アメリカからロシアに亡命した、元CIA職員スノーデン氏の地下帝国は存在しているというリークもありましたよね。
昔から、嘘か本当か地下世界に夢のような国が存在するような話はいくつか伝説で伝えられています。
シャンバラ、アガルタ、アルザル、桃源郷と呼び方はその国によって異なるものの大体は理想郷のように描かれているものが多いようです。
人々は現代の暮らしの苦しさからそんな理想のような国を思い描いていたのかもしれません。
しかし、想像なのか、現実なのか地下世界の話はいくつか証言者がいるのも確かです。
スノーデンのリークの前には、実際に地下世界を見てきたというバード少将の話が残されています。
彼が見たという地下世界とはどのようなものだったのでしょうか。
ハイジャンプ作戦
ハイジャンプ作戦とは、1945年から1947年に北極にて行われた作戦の名前です。
この任務を受けていたのがリチャード・バード少佐です。
この頃は北極も南極もどのような状況であるのかすらまだ未知の世界でした。
初めて上空から北極、南極を偵察するというプロジェクトが行われたのです。
この作戦はアラスカ基地を出発して北極点上空を通過して観察し、再びアラスカ基地へ帰還するというものでした。しかし、事件はこの間で起こったといわれています。
順調にアラスカ基地を飛び立ったバード少佐の飛行機は、Uターン地点である2700Kmに差し掛かった時に起こります。
突然バード少佐の周囲に霧が立ち込め始めたのです。視界が見えなくなった少佐でしたが、しばらくしてそのキリが徐々に晴れていきます。
すると、先ほどの白い雪原と氷の大地ではなく、目の前に緑色の大地が現れたのです。
今まで、北極の上空から大地を見た人のいない時代、すべてが新しいものばかりですから、目の前に緑の大地が現れたとしたら大発見と思うかもしれません。
バード少佐はこの時の報告で「今、我々の眼下にはジャングルが見える」と伝えています。
ジャングルといえば、大きな木々が密集している地域、アマゾンのような場面が広がっていたのだろうと予想できます。
この時は、その緑の大地を目撃した後、すぐにあの霧が立ち込め、元の雪原の世界に戻ってしまったようです。余分な燃料を積んでいなかったバード少佐の飛行機は、そのままアラスカの基地に戻ることになります。
帰還したバード少佐の話を軍部上層部は認知していたが、その時点では再び探索という事にはならず、最高機密扱いとなり、外には漏れない状況になったのです。
ディープフリーズ作戦
ハイジャンプ作戦から10年後、1956年にアメリカは新たに「ディープフリーズ作戦」を行う事になります。
ハイジャンプ作戦が北極であったわけですが、ディープフリーズ作戦は南極の上空を偵察するというものになります。
先のハイジャンプ作戦からなぜ、10年もの月日がかかってしまったのかは疑問ですが、今回の作戦にもバード少佐がかかわります。
作戦当日に、北極と同じようにUターンする予定の3700km地点に差し掛かったところで霧が発生して周囲が見えなくなりました。
その後、しばらくして霧が晴れるとそこには緑の大地が現れたのです。
バード少佐がマクマード基地に入れた報告は「現在、私は南極点の彼方、3700km地点を飛行中、真下には巨大な大地が見えます。どうやら大陸に侵入した模様」と伝えています。
ハイジャンプ作戦と、ディープフリーズ作戦の違いは北極か南極かの違いはありますが、偵察しているのもバード少佐であり、同じく霧が発生して晴れた時に眼下に緑の大地が出現しています。
これらをとおして推測すると、バード少佐でないといけない、霧が発生しないといけない、場所は極点周囲であるという3点の事に意味があるように思われます。
バード少佐に見せるために何かの力が働いているといっても過言ではないでしょう。
ただ、何者が何のためにそのような事をしているのかはいまだに謎といってもいいでしょう。
ハイジャンプ作戦の時はすぐに大陸は消えて、バード少佐は基地に戻っています。
しかし、今回は違いました。
先の飛行が予行練習であり、今回の飛行が本来の目的である謎の大陸を見せることにあったのでしょうか。
バード少佐が見た世界
バード少佐はその大陸でとんでもないものを目撃しています。
しかし、彼が見たものは極秘扱いのため、詳細はほとんど発表されていません。
バード少佐が現役引退した後に語った記録が残っている程度です。
その中にはバード少佐が撮影したものが幾点か世に出ています。
では、バード少佐が見たその大陸にはどのようなものが存在していたのでしょう。
地球上では絶滅してしまったマンモスやサーベルタイガーがおり、ピラミッドや高層ビルのような建物などもあったそうです。
バード少佐が撮影したマンモスの親子
また、4mの巨人も見かけているという事で、この世界が私たちの住む世界と異なったものであることがうかがえます。
バード少佐が撮影した巨人
アメリカ軍上層部はこの世界を「アルザル」と名付けそこに住む人々を「アルザル人」と呼ぶことに決めています。人類と同じかそれ以上の高度な文明を持った何者かがそこにはいる。とバード少佐は尋問会で語っています。
バード少佐が目撃したものはこれだけではなく、そこに住む人と話をしたという記録も残っています。
「建築物から人間が出てきた。白い衣をまとった大勢の人々が我々の機を見上げている。」
この人々はアジア人のような風貌をしていたとも語られています。
彼らはバード少佐を招き、「人類が核兵器を使用しないように」と警告をされたそうです。
バード少佐がアルザルに出会う事になった年数を見ると、アメリカが日本に核兵器を落とした後になります。
この核爆弾投下を受けてアルザル人はアメリカの軍に勤務するバード少佐を狙い、異世界への扉を開いたのかもしれません。
核兵器を嫌う意味
宇宙人の話や地底人の話になると必ずと言っていいほど出てくるのが、核兵器の使用に関しての警告です。
かつて、宇宙では核戦争が勃発したとかいう話もあります。
なぜ、核兵器の使用を止めるのか?核の威力は地球の人類を殺すだけでなく、その波動は宇宙へも影響を与えるのではないでしょうか?
太陽のフレイア現象でも地球に大きな影響が出てきますよね。これと同じで、別の星に住む人が別の惑星で核を使われた場合、宇宙全体に悪影響を及ぼすのではないかと思われます。
地球人が考えるよりも宇宙にとって核というものが問題になるものなのかもしれません。
地球の争いのような宇宙から見れば小さな争いに核兵器を用いられても迷惑という事なのでしょう。
地球人はもっと大きな視点で物事を見る力を養うべき場のではないでしょうか?
ありんこが核兵器を使い放射能を大陸に振りまくなど迷惑でしかないですからね。
異世界への扉
バード少佐が見た世界は地底なのでしょうか?
彼が言うには、別次元のまたは異世界へ通じる扉が極で開き、そこに導かれたのではないかと推測しています。
地底というよりは異次元の扉が開き、どこかにある世界、または惑星、普段は見えない世界へとつながったというほうが的確かもしれません。
もちろん、地下世界ではないとも言えません。
地上での問題が地下には影響しないとは言えませんからね。
私たちが地上で爆弾を落とすことで、地下世界には影響が出るでしょうし、もし、地下世界で戦争が起きれば地上では地震などの地殻変動が起きる可能性があるわけですから、知らんぷりはできないわけです。
宇宙もしかり、次元のひずみにも影響があるとすればすべては繋がっていることになり、地球だけの問題ではなくなってしまうという事なのです。
バード少佐が撮影した地下世界
私たち地球人は宇宙の一員であるという意識が薄いと思います。
自分たちの狭い視覚の中だけで完結しているようではいけないのかもしれません。
バード少佐が見た世界が地底なのか、異世界なのか、別の惑星なのかはわかりません。
しかし、宇宙、空間という大きな視点から言えば、すべては魂という概念のもとつながった存在であるといってもいいかもしれませんね。