原作がないのが残念というのもめずらしいかな?
もっと登場人物たちの心情が知りたかったのだ。
それぞれいわくありげな9人の翻訳家たちの背景をもっと深く深く知りたかった。
何故、彼女は死ななければならなかったのか、
何故、彼は簡単に裏切ろうとするのか…、何故、作家より金儲けを優先したのか…。
ミステリーとしては申し分ない筋立てなのだけれど
語ることが多すぎて、種明かしはぞんざいな感じがする。
だから、小説版が欲しい。
多言語でやりとりする場面がすっごくよかったので
絶対日本語吹き替えでは見たくないかな。
映画では、翻訳家が軽視されていることを嘆くけど
小説の翻訳家は、きっとAI技術が発達しても、まだまだ必要とされる職業だと思うし、
作家と同じくらい大切な存在だと思う。うん。
【りらくる】
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