人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから。
全ての人にとって都合の良い人なんてなんていないと思う。
誰かの役に立っても、他の誰にとっては悪い人になっているかもしれないし・・・
だから、この話に乗ってくれなかったら、秋人には僕にとって悪い人になるね。
わかっているんでしょ?女型の巨人がアニだってこと・・・じゃあ戦わなくちゃダメだしょ?
それじゃあお前らどっちか死んじまうだろうが!
そこにいたって3人とも死ぬよ。ミカサ位置について。
な、なんでお前らは・・・戦えるんだよ
仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから。
壁に口出しする権限をお前らに与えたのは王政だったな。
つまり、この秘密をしっているのがお前だけなんてことはありえない。何人いるか知らないが
お前らは我々調査兵団が何のために血を流しているかを知ってたか?
巨人に奪われた自由を取り戻すためだ・・・
その為なら命だって惜しくなかった。
それがたとえわずかな前進だったとしても・・・
人類がいつかこの恐怖から解放される日が来るのならと命を捧げ続けてきた。
そう、やつらは必ずいるのです。一人残らず追い詰めましょう。壁の中に潜む敵を・・・全て・・・
八巻----------------------------
人は戦うことをやめた時初めて敗北する戦い続ける限りはまだ負けてない。
ああ、情けない所は見せられない。さあ・・・戦うぞ。
そりゃあなあ、我々は世界に生かしてもらっとるからなあ。
人間っちゅうのは群れで生きる動物なんて・・・・
違う生き方をしている人間でん限られた環境の中じゃ同じ群れに入って人と関わっていかんけりゃ
いや!嫌やって!私たちはご先祖様に生き方を襲えてもらって生きてきたんやから!!
よそ者に受けた恩なんかないよ!私達にゃ私たちの生き方があるんやから
誰にもそれを邪魔できる理由はない!
サシャ、お前はずっと人の目を気にして作った自分で生きてくつもりかよ。
そんなのはくだらないね!いいじゃねえか!お前はお前で!!お前の言葉で話せよ!
ねえ、聞いて大丈夫だからこの道を箸って。弱くてもいいから・・・
あなたを助けてくれる人は必ずいる
すぐにはあえないかもしれないけど、それでも会えるまで走って!走らんかい!
人類の全滅を防ぐ以上に重要なことなんてないでしょう
九巻------------------------------
偶然にも第二の人生を得ることができてな、私は生まれ変わった。
だがその際に元の名前をいつわったりはしてない!ユミルとして生まれたことを否定したら
負けなんだよ!私はこの名前のままで生かした人生を送ってやる。それが私の人生の復讐なんだよ。
生まれ持った運命なんてねえんだと立証してやる!!それに比べてお前は何だ!?
じさつして完全に屈服したままで、お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか!?
なんでその殺意が自分に向くんだよ!?その気合がありゃ自分の運命だって変えられるんじゃねえのか!?
十巻--------------------------
そうだな。オレがまだ・・甘かったんだオレは頑張るしかねえ。
頑張って、お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力するよ・・・
十一巻-----------------------
ただ、情けなくて「お前の為」・・・みたいなこと言ったけど、本当は全部私の為だ。
・・・頼むよ、ヒストリア・・・私を・・・!私を助けてくれ!
言ったでしょユミル・・・何があっても私はあなたの味方だって!
十二巻-----------------------
お前を取り戻すために死んだ人たちを生かすか殺すかは
お前次第なんじゃねえのか?
いいか?この壁の中は常にドブの臭いがする空気で満たされている
それも100年以上ずとだ。この壁の中はずっとクソなんだよ
それが現状だ。俺がそれに気付いたのは数年前からだ
なんせ生まれた時からずっとこの臭え空気を吸ってたからな。これが普通だと思っていた。
だが壁の外で擦った空気は違った。地獄の湯本長治渚世界だがそこにはこの壁の中には無い
自由があった。俺はそこで初めて自分が何を知らないかを知ることができたんだ。
派手に狼煙を上げた代償を払うのはこれからだろうけど
実験の結果を生かせるかどうかもこれからだ
(俺は俺に与えられた仕事をこなすまでだ。)
マリーは元気か?今度三人目が生まれるらしいな。
(・・・・お前は質問を絞ったらどうだ?)
おもえばお前とは一緒に調査兵団をこころざした仲だった・・・
おもえば お前とは一緒に調査兵団を志した仲だった
しかしお前は行きつけの酒場の女に恋をし一人の女性を守る道を選んだ・・・
(ああ、そうだ。俺はお前を裏切り今日までぬけぬけと生き延びた。だが後悔はしてない。
家族を作ったことが俺の誇りだ)
お前を尊敬してるよ。先に逝った同期も同じだ。俺達にはできない生き方をお前はやったんだ
だが、組織に従い地位を守ることが必ずしも家族を守ることに繋がるわけではない。
今この小さな世界が変わる乙している。希望か絶望か選ぶのは誰だ?誰が選ぶ?
お前は誰を信じる?
自分が何者なのか・・・何をしたいのか分からなくなった
エレンにはわかんないでしょこんなのがいるなんて
「ああ、まったくわからん。だってよこんな世界に生きてんだぜ。何もしなきゃみんな食われておしまいなんだすべてなくなるんだぞ?悩んでいる余裕がねえんだよ。
本当の私はこんなに空っぽで、クリスタ・レンズみたいないい子はどこにもいなくて。
「いいや、そんなことねえよ。他はどうか知らねえけど、オレは以前のお前が結構苦手だった」
え・・・・・
「いつも無理して顔を作ってる感じがして・・・・不自然で正直気持ち悪かったよ。けど今のお前は何かいいよな」
え・・・・・
「別にお前は普通だよ。ただバカ正直な普通のやつだ」
1ついいことを教えてやるよ旦那。は頭が悪い
どうだい旦那?役にたっただろ?
ああ、やつらの頭は足りないらしい。それは分かるが、そんな馬鹿どもにおとなしく殺されていいのか、会長?
このまま王の暴走を許してはなりません。このままわけのわからぬまま
人類滅亡の日を迎えるわけにはいかないのです。もはやこの手段こそが人類が生き残るための唯一の方法。
我々の力で王政を打倒し、笑我がこの壁に残された人類すべての実験を握るのです。
十四巻--------------------
子どもの頃からずっと考えていました。なぜ父は真実に近づいただけで死ななければならなかったか。王政の役人にも彼らなりの正義があるはずだと。しかし彼らについて分かったことは一つ
彼らが守りたいものは人類ではなく彼らの庭付きの家と地位だけ。
むしろ自分たちの権利が脅かされるのならばその相手が巨人ではなく人間であっても区別なく排除する。
やはり父の死に正当性は微塵もなかった。
父は人の持つ欲と、愚かな息子によって殺されたのです。王政からすれば・・・死んでも構わない人間の数が多すぎる。
爪だって、皮だって、何枚も剥がしてきたさ。この壁の平和を守るためだからな。
このせめえ壁の中でなぜ・・・今まで戦争が起きなかったか分かるか?
お前らが・・当たり前のように享受しているこの平和は誰かが気付きあげていたのか知ってたか?
俺達第一憲兵がこの来たねえ手で守ってきたんだよ。火だねがどこかで うまれるたびに一つずつ消していった。
下手に利口な教師から。王を脅かすような銃を作っていやがった時事どもも。
空を飛ぼうとしたバカな夫婦も。田舎の牧場にいた売女(ばいた)も!
(こんなのおかしいでしょ。洗脳だ。みんながみんな自分の好きな事で稼いで、金持ちが出てきて
誰も働かなくなったら、金持ちや国を動かそうと頑張っているやつらも、なにもできなくなる。上のやつらを越えさせるためにやってるに等しい。マリーアントワネットの良いこまだ。あいつらは俺たちが死のうが死ままいがどうでもいいのだ。まるで奴隷。屈辱。メディアも報道も教育も常識も洗脳だ。ただロボットを作るために、それをばれてしまってはじぶんたちの名誉も地位も何もかもなくなってしまうから、だめなのだ。そんなのむだにしか過ぎない)
やれよ!もっと!お前の大好きな拷問を続けろ!!暴力が好きなんだろ!
俺もそうだ抵抗できない奴を見ると興奮する!!もっと俺で楽しんでくれ!
お前らは正義の味方だから遠慮する必要はないんだぜ!?
お前の言った通りだハンジ!!仕方ないんだ!!正義のためだ!!
そう思えりゃすべてが楽だ!!自分がすごい人間になれたと思えて気分が高揚するだろ?
(これはしっかり洗脳されている人側の気持ちも考えている)
お前ら化物だ!巨人なんか可愛いもんだ!!でも、俺は怖くねえだよ!俺は・・俺には・・・
王がいる・・・・。何年も・・・仲間と一緒に王を守ってきたんだ・・・
俺はこの壁の安泰と・・・王を・・・信じてる・・・・
俺達のやってきたことは・・・間違っていないと・・・・
信じたい。けど、こんなに痛かったんだな。俺をなぶり殺しにしてくれ。それが・・・・俺の
血に染まった・・・人生の全てだ。
(リヴァイ)休憩しよう。
(ハンジ)困ったね。何かかわいそうになっちゃたね。
なぜ、われわれが争う必要があるのか?
巨人により同じ脅威にさらされる者同士がなぜ一丸となって
助け合えないのか・・・・・
しかし答えが明らかになるまで
それまでは・・・・たとえ、これが間違いだったとしても・・・
我々が勝ち取るべき目標とは、現体制の返還に他なりません。
民衆の前でかりそめの王から真の女王に王冠を譲っていただきます。
これまでの体制は嘘であると、民衆の前で認めさせ、そこに新たな光を見せなければなりません。
巨人に蹂躙されたこの街を見て何を感じたのか
または5年前すべてを失い苦境に立たされた自分と重ねあわせたのかもしれない。
5年前はこの街にのけ者にされ、家族や仲間を守るため手段を選べなかった男が
今度はその街を救おうとした。だが、何者かの手によってその思いはついえた。
この無念、私が必ず。
調査兵団が民間人を殺した!一部の団員は出頭命令に背きいまだ逃亡中
それらしき人物を見かけたら至急憲兵に情報提供を願う!
(こうやって今のマスメディアのように嘘の真実を、ちらしまくる。金に狂わされた狂人たちのせいで)
(ハンジ)一生天敵に脅えてネズミのようにこそこそ生きてぐらいなら命をなげうってでもその天敵に一矢報いてやろうとはーーーー
(息子)思わねえよ!誰もがあんたらみたいな死生観で生きてるわけじゃないんだよ。ネズミのような人生だって必死に生きてんだろ?何もあんたに貶されるような筋合いはねえよ!
(ハンジ)お父さんや仲間を殺したヤツラがのうのうと生きてても!気にせずいきていけるっていうのか!?商会や家族に!!真実を教えてあげたくないのか!?
(息子)は!?そりゃあんたらの都合だろ!?
(ハンジ)当たり前だ!!お前も自分の都合を通してみろ!
(これは半沢直樹に似てるな。というよりは、本当にあれは起きている。銀行のやり方ではあるが。)
さあついてきてもらうよ。フレーゲル。
い、いやだ。ハナせ!
もうあんたたちは負けたんだ!!
何言ってんの?調査兵団は末だ負けたことがないんだよ!
(諦めない限り、負けではない)
(まず、勝ち負けも洗脳。俺は照井先生に本当のことを言っただけなのに、何も先生は言わなかった。つまりその意見に参戦できなかったのだ。)
十四巻-------------------------
とにかく俺は、こんな暴力組織に入ったつもりはねえ。あん時、俺は
人類を救うためにこの身を捧げたんだ。
お前が引き金をすぐに引けたのは、仲間が殺されそうになっていたからだ
変えたのは私達じゃないよ。
(まだわからないんですか!?王政の連中は民衆を救う気が全くないんですよ!?
今度巨人に襲撃されたらもう何にも残りませんよ!会社も家族も!
一人一人の選択がこの世界を変えたんだ。
十五巻----------------------
お前、胸張って生きろよ。
何が神だ!!都合の良い逃げ道作って、都合よく人を先導して!
もう、これ以上、私を殺してたまるか!
私は人類の敵だけど、エレンの味方。
いい子にもなれないし、神様にもなりたくない。でも、じぶんなんかいらないなんて言って
泣いてる人がいたら・・そんなことないよって伝えに行きたい。
ダメだ。もう逃げ場はない。
じゃあなにもせずにこのままみんなで仲良く潰れるか焼け死ぬのを待つの?
私達が陣るの敵だから?
毎度お前にばかりすまなく思うが、エレン、好きな方を選べ。
うあああああああああああ!
ごめんなさい。最後に一度だけ、許してほしい。自分を信じることを。
十六巻-------------------
ミカサやアルミン・・みんなを救いたいなら
お前はこの力を、支配しなくてはならない
逃げるか戦うか選べと言ったのはリヴァイ兵士長あなたです。
ヒストリア本当に強くなったんだな・・・・
お前のこと弱い奴だと思ってたけど、逆だった。弱いのは俺だ。
どこかで自分は特別だと思ってたんだ。だから他の兵士が俺の為に死ぬことも「仕方がない」って受け入れた。
巨人の力だってそうだ・・・あれほど憎んだ巨人を自分の体だとすんなり受け入れられたのも
その強さは自分のものだと思いたかったから・・・・それこそ弱い奴の発想だ
要はこの地下街で生き延びる術を教えたまでだ。
ここから出て地上に行きたきゃ勝手にいけばいい。ただしその時はお前自身の力でな。
今ならやつのやったこと、分かる気がする。俺が見てきたやつみんなそうだった。
酒だったり、女だったり、神様だったりもする。一族、王様、夢、子ども、力、
みんな何かに酔っぱらってねえとやってらんなかったんだな。
みんな、何かの奴隷だった。あいつでさえも・・・
十七巻----------------------
そんなわけないだろ。この壁の誰よりも賢く勇気ある。
特別な存在。選ばれし者。そんなこと言われたのは初めてだった。
確かに私は人と違った壁の中の自分の居場所を感じたことなどなかった。そう壁の中は私には狭すぎたのだ。
なぜ凡人は何もせずしぬまで 生きていられるかわかるか?
まず想像力に乏しいからだ。その結果死ぬまで自分の命以上の価値を見だすことに失敗する
それ故クソを垂らしただけの人生を恥じることもない。
偉業とは並大抵のに収まるものには決して成し遂げられることではないだろう。
また理解することすら不可能だろう。疎横前久美子わずかな切れ端すら手当たり次第
男に愛想を振りまき酒を注いで回るしか取り柄のない者なんぞには決して。
――そう。凡人は何も成し遂げなかった
特別な人間はいる。ただそれが自分ではなかったというだけのこと。
たったそれだけのことに気付くのに大勢の仲間を殺してしまった。
特別じゃなきゃだめなんですか?絶対に人から認められなければだめですか?
私はそうは思いませんよ。少なくともこの子は・・・・偉大になんてならなくてもいい人より優れていなくたって、だって見てくださいよ。こんなにかわいい。
だからこの子はもう偉いんです。この世界に生まれてきてくれたんだから。
俺は別に元気があろうとなかろうとやることをやるつもりだ。
でも・・・・そうだな。楽になったよ。考えてもしょうがねえことばかり考えていた。
何でオレにはミカサみてぇな力がねえんだって。ねたんじまったよ。
俺はミカサやリヴァイ兵長にはなれねえから。ダメなんだって・・・・
でも兵長だってお前だって一人じゃどうにもならないよな・・・・
だから俺たちは自分にできることを何か見つけて
それを繋ぎ合わせて大きな力に変えることができる。
人が人と違うのはきっとこういう時のためだったんだ。
人類が明日も生きられるかそれを決めるのは人類ではない。すべては巨人にゆだねられる。
なぜなら人類は巨人に勝てないのだから。
「駆逐してやる!!この世から一匹残らず!」
だがある少年の心にいだいた小さな刃が、巨人を月殺しその巨大な頭を大地に踏みつけた。
それを見た人類は何を思っただろう。
ある者は誇りを。あるものは希望を。あるものは怒りを叫びだした。
ではウォールマリアを奪還したなら、人類は何を叫ぶだろう。人類はまだ生きていいのだと信じることができるだろうか。
自らの運命は自らで決定できると信じさせることができるだろうか。
それまで壁の外のことなんて考えたこともなかったんだ。
毎日空か雲を見て過ごしてたっけ。そりゃ8歳か9歳のガキが何にも考えてないのは別におかしなことじゃないだろうけど・・・・そうしているとお前が本を持って走ってきたんだ。
俺とお前は町の子供達と馴染めないはみ出しもん同士だった。
ただそれだけだったんだ俺たちは。
あの時お前の話を聞いて、お前の目を見るまでは。
目?
ああ。
お前は楽しそうに夢を見ているのに俺には・・・何にもなかった。
そこで初めてしったんだ。俺は不自由なんだって。
おれはずっと鳥かごの中で暮らしていたんだって。気付いたんだ。
広い世界のl小さな籠でわけのわかんねえ奴らから自由が奪われている。
それが分った時許せないと思った。
なんでか知らねえけど、おれは 自由を取り返すためなら、そう、力が湧いてくるんだ。
・・・・ありがとうな。もう大丈夫だ。
俺にはできる。いや、俺達ならできる。なぜなら俺たちは折木まれたときから皆特別で
自由だから。
誰でも思いつく常識の範疇に戸惑っていては、到底敵を上回ることはできないのです!
十八巻-----------------------------
僕には分かる。そうやって震えているうちは何もできやしないって。
十九巻------------------------------
誰かが危険を冒してでも行動しなくちゃいけない。誰かを犠牲者にさせないために自分を犠牲にできる奴が必要なんだってな。そんな勇敢な兵士は誰だ?そう聞かれたときそれは俺だって、思っちまったんだ。でも、まさかそうやって死んでいくことがこんなに何の意味もないことだなんて
思いもしなかったんだ。・・・考えてみりゃそういう人たちの方が圧倒的に多いはずなのに・・・
何で自分だけは違うって思っちまっただろう・・・
いや、どうせ死ぬならどうやって死のうと意味なんかないですよね?
全くその通りだ。まったくもって無意味だ。どんな夢や希望を持っていて幸福な人生が送ることができたとしても岩で体を打ち砕かれても同じだ。
人はいずれ死ぬ。
ならば人生には意味がないのか?そもそも生まれてきたことに意味はなかったのか?
死んだ仲間もそうなのか?あの兵士丁も無意味だったのか?
いや違う!あの兵士に意味を与えるのは我々だ!
あの勇敢な死者を!!哀れな死者を!想うことができるのは!!生者である我々だ!
我々はここで死に次の生者に意味を託す!
それこそ唯一!!この残酷な世界にあらがう術なのだ!兵士よ怒れ!兵士よ叫べ!兵士よ!戦え!!
二十巻-------------------------
勘違いするな。お前じゃエルヴィンの代わりにはなれねえ。
だがお前はお前で人には無い力を持ってることも確かだ。いいか誰も後悔させるな。
俺もこいつらも誰もーーーーお前自身も後悔させるな。それがお前の使命だ。
何で地下室に入っちゃダメなんだよ!?
お父さんの大事な仕事道具があるからだよ。
ねえお父さん、いつになったら地下室見せてくれる?
さあ・・・お前が一番大事なものに気付いた時かな?
・・・何それ?
エレン、どうして外に出たいんだ?外の世界がどうなっているのか
何も知らずに一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!
ちょっとあなた!エレンを説得して!
カルラ・・・人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ。エレ・・・帰ったら
ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう。
その時エルヴィンはこう質問しました。
「壁の外に人類がいないってどうやって調べたんですか?」
俺もフェイもそんなことしてない!!街を歩いただけだ!
我々にできることはこの収容区でただ慎ましく沈黙し、生きることだ。
二十一巻-------------------------
(人間は元々自由なのに)
マーレの言っていることは全て間違っている。
気付いた時には全てが遅かった。私は知っていたはずだ。親が子を自ら思想に染め上げる罪深さを。
あんたはなんでこんなことするんだ?
何でってそりゃ、おもしろいからだろ?人が化物に食われるのが面白いんだよ。
そりゃあそんなもん見たくねえ奴もいるだろうが、人は残酷なのをみたいんだよ。ほら?エルディアの支配からは解放されて何十年も平和だろ?大変結構なことだがそれはそれで何か物足りんのだろうな。生の実感ってやつか?それがどうも希薄になってしまったようだ。
自分が死ぬのは今日かもしれんと日々感じて生きてる人がどれだけいるかしらんが、本来はそれが生き物の正常な思考なのだよ。平和な社会が当たり前にあると思っている連中の方が異常なのさ。
俺は違うがな
(俺達を糧にして生きているやつらが死ぬほどいる)
(やっと記憶が改ざんされていない勇気のあるエレンができた。常識なんて壁とらわれすぎてる。
だから、戦う気になったら真実を教えようとした。)
あの日・・・初めてお前と会った日・・・俺が呼び止めてなければ
お前は妹を助けられたかもしれない・・・・
俺も殺されてた。可能性の方が高かったと思うが・・・・
そう思ってくれるのは助かるが・・・・いずれにしろあんなことがなければお前はここまでマーレに強い憎しみを抱くことは無かっただろう。
それが俺を選んだ理由か。
それもある。敵国、自分、父親、お前の目に映る憎悪はこの世を焼きつくさんとするばかりだった。
(誰かが死んで、初めて不自由さを知った)
この世に真実などない。それが真実だ。
誰だって神でも悪魔にでもなれる。誰かがそれを真実だと言えばな。
あれを見ろよ。妹を犬にくわして喜んでいた奴が生きたまま巨人に食われてしんだ。
俺にとってはこれ以上ない復讐が果たされた。あんたは俺に聞いた「これが面白いか?」って
面白くなかったよ。やつの断末魔は聞くに堪えないおぞましさだった。
あんたがあんたの部下を握りつぶしたのだって同じ感想だ。俺はただ恐ろしかった。
・・・・・俺は何にもわかっていなかった。仲間を失うことも妻と息子を失うことも指を切り落とされる痛みも、これが自由の代償だと分かっていたなら、払わなかった。
悪いがとんだ見込み違いだ。すまない・・・俺はもう何も憎んでいない。
(お前の父親は賢い男だった。娘を殺されてもろくに捜査もしない当局相手にヘコヘコ垂れてたあの父親だ。どうしたらこれ以上家族をうしなわあずに済むか考えたんだ、お前が道を誤らないよう必死だった。しかし息子は何も学ばなかったばかりか自分の妻と息子を地獄に道ずれにした)
何が言いたい?
(立て、戦え!言っただろ。グリシャ・イエーガー。時間がない。俺にはまだお前たちに伝えなかった情報がある。先にそれを言うのは筋だ)
俺に憎しみを思い出させようとしても無駄だ。
俺に残されたのは・・・・罪だけだ。
それで十分だ。お前を選んだ一番の理由はお前がマーレを人一倍憎んでいるからじゃない。
お前があの日壁の外に出たからだ。あの日お前が妹を連れて壁の外に出ていなければ
お前は父親の診療所をつぎ、ダイナとは出会えず、じーくも生まれない。大人になった妹は今頃結婚し、子どもを産んでいたかもしれない。だがお前は壁の外に出た。
俺達は自由を求めその代償は同胞が支払った。そのツケを支払う。
方法は一つしかない。俺はここで初めて同胞を蹴落とした日から
お前は妹を連れて壁の外に出た日からその行いが報われる日まで進み続けるんだ。
死んでも死んだ後もこれはお前が始めた物語だろ。
「九つの巨人」にはこれからお前へと継承される。巨人にもだ。
その巨人はいついかなる時代においても自由を求めて進み続けた。自由の為に戦った名は
進撃の巨人。
この世にはただ存在するだけで石を投げられる人たちがいる。
私はその象徴として石つぶてを全身に受けた
どうもこの世界ってのはただ肉の塊が騒いだり動き回っているだけで特に意味は無いらしい。
そう何の意味もない。だから世界は素晴らしいと思う。再び目を覚ますとそこには自由が広がっていた。私はそこから歩き出し好きに生きた。悔いはない。
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