2018年12月10日
植松努(技術者・実業家)
『個人でロケットを飛ばし続ける日本人』
TEDトーク
「ふふ、はい、みなさん、改めましてこんにちは。緊張がほぐれました」
あははは。
「今からみなさんに時間を借りて聞いてもらいます、それは、それは「思うは招く」っちゅうはなしです。」
《思うは招く だったらこうしてみたら? で 夢は叶う》
僕の母さんが中学生の時教えてくれた言葉です。思ったらそうなるよって意味です。
思い続けるって大事です。
で、僕は今日のはなしでみなさんの中から仲間が見つかったらいいなと思ったりしてますので、是非ね仲間になってほしいです。
で、僕は今から47年前に生まれました。植松努って言います。
で、僕は今、北海道の真ん中へんにある赤平って町で、生まれて初めて会社を経営しています。
で、僕たちはそこで本当はリサイクルに使われるマグネットっていう機会を作っています。でもその傍らで、ロケットを作ります。
僕たちは宇宙開発ができて、まるごとロケット作れて打ち上げできるようになって、そして人工衛星もまるごと飛ばせるようになって、そして世界には3つしかない日本には僕の会社しかない宇宙と同じ無重力状態を作る実験装置も、持っています。どれも売っていないから買うことはできません。でも自分達で頑張って作りました。でも僕にとって宇宙開発は僕の夢じゃないんです。僕にとって宇宙開発は、僕の手段に過ぎません。
で、僕は今から47年前に生まれました。小さかった僕に婆ちゃんが大事なこと教えてくれました。僕のばあちゃんは北海道の北にある樺太という島で昔から自動車の会社をやっていて頑張って働いてお金を貯めて豊に暮らしたそうです。でも樺太は1945年、突然ソビエト軍が攻めてきてたくさんの人が殺されてばあちゃんは、自分が貯金したお金が全部紙くずになったことを知ったそうです。だからばあちゃんは小さい僕に教えてくれました。
《お金は値打ちが変わってしまう だから お金があったら 本を買いなさい》
お金は値打ちが変わってしまうもんだよ。だからくだらない。お金があったら貯金なんかしないで本を買いなさい、頭にいれなさい。それ誰にもとられないし、新しいこと生み出すんだよって教えてくれました。だから僕は本屋が大好きな子供になりました。
また僕には大好きなおじいちゃんがいました。大きくて優しいじいちゃんです。で、僕とじいちゃんの一番の思い出は、アポロの月着陸です。一緒にテレビ見ました。僕が覚えているのはじいちゃんが見たこともないことを喜んでいる姿です。「ほらみれーほらみれー人が月行ったぞ。って。お前も月行けるぞ。」って喜んでるんです。
僕はそんな喜んでいるじいちゃん見たことなかったです。だから僕はその笑顔がもっかい見たかったです。だから僕は本屋にいったら飛行機、ロケットの本を手に取ったんです。そしたらじいちゃんはでっかい手で僕の頭を撫でてくれるんてす。ほめてくれるんです。ぼくはきっとじいちゃんの笑顔が見たくって、きっとひょうじき、ロケットが好きになっちゃったんだろうって思います。で、僕はそのあともいろんな素晴らしい本に出会いました。そして中学生になった頃には、僕の夢というものは飛行機やロケットの仕事をすることになっていました。
自分なりに一生懸命に勉強していました。でも中学校の先生が僕に教えてくれました。
《夢みたいなこと言ってないで テスト勉強しなさい!》そんな夢みたいなこと言ってないで、テスト勉強しなさい!と言われました。確かに僕はその飛行機、ロケットの勉強はしたけど学校の勉強はほったらかしだったんです。何にもしていませんでした。そして先生はさらに教えてくれます。
《そもそも宇宙なんて よほど頭がよくないと……… すごくお金がかかる……… 別世界の話だ》
そもそも宇宙なんてものは、よほど頭がよくないと無理だ。すごくお金がかかるんだぞ。それは別世界の話だ。お前なんかに出来るわけがないと教えてくれました。で、僕はとっとも悲しくなりました。そして考えたんです。
《夢ってなんだろう?》
夢ってなんだろう?って。
《できそうな夢しか見ちゃだめなの?》
できそうな夢しか見ちゃだめなんでしょうか?でも、できるかできないかは一体誰が決めるんだろう?と思いました。やってみなきゃわかんないはずなのに、やったことがない人が決めるのは変じゃないのかなと思いました。
そして僕は
《いま出来ないことを追いかけるのが夢じゃないの?》
今できないことを追いかけことを夢って言うんじゃないのかな?って思ったんです。ところがそうじゃないみたいです。何故ならば僕はいろんな大人に脅されたんです。
《ちゃんと勉強しないと いい学校にいけなくて いい会社に入れなくて 大変だよ》
ちゃんと勉強しなければ、いい学校にいけなくていい会社に入れなくて大変だよ!って。
僕あんまり成績よくないです。だから心配になって質問しました。
いい会社ってなんだろう?って。
そしたら大人が教えてくれました。
「安定していて楽をしてお金をもらえるのが良い会社」だと言われました。
僕は納得できませんでした。
何故ならば勉強すればするほど能力が身に付くはずです。ところがせっかく身につけたその能力をなるべく使わず
楽をするために勉強するんだ。って言われたんです。そんなら勉強しなくて良いんじゃないの?って思ってしまったんです。でもお金があると良いことがいっぱいあるかもしれません。
例えばこの……ふっ。すっごい車。ぼくんじゃないです。ぼくんじゃないですこれは。えへへ、あははは。
この車が手には入るのは、金持ちだからでしょうか?全然違いますね、この車が手に入るのは、お金で買うことができるのは、どっかで誰かが頑張って作っているからなんです。もっと良いものを作ろうと思って一生懸命、研究して努力している人たちがいるから、売ってもらえているから買うことができているだけの話なんです。
実はお金って大したことないんです。だってお金が必要な夢とか、お金かないと無理だ〜って夢。それは実は誰が決めるんだろうしてくれるサービスに過ぎないんです。《お金が必要な夢 お金がないと無理な夢 =誰かがしてくれるサービス》
これを待っているだけに話なんです。
そして、自分が出来なければ出来ないほどてもらうしかありません。
ということは生きていくためにドンドンお金がかかってしまうということなんです。
《自分ができるとしてあげられる=仕事になる》
ところが自分が出来ると、出来ることがあればあるほどしてあげるから仕事になるかもしれないちゅうことなんです。
ということは、人間が生きていくうえで、大事なことは、出来なかったことが出来るようになることなのかもしれません。それがもしかしたら人間にとって素晴らしいことかも知れません。だとしたら僕が考えた《今できないことを追いかけるのが夢なんじゃないの?》って言うのは正しいことなのかもしれないんです。
ところが、僕は一生懸命自分の大好きなことを追いかけたんです。でもそれは周りの人に理解されなくなりました。友達からも先生からも、そして親からも、「そんなことしていて大丈夫なのか?」と言われるんです。
《いみなくね? なにそれ自慢?》
「いみなくね?なにそれ自慢?」って言われて。僕はどんどんひとりぼっちになっていくんです。自分の好きなことを人にしゃべることができなくなってしまうんです。でも、そんな僕を助けてくれた人たちがいました。その人たちは本の中の人たちです。僕を助けてくれたのはライト兄弟だったり、エジソンだったり、彼らも誰にも信じてもらえない人たちでした。応援もしてもらえなかったんです。でも彼らは一生懸命頑張ったんです。その人たちが僕を助けてくれました。だから僕は頑張ったんです。自分のすきなことをもっと好きになったんです。
もっと伸ばしていったんです。僕は紙切りが得意でした。でもそれがどんどん発展していって、どんどんものが作れるようになって、そして僕は自分の会社を作ってリサイクルのマグネットを作ることができるようになったんです。で、僕は会社を経営することになってしまいました。で、僕は生まれて初めて会社経営をしたのですがびっくりするぐらいいきなり大成功です。
《生まれて初めての会社経営=いきなり大成功》
もうね、年商がね10倍ぐらいになっちゃったんですよ。それでいい気になって大失敗です。
《生まれて初めての会社経営 =いい気になって大失敗》
2億円借金作りました。自分のせいだと思いました。全部じぶんでなんときゃしなきゃと思って、ひとりで抱え込みました。自分を責めました。そして日本中飛び込み営業にあるったら、ひどい目にばっかあいます。だから飛行機乗るたびに、今日こそこな飛行機落ちてくれって一生懸命祈りました。
でも、飛行機落ちませんでした。やがて僕は成長してえげつないことや冷徹なこともできるようになって、競争相手をやっつけたり、陥れたりできるようになりました。でもその人にどんな家族がいるかなんて1つも考えませんでした。やがて売り上げが増えていくと銀行の人が誉めてくれました。でも僕の心はすっかりおかしくなっていて、誰も信じることができません、独りぼっちなんです。そしてなにもかもゴールでしか考えられないんです。
やがて自分の大切なもの全部捨ててしまおうとまで思ったんです。でもそんなときに僕は会社が苦しかったもんだから、日本中あるてって、いろんな人にアドバイスされたんです。それは、青年会議所に入ったらいいよ」って、売上につながるよって、邪な気持ちで青年会議所に入りました。ところが売上には繋がりませんでした。
でも、そこで僕はかけがえのない知らなかった人たちと出会うチャンスをもらったんです。で僕はそこで友達を作りました。そのともだちが僕を誘ってくれました。自動施設に朴がボランティアに手伝いに行くことになったんです。ところが一生懸命準備して《苦しまぎれにjci》
行ってみたその児童養護施設の子供たちは親からひどい目にあった子供たちでした。最初は誰も近寄ってきませんでした。でも一生懸命関わっていたら帰る頃には「帰らないで」って言ってくれました。スキンシップ求めてくれました。友達と一緒に「いやいいことしたよね」って「今日打ち上げどこでやろうかな」って帰ろうと思ったらば、男の子が自分の夢を聞かせてくれました。その子の夢は親ともう一度暮らすことだそうです。信じられんと思いました。なんでひどいことした親のことまだ愛してんのって思いました。そしてなんもいいことできてないわって思いました。だっていくらお金を寄付したとしても、その子を連れて帰って家の子にしてもなんも解決にもなりません。なぜならばその子はまだ親を愛しているからです。なんでこんなことが起きるんだろうと思いました。そして自分は何のために人をやっつけてまで金稼いでんだろうと思いました。いろんなことが分かんなくなっちゃいました。ぐるんぐるんしてしまいました。
そしたら封印した記憶がよみがえってしまいました。
僕は小学校に上がってすぐに担任の先生にものすごい嫌われたんです。
僕が信じていたことやばあちゃんが教えてくれたことは、全部否定されました。
僕の夢はお前なんかにできるわけがないって、さんざん言われました。
じいちゃんがなでてくれた頭は先生にさんざん殴られました。とってもつらかったです。
でもそれを助けてくれる大人はいなかったです。
で、僕はその先生が言っていた言葉を忘れていませんでした。
その先生はどーせむりという言葉をよく使っていたんです。
《どーせむり 人の自信と可能性を奪う言葉》
ああ、このどーせむりという言葉が恐ろしい言葉なんだなと思いました。
これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。
でもとっても簡単な言葉なんです。
これをするだけでなにもしなくて済んでしまうからとってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです。
で、こんな言葉で未来を諦めさせらた人たちは自信を失ってしまうんです。
《自信をなくした人は・・・(1)お金で自信を買う(2)自慢をする(3)人を見下す(4)努力を邪魔する》
でも人間は生きていくためにはどうしても自信が必要なんです。
だから自信を無くしてしまった人の中には、
お金で自信を買うようになって身を飾るようになったり、
またそれを自慢しなくてはならなくなったり、
その為に人を見下さなくてはならなくなってしまったり、
またほかの人が頑張ったら困るから努力を邪魔するようになってしまう人もいるんです。
こういう人がもしかしたら皆さんの身の回りにいるかもしれません。
でもその人たちは
《自信を無くした人はほかの人の自信をうばってしまうことがある》
自信を無くしてしまった可哀相な人たちなんです。
その人たちは自分の自信を守りたくってしょうがなく他の人の自信を奪ってしまっているのかもしれません。
さらには僕の会社にアフリカの人たちが来てくれました。
彼らが僕の話を聞いてくれた後で教えてくれました。
今アフリカでは
《自分なんて・・・勉強したって無駄だ 努力したって無駄だ》
自分なんて勉強したって無駄だ 努力したって無駄だ。
って自分の未来や可能性をあきらめてしまった人たちが、
最後には人を殺して奪うようになるんだそうです。
なぜならば、頑張れないから生み出せないから、奪うしかないんです。暴力で奪うこともできます。
でも他にも嘘をついたり、弱い振りをしたり、騙したりして奪うこともできるんです。
でもみんなが奪ってしまったら社会なんて成立しないんです。
で、僕はこのどうせ無理という言葉の恐ろしさを知ることができました。
で、僕はこのどーせむり。人間は最初から知らなかったはずだ。
いつ僕たちはこんな言葉覚えちゃうんだろうって考えたんです。それが宇宙かなって思ったんです。
宇宙は美しいです。だから誰もがちっちゃい頃には一回は憧れるんです。
でも、皆さんは自分が宇宙開発ができると思ってますか?
宇宙何てよっぽど頭がよくないとすごくお金がかかるって思い込んでませんか?
国家事業だと思ってませんか?誰がそれ教えてくれましたか?
それは、こんなことを教えてくれるのはやったことがない人なんです。
《宇宙なんてよほど頭がよくないと すごくお金がかかる やったことがない人→》
やったことがない人が、適当なやらない言い訳を教えてくれるんです。
そのせいで僕たちは何をすればいいのかわからなくなるんです。
《どーせむり「やったことがない人」 何をしていいのかわからない》
何ができるのかもわからなくなってしまうんです。
だからこそ僕は「どーせむり」という言葉をなくそうと思いました。
《どーせむりをなくせば いじめや戦争や暴力がなくなる》
これがなくなったらいじめや暴力や戦争がなくなるかもしれない。
児童虐待もなくなるかもしれない。と思いました。
だから僕は誰もがどうせ無理だと思われている宇宙開発をしてみようと思ったんです。
ところが僕はロケット危ないから作っちゃいけないってことを知っていました。だから諦めてました。でも神様がいたんです。神様が北海道大学の永田教授に会わせてくれました。
永田教授は奇跡的に安全なロケット研究していました。
そして奇跡的にお金がなくて諦めようとしていました。
僕はお金はないけど物は作れるんです。そんな二人が出会っちゃたんです。
以来僕は、人の出会いには意味があるんだなと思いました。
神様があんたとあんた会いなさいって合わせてくれてるんです。
今日みなさんと会えてるのも神さまがそろそろ会っときなっていってくれたんだと思います。
《人の出会いには意味がある》で、僕と永田先生は助け合えたんです。
なぜならば二人とも足りなかったからです。実は人は足りないから助け合うことができるんです。
《人は足りないからこそ助け合える 足りないことをバカにしないで》
足りてたら人の助けなんて必要ないじゃないですか。人は足りないから助け合えるんです。
だからこそ足りないことをバカにしちゃいけないんです。
恥ずかしいって思う必要もないんです。
大事なことは「自分はないやっても中途半端だ〜」
なんて自分を責める必要なんて全くなかったんです。
実は中途半端っちゅうのは
《中途半端はなにもしないなにもできないよりぜんぜんいい》
なにもしないよりもなにもできないよりも全然いいんです。ちょっと出来ているだけましなんです。だから自分を責めることなく足りない自分をマイナスに思う必要なく一生懸命できることをすればよかったんです。そんな僕たちは助け合って今では宇宙開発ができるようになりました。いろんな研究者が僕の会社に実験や研究に来てくれるようになりました。そして今では年に一万人もの子供たちが、修学旅行や見学旅行で僕の会社に来てくれるようになりました。正直言うと会社17人しかいないです。ええ〜ちょっと大変です。はは。だけども一人でも多くの子供たちが可能性が奪われなくなったらいいなと僕は思っています。で、僕は信じてるんです。どーせむりをなくせばいい社会が来ると思ってます。でも僕一人にできることに限りがあるから、どうしても仲間がほしいんです。これは僕の代で終わらない夢なのかもしれないんです。だからこそ皆さんの力を貸してほしんです。皆さんが今日からどーせむりっちゅう言葉を出会ってしまった時にだったらこうしてみたら?と言ってくれたら《どーせむり だったらこすいてみたら?》それだけでいつかどーせむりがなくなってこの世からいじめも虐待もなくなるです。だから是非みなさんの力を貸してほしいです。で、学問って言うものがあります。僕らは学問っていうものを一生懸命学んできました。じゃ、学問っちゅうのは誰かに評価されるものだったんでしょうか?とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは社会の問題を解決するために人類が生み出したもんなんです。必死になって築き上げたもんなんです。じゃ教育ってなんでしょうか?教育ちゅうのは失敗の避け方とか責任の避け方っちゅう、要領よく生きるためのHOW TOでしょうか? 全然違いますね?教育というものは死に至らない失敗を安全に経験させるものだったんです。でもそれがすっかりおかしくなってしまったんです。なぜかというと失敗をマイナスだと思ってる大人がたくさんいたからなんです。その人たちがみんなの可能性と自信を奪ってきたんです。でも大丈夫です、これからの日本を良くしてくには、世界を良くしていくためには《やったことがないことをやりたがる人 諦めない人 工夫する人》が増えればいいんです。どうせ無理に負けない人が増えればいいんです。じゃその人たちはいったいどこにいるのか、それはみんなです。すべての人がそうなんです。なぜならば僕ら人間は必ず小さい頃経験するからなんです。みなさんも思い出してみてください。小さい頃はボタンあったら押してみたかったんです。ハンドルあったら回してみたかったんです。そして余計なことすんじゃないって怒られるもんだったんです。実は生まれたときから諦め方知っている人間なんてこの世に一人もいないんです。みなさんは全員諦め方を知らないで輝いて生まれてきたんです。でも僕たちはあきらめ方をちょっと習っちゃってるかもしれません。そんな自分たちの自信を取り戻すためのとてもいい方法がひとつだけあります。それは、やってみたことないことやってみるなんです。《自信を取り戻すためには やってみたことないことをやってみよう!》やったことないことやったらそれだけでちっこい自信が湧いてきますから是非みなさんはやってみたことないことに挑んでほしいと思います。でもやっとことないことやると失敗するんです。これは実験映像です。ロケットが火ふいて飛びました。飛びませんでした。火ふいておっこちてきました。どうすればいいのか?コントローラーを捨てて逃げる。あははは。今時こんな昭和の逃げ方する人なかなかいないんですけどね。d、この実験映像が示していることは、まずいと思ったら逃げるもありってことなんです。へへへへ。そうね、僕が知ってる限り、真面目で優しくて責任感ある人ばっかり死んでしまうんです。死なないでほしいんです。生き延びてほしいんです。だからまずいと思ったら逃げるのも絶対ありなんです。でもその時に失敗した自分を逃げ出した自分を諦めた自分を責めないでください。へこまないでください。《失敗した自分を 逃げた自分を あきらめた自分を せめないで へこまないで》そんなことする必要ないです。でもこんな時自分の心の中は、もう苦しいとか苦しいとかつらいとか申し訳ないとかくやしいとか悲しいとかはずかしいがぐるんぐるんして大変なことになるんです。《苦しい つらい 申し訳ない くやしい 悲しい はずかしい ただいま成長中!》
でもこれがぐるんぐるんしてる最中はただいま成長中って言えばいいんです。そしたらプリっと一皮むけるんです。だからぜひね、ただいま成長中って言ってみてください。で、そんな僕らは生まれて初めての一回きりの人生をぶっつけ本番で生きてるんです。そんな僕らは何のためにうまれてきたのか?僕らにとって失敗というのはより良くするデータにすぎませんから、ぶっつけ本番だからね失敗して当り前です。でも失敗はよりよくするデータだと思って乗り越えてほしいです。そして僕たちは、してもらうためや諦めるために生まれてきたんじゃないです。そんなことのために生まれてきたんじゃないです。僕たちは世界を救うために生まれました。世界を救うの簡単です。世界を構成する全ての人間が自分なんて〜って思わなくなるだけで世界は救われてしまいます。《みんなは世界を救うために生まれてきた》今日から一人一人ができる世界の救い方です。だからぜひ今日から救ってください。自分なんてって思わないでください。そしてこれから先僕らがやっていくべきことは、出来ない理由を探すことではありません。できる理由を考えることです。ただそれだけで世界はきっとあっという間に良くなるんです。で、僕の長い話がやっと終わります。僕は小さいころから飛行機ロケット好きでした。でもやったことない人はできるわけないってさんざん言いました。でもかあさんは【思うは招く】って教えてくれました。思い続けたらできるようになりました。
だから思い続けるってきっと大事です。そして最後にこの一言があればどんな夢も叶っちゃうよっていう言葉をプレゼントして終わりにしたいと思います。それはだったらこうしてみたら?で夢はかなうんです。《思うは招く だったらこうしてみたら で夢はかなう!》考えてみてください。自分の夢を誰かにしゃべった時に「いや〜、それ無理だわ〜」って言われたら元気なんかなくなります。でも、「だったらこうしてみたら。この間本屋にこんな本うってたよ〜、この間テレビでこんな番組やってたよ〜」って言われたら、もっと元気が湧くじゃないですか。そのほうが絶対楽しいです。だからお互いに夢をしゃべって、お互いにだったらこうしてみればって言ってたら、全員の夢がかなってしまいます。全員有名人になっちゃいます。素晴らしいですね。だから是非、だったらこうしてみればが世界中ではやったらいいなって。そしたらどうせむりがなくなるなと思ってますので、ぜひみんなでだったらこうしてみればを流行らせていきたいと思います。それがきっと僕たちが出会えたね意味かもしれませんから、お互いに助け合っていきたいと思います。っていうことで僕、これからも頑張りますんで、これからもせっかく出会えましたからね、仲良くしてほしいと思います。今日は本当にありがとうございました。ああ〜ありがとうございます。
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TEDトーク
「ふふ、はい、みなさん、改めましてこんにちは。緊張がほぐれました」
あははは。
「今からみなさんに時間を借りて聞いてもらいます、それは、それは「思うは招く」っちゅうはなしです。」
《思うは招く だったらこうしてみたら? で 夢は叶う》
僕の母さんが中学生の時教えてくれた言葉です。思ったらそうなるよって意味です。
思い続けるって大事です。
で、僕は今日のはなしでみなさんの中から仲間が見つかったらいいなと思ったりしてますので、是非ね仲間になってほしいです。
で、僕は今から47年前に生まれました。植松努って言います。
で、僕は今、北海道の真ん中へんにある赤平って町で、生まれて初めて会社を経営しています。
で、僕たちはそこで本当はリサイクルに使われるマグネットっていう機会を作っています。でもその傍らで、ロケットを作ります。
僕たちは宇宙開発ができて、まるごとロケット作れて打ち上げできるようになって、そして人工衛星もまるごと飛ばせるようになって、そして世界には3つしかない日本には僕の会社しかない宇宙と同じ無重力状態を作る実験装置も、持っています。どれも売っていないから買うことはできません。でも自分達で頑張って作りました。でも僕にとって宇宙開発は僕の夢じゃないんです。僕にとって宇宙開発は、僕の手段に過ぎません。
で、僕は今から47年前に生まれました。小さかった僕に婆ちゃんが大事なこと教えてくれました。僕のばあちゃんは北海道の北にある樺太という島で昔から自動車の会社をやっていて頑張って働いてお金を貯めて豊に暮らしたそうです。でも樺太は1945年、突然ソビエト軍が攻めてきてたくさんの人が殺されてばあちゃんは、自分が貯金したお金が全部紙くずになったことを知ったそうです。だからばあちゃんは小さい僕に教えてくれました。
《お金は値打ちが変わってしまう だから お金があったら 本を買いなさい》
お金は値打ちが変わってしまうもんだよ。だからくだらない。お金があったら貯金なんかしないで本を買いなさい、頭にいれなさい。それ誰にもとられないし、新しいこと生み出すんだよって教えてくれました。だから僕は本屋が大好きな子供になりました。
また僕には大好きなおじいちゃんがいました。大きくて優しいじいちゃんです。で、僕とじいちゃんの一番の思い出は、アポロの月着陸です。一緒にテレビ見ました。僕が覚えているのはじいちゃんが見たこともないことを喜んでいる姿です。「ほらみれーほらみれー人が月行ったぞ。って。お前も月行けるぞ。」って喜んでるんです。
僕はそんな喜んでいるじいちゃん見たことなかったです。だから僕はその笑顔がもっかい見たかったです。だから僕は本屋にいったら飛行機、ロケットの本を手に取ったんです。そしたらじいちゃんはでっかい手で僕の頭を撫でてくれるんてす。ほめてくれるんです。ぼくはきっとじいちゃんの笑顔が見たくって、きっとひょうじき、ロケットが好きになっちゃったんだろうって思います。で、僕はそのあともいろんな素晴らしい本に出会いました。そして中学生になった頃には、僕の夢というものは飛行機やロケットの仕事をすることになっていました。
自分なりに一生懸命に勉強していました。でも中学校の先生が僕に教えてくれました。
《夢みたいなこと言ってないで テスト勉強しなさい!》そんな夢みたいなこと言ってないで、テスト勉強しなさい!と言われました。確かに僕はその飛行機、ロケットの勉強はしたけど学校の勉強はほったらかしだったんです。何にもしていませんでした。そして先生はさらに教えてくれます。
《そもそも宇宙なんて よほど頭がよくないと……… すごくお金がかかる……… 別世界の話だ》
そもそも宇宙なんてものは、よほど頭がよくないと無理だ。すごくお金がかかるんだぞ。それは別世界の話だ。お前なんかに出来るわけがないと教えてくれました。で、僕はとっとも悲しくなりました。そして考えたんです。
《夢ってなんだろう?》
夢ってなんだろう?って。
《できそうな夢しか見ちゃだめなの?》
できそうな夢しか見ちゃだめなんでしょうか?でも、できるかできないかは一体誰が決めるんだろう?と思いました。やってみなきゃわかんないはずなのに、やったことがない人が決めるのは変じゃないのかなと思いました。
そして僕は
《いま出来ないことを追いかけるのが夢じゃないの?》
今できないことを追いかけことを夢って言うんじゃないのかな?って思ったんです。ところがそうじゃないみたいです。何故ならば僕はいろんな大人に脅されたんです。
《ちゃんと勉強しないと いい学校にいけなくて いい会社に入れなくて 大変だよ》
ちゃんと勉強しなければ、いい学校にいけなくていい会社に入れなくて大変だよ!って。
僕あんまり成績よくないです。だから心配になって質問しました。
いい会社ってなんだろう?って。
そしたら大人が教えてくれました。
「安定していて楽をしてお金をもらえるのが良い会社」だと言われました。
僕は納得できませんでした。
何故ならば勉強すればするほど能力が身に付くはずです。ところがせっかく身につけたその能力をなるべく使わず
楽をするために勉強するんだ。って言われたんです。そんなら勉強しなくて良いんじゃないの?って思ってしまったんです。でもお金があると良いことがいっぱいあるかもしれません。
例えばこの……ふっ。すっごい車。ぼくんじゃないです。ぼくんじゃないですこれは。えへへ、あははは。
この車が手には入るのは、金持ちだからでしょうか?全然違いますね、この車が手に入るのは、お金で買うことができるのは、どっかで誰かが頑張って作っているからなんです。もっと良いものを作ろうと思って一生懸命、研究して努力している人たちがいるから、売ってもらえているから買うことができているだけの話なんです。
実はお金って大したことないんです。だってお金が必要な夢とか、お金かないと無理だ〜って夢。それは実は誰が決めるんだろうしてくれるサービスに過ぎないんです。《お金が必要な夢 お金がないと無理な夢 =誰かがしてくれるサービス》
これを待っているだけに話なんです。
そして、自分が出来なければ出来ないほどてもらうしかありません。
ということは生きていくためにドンドンお金がかかってしまうということなんです。
《自分ができるとしてあげられる=仕事になる》
ところが自分が出来ると、出来ることがあればあるほどしてあげるから仕事になるかもしれないちゅうことなんです。
ということは、人間が生きていくうえで、大事なことは、出来なかったことが出来るようになることなのかもしれません。それがもしかしたら人間にとって素晴らしいことかも知れません。だとしたら僕が考えた《今できないことを追いかけるのが夢なんじゃないの?》って言うのは正しいことなのかもしれないんです。
ところが、僕は一生懸命自分の大好きなことを追いかけたんです。でもそれは周りの人に理解されなくなりました。友達からも先生からも、そして親からも、「そんなことしていて大丈夫なのか?」と言われるんです。
《いみなくね? なにそれ自慢?》
「いみなくね?なにそれ自慢?」って言われて。僕はどんどんひとりぼっちになっていくんです。自分の好きなことを人にしゃべることができなくなってしまうんです。でも、そんな僕を助けてくれた人たちがいました。その人たちは本の中の人たちです。僕を助けてくれたのはライト兄弟だったり、エジソンだったり、彼らも誰にも信じてもらえない人たちでした。応援もしてもらえなかったんです。でも彼らは一生懸命頑張ったんです。その人たちが僕を助けてくれました。だから僕は頑張ったんです。自分のすきなことをもっと好きになったんです。
もっと伸ばしていったんです。僕は紙切りが得意でした。でもそれがどんどん発展していって、どんどんものが作れるようになって、そして僕は自分の会社を作ってリサイクルのマグネットを作ることができるようになったんです。で、僕は会社を経営することになってしまいました。で、僕は生まれて初めて会社経営をしたのですがびっくりするぐらいいきなり大成功です。
《生まれて初めての会社経営=いきなり大成功》
もうね、年商がね10倍ぐらいになっちゃったんですよ。それでいい気になって大失敗です。
《生まれて初めての会社経営 =いい気になって大失敗》
2億円借金作りました。自分のせいだと思いました。全部じぶんでなんときゃしなきゃと思って、ひとりで抱え込みました。自分を責めました。そして日本中飛び込み営業にあるったら、ひどい目にばっかあいます。だから飛行機乗るたびに、今日こそこな飛行機落ちてくれって一生懸命祈りました。
でも、飛行機落ちませんでした。やがて僕は成長してえげつないことや冷徹なこともできるようになって、競争相手をやっつけたり、陥れたりできるようになりました。でもその人にどんな家族がいるかなんて1つも考えませんでした。やがて売り上げが増えていくと銀行の人が誉めてくれました。でも僕の心はすっかりおかしくなっていて、誰も信じることができません、独りぼっちなんです。そしてなにもかもゴールでしか考えられないんです。
やがて自分の大切なもの全部捨ててしまおうとまで思ったんです。でもそんなときに僕は会社が苦しかったもんだから、日本中あるてって、いろんな人にアドバイスされたんです。それは、青年会議所に入ったらいいよ」って、売上につながるよって、邪な気持ちで青年会議所に入りました。ところが売上には繋がりませんでした。
でも、そこで僕はかけがえのない知らなかった人たちと出会うチャンスをもらったんです。で僕はそこで友達を作りました。そのともだちが僕を誘ってくれました。自動施設に朴がボランティアに手伝いに行くことになったんです。ところが一生懸命準備して《苦しまぎれにjci》
行ってみたその児童養護施設の子供たちは親からひどい目にあった子供たちでした。最初は誰も近寄ってきませんでした。でも一生懸命関わっていたら帰る頃には「帰らないで」って言ってくれました。スキンシップ求めてくれました。友達と一緒に「いやいいことしたよね」って「今日打ち上げどこでやろうかな」って帰ろうと思ったらば、男の子が自分の夢を聞かせてくれました。その子の夢は親ともう一度暮らすことだそうです。信じられんと思いました。なんでひどいことした親のことまだ愛してんのって思いました。そしてなんもいいことできてないわって思いました。だっていくらお金を寄付したとしても、その子を連れて帰って家の子にしてもなんも解決にもなりません。なぜならばその子はまだ親を愛しているからです。なんでこんなことが起きるんだろうと思いました。そして自分は何のために人をやっつけてまで金稼いでんだろうと思いました。いろんなことが分かんなくなっちゃいました。ぐるんぐるんしてしまいました。
そしたら封印した記憶がよみがえってしまいました。
僕は小学校に上がってすぐに担任の先生にものすごい嫌われたんです。
僕が信じていたことやばあちゃんが教えてくれたことは、全部否定されました。
僕の夢はお前なんかにできるわけがないって、さんざん言われました。
じいちゃんがなでてくれた頭は先生にさんざん殴られました。とってもつらかったです。
でもそれを助けてくれる大人はいなかったです。
で、僕はその先生が言っていた言葉を忘れていませんでした。
その先生はどーせむりという言葉をよく使っていたんです。
《どーせむり 人の自信と可能性を奪う言葉》
ああ、このどーせむりという言葉が恐ろしい言葉なんだなと思いました。
これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。
でもとっても簡単な言葉なんです。
これをするだけでなにもしなくて済んでしまうからとってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです。
で、こんな言葉で未来を諦めさせらた人たちは自信を失ってしまうんです。
《自信をなくした人は・・・(1)お金で自信を買う(2)自慢をする(3)人を見下す(4)努力を邪魔する》
でも人間は生きていくためにはどうしても自信が必要なんです。
だから自信を無くしてしまった人の中には、
お金で自信を買うようになって身を飾るようになったり、
またそれを自慢しなくてはならなくなったり、
その為に人を見下さなくてはならなくなってしまったり、
またほかの人が頑張ったら困るから努力を邪魔するようになってしまう人もいるんです。
こういう人がもしかしたら皆さんの身の回りにいるかもしれません。
でもその人たちは
《自信を無くした人はほかの人の自信をうばってしまうことがある》
自信を無くしてしまった可哀相な人たちなんです。
その人たちは自分の自信を守りたくってしょうがなく他の人の自信を奪ってしまっているのかもしれません。
さらには僕の会社にアフリカの人たちが来てくれました。
彼らが僕の話を聞いてくれた後で教えてくれました。
今アフリカでは
《自分なんて・・・勉強したって無駄だ 努力したって無駄だ》
自分なんて勉強したって無駄だ 努力したって無駄だ。
って自分の未来や可能性をあきらめてしまった人たちが、
最後には人を殺して奪うようになるんだそうです。
なぜならば、頑張れないから生み出せないから、奪うしかないんです。暴力で奪うこともできます。
でも他にも嘘をついたり、弱い振りをしたり、騙したりして奪うこともできるんです。
でもみんなが奪ってしまったら社会なんて成立しないんです。
で、僕はこのどうせ無理という言葉の恐ろしさを知ることができました。
で、僕はこのどーせむり。人間は最初から知らなかったはずだ。
いつ僕たちはこんな言葉覚えちゃうんだろうって考えたんです。それが宇宙かなって思ったんです。
宇宙は美しいです。だから誰もがちっちゃい頃には一回は憧れるんです。
でも、皆さんは自分が宇宙開発ができると思ってますか?
宇宙何てよっぽど頭がよくないとすごくお金がかかるって思い込んでませんか?
国家事業だと思ってませんか?誰がそれ教えてくれましたか?
それは、こんなことを教えてくれるのはやったことがない人なんです。
《宇宙なんてよほど頭がよくないと すごくお金がかかる やったことがない人→》
やったことがない人が、適当なやらない言い訳を教えてくれるんです。
そのせいで僕たちは何をすればいいのかわからなくなるんです。
《どーせむり「やったことがない人」 何をしていいのかわからない》
何ができるのかもわからなくなってしまうんです。
だからこそ僕は「どーせむり」という言葉をなくそうと思いました。
《どーせむりをなくせば いじめや戦争や暴力がなくなる》
これがなくなったらいじめや暴力や戦争がなくなるかもしれない。
児童虐待もなくなるかもしれない。と思いました。
だから僕は誰もがどうせ無理だと思われている宇宙開発をしてみようと思ったんです。
ところが僕はロケット危ないから作っちゃいけないってことを知っていました。だから諦めてました。でも神様がいたんです。神様が北海道大学の永田教授に会わせてくれました。
永田教授は奇跡的に安全なロケット研究していました。
そして奇跡的にお金がなくて諦めようとしていました。
僕はお金はないけど物は作れるんです。そんな二人が出会っちゃたんです。
以来僕は、人の出会いには意味があるんだなと思いました。
神様があんたとあんた会いなさいって合わせてくれてるんです。
今日みなさんと会えてるのも神さまがそろそろ会っときなっていってくれたんだと思います。
《人の出会いには意味がある》で、僕と永田先生は助け合えたんです。
なぜならば二人とも足りなかったからです。実は人は足りないから助け合うことができるんです。
《人は足りないからこそ助け合える 足りないことをバカにしないで》
足りてたら人の助けなんて必要ないじゃないですか。人は足りないから助け合えるんです。
だからこそ足りないことをバカにしちゃいけないんです。
恥ずかしいって思う必要もないんです。
大事なことは「自分はないやっても中途半端だ〜」
なんて自分を責める必要なんて全くなかったんです。
実は中途半端っちゅうのは
《中途半端はなにもしないなにもできないよりぜんぜんいい》
なにもしないよりもなにもできないよりも全然いいんです。ちょっと出来ているだけましなんです。だから自分を責めることなく足りない自分をマイナスに思う必要なく一生懸命できることをすればよかったんです。そんな僕たちは助け合って今では宇宙開発ができるようになりました。いろんな研究者が僕の会社に実験や研究に来てくれるようになりました。そして今では年に一万人もの子供たちが、修学旅行や見学旅行で僕の会社に来てくれるようになりました。正直言うと会社17人しかいないです。ええ〜ちょっと大変です。はは。だけども一人でも多くの子供たちが可能性が奪われなくなったらいいなと僕は思っています。で、僕は信じてるんです。どーせむりをなくせばいい社会が来ると思ってます。でも僕一人にできることに限りがあるから、どうしても仲間がほしいんです。これは僕の代で終わらない夢なのかもしれないんです。だからこそ皆さんの力を貸してほしんです。皆さんが今日からどーせむりっちゅう言葉を出会ってしまった時にだったらこうしてみたら?と言ってくれたら《どーせむり だったらこすいてみたら?》それだけでいつかどーせむりがなくなってこの世からいじめも虐待もなくなるです。だから是非みなさんの力を貸してほしいです。で、学問って言うものがあります。僕らは学問っていうものを一生懸命学んできました。じゃ、学問っちゅうのは誰かに評価されるものだったんでしょうか?とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは社会の問題を解決するために人類が生み出したもんなんです。必死になって築き上げたもんなんです。じゃ教育ってなんでしょうか?教育ちゅうのは失敗の避け方とか責任の避け方っちゅう、要領よく生きるためのHOW TOでしょうか? 全然違いますね?教育というものは死に至らない失敗を安全に経験させるものだったんです。でもそれがすっかりおかしくなってしまったんです。なぜかというと失敗をマイナスだと思ってる大人がたくさんいたからなんです。その人たちがみんなの可能性と自信を奪ってきたんです。でも大丈夫です、これからの日本を良くしてくには、世界を良くしていくためには《やったことがないことをやりたがる人 諦めない人 工夫する人》が増えればいいんです。どうせ無理に負けない人が増えればいいんです。じゃその人たちはいったいどこにいるのか、それはみんなです。すべての人がそうなんです。なぜならば僕ら人間は必ず小さい頃経験するからなんです。みなさんも思い出してみてください。小さい頃はボタンあったら押してみたかったんです。ハンドルあったら回してみたかったんです。そして余計なことすんじゃないって怒られるもんだったんです。実は生まれたときから諦め方知っている人間なんてこの世に一人もいないんです。みなさんは全員諦め方を知らないで輝いて生まれてきたんです。でも僕たちはあきらめ方をちょっと習っちゃってるかもしれません。そんな自分たちの自信を取り戻すためのとてもいい方法がひとつだけあります。それは、やってみたことないことやってみるなんです。《自信を取り戻すためには やってみたことないことをやってみよう!》やったことないことやったらそれだけでちっこい自信が湧いてきますから是非みなさんはやってみたことないことに挑んでほしいと思います。でもやっとことないことやると失敗するんです。これは実験映像です。ロケットが火ふいて飛びました。飛びませんでした。火ふいておっこちてきました。どうすればいいのか?コントローラーを捨てて逃げる。あははは。今時こんな昭和の逃げ方する人なかなかいないんですけどね。d、この実験映像が示していることは、まずいと思ったら逃げるもありってことなんです。へへへへ。そうね、僕が知ってる限り、真面目で優しくて責任感ある人ばっかり死んでしまうんです。死なないでほしいんです。生き延びてほしいんです。だからまずいと思ったら逃げるのも絶対ありなんです。でもその時に失敗した自分を逃げ出した自分を諦めた自分を責めないでください。へこまないでください。《失敗した自分を 逃げた自分を あきらめた自分を せめないで へこまないで》そんなことする必要ないです。でもこんな時自分の心の中は、もう苦しいとか苦しいとかつらいとか申し訳ないとかくやしいとか悲しいとかはずかしいがぐるんぐるんして大変なことになるんです。《苦しい つらい 申し訳ない くやしい 悲しい はずかしい ただいま成長中!》
でもこれがぐるんぐるんしてる最中はただいま成長中って言えばいいんです。そしたらプリっと一皮むけるんです。だからぜひね、ただいま成長中って言ってみてください。で、そんな僕らは生まれて初めての一回きりの人生をぶっつけ本番で生きてるんです。そんな僕らは何のためにうまれてきたのか?僕らにとって失敗というのはより良くするデータにすぎませんから、ぶっつけ本番だからね失敗して当り前です。でも失敗はよりよくするデータだと思って乗り越えてほしいです。そして僕たちは、してもらうためや諦めるために生まれてきたんじゃないです。そんなことのために生まれてきたんじゃないです。僕たちは世界を救うために生まれました。世界を救うの簡単です。世界を構成する全ての人間が自分なんて〜って思わなくなるだけで世界は救われてしまいます。《みんなは世界を救うために生まれてきた》今日から一人一人ができる世界の救い方です。だからぜひ今日から救ってください。自分なんてって思わないでください。そしてこれから先僕らがやっていくべきことは、出来ない理由を探すことではありません。できる理由を考えることです。ただそれだけで世界はきっとあっという間に良くなるんです。で、僕の長い話がやっと終わります。僕は小さいころから飛行機ロケット好きでした。でもやったことない人はできるわけないってさんざん言いました。でもかあさんは【思うは招く】って教えてくれました。思い続けたらできるようになりました。
だから思い続けるってきっと大事です。そして最後にこの一言があればどんな夢も叶っちゃうよっていう言葉をプレゼントして終わりにしたいと思います。それはだったらこうしてみたら?で夢はかなうんです。《思うは招く だったらこうしてみたら で夢はかなう!》考えてみてください。自分の夢を誰かにしゃべった時に「いや〜、それ無理だわ〜」って言われたら元気なんかなくなります。でも、「だったらこうしてみたら。この間本屋にこんな本うってたよ〜、この間テレビでこんな番組やってたよ〜」って言われたら、もっと元気が湧くじゃないですか。そのほうが絶対楽しいです。だからお互いに夢をしゃべって、お互いにだったらこうしてみればって言ってたら、全員の夢がかなってしまいます。全員有名人になっちゃいます。素晴らしいですね。だから是非、だったらこうしてみればが世界中ではやったらいいなって。そしたらどうせむりがなくなるなと思ってますので、ぜひみんなでだったらこうしてみればを流行らせていきたいと思います。それがきっと僕たちが出会えたね意味かもしれませんから、お互いに助け合っていきたいと思います。っていうことで僕、これからも頑張りますんで、これからもせっかく出会えましたからね、仲良くしてほしいと思います。今日は本当にありがとうございました。ああ〜ありがとうございます。
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