水底が干上がり、次々と昔の遺跡や遺物がその姿を現している状況です。
そのようなニュースを聞いていると、ほとんどが水に支配されているこの地球の消えた歴史はすべて海底に沈んでいるのではないかと想像できませんか?
何年か前にも伝説だった都市が海底から見つかったというニュースがありました。
海底からはエジプトにあるスフィンクスのような像や神殿が現れました。
とても、わくわくするニュースでした。このように伝説だと思われていた都市が実際に存在していたという話を聞けば、アトランティス大陸の話も全くの嘘とも言えないと思いませんか?
スペイン版ストーンヘンジがダム湖から出現!
今回の干ばつによってスペインのバルデカーニャス湖のダム底から、スペイン版のストーンヘンジがその姿を現しています。
また、イラクでは水位が下がったダム底から3400年前の古代都市が出現しました。
過去にダムや湖、川の底に沈んでしまい記憶にも、記録にも残されていない遺跡はたくさんあるのではないかと感じます。
100年前のことすら忘れてしまうのが人間です。そのせいで歴史は単なる推測の域を脱していないものばかりです。
人類の脳というものは、生きていくために必要のないものから記憶から抜け去り、いつしか忘れてしまうものなのでしょう。そのせいで分からないことだらけになってしまい、歴史は改ざんされてしまうのでしょう。
そんなあやふやな人間の記憶に断片的に残されたものが、アトランティスなどの超古代文明のかけらなのではないでしょうか?
南極の下に隠された文明
地球の大陸は少しづつ移動していることは知っていますよね。
移動しているということは、今の気候が現在の陸地とは一致していない時代があったといえます。
南極なども氷におおわれていない、暖かい気候だった時代があるだろうという推測はできます。
しかし、それははるか昔のことですから、記憶も記録も残されていません。
今からさらに時が進み、1億年後には南極は緑の大陸になっているかもしれません。
そう考えると、南極の下には誰も見たことがない超古代文明が眠っていてもおかしくないのです。
逆に言えばないほうがおかしいとも言えます。
しかし、現在の人類のレベルではそれを確認することはできません。
いくら文明が進んだとはいっても、その程度の科学力なのです。
地球の天候を自由自在に操ることさえできず、毎年増える災害に手も足も出ないのが現代人なんです。
こんな現代人よりもはるかに先を行った文明があったとしたら?そう考えるだけでワクワクしませんか?
海底の秘密
地上だけではありません。実は、海底のことなどほとんどわかっていないのが現実です。
海溝の底がどうなっているのかもまだ未知の世界なのです。
地球上の海の底には何があるのでしょう。深い光も届かない深海にも生き物が存在しています。
今も新種の深海魚は見つかり続けてはいますが、なぜ、それらの生き物が深海にいるのか、深海で生きられるのかは解明されていないのです。
それだけを考えても人類の文明はほとんど進化をしていないのではないかとも考えます。
この先、解明できるかというのも疑問です。
そんな海底に沈んだ大陸もたくさんあるのかもしれません。
もしかしたら、大陸は浮上したり沈んだりを繰り返しているのではないでしょうか?
いつの時代にか、超古代の文明の跡が陸上に現れることもあるかもしれません。
アトランティス大陸が陸上に現れたらそれこそ歴史は覆るほどの出来事となるでしょう。
超古代文明の足跡がもう少し明らかになれば、それこそエジプトやシュメールの謎も解かれていく気がします。それがいつなのかは誰にもわかりません。
海底の遺跡は眠っている!
紀元前700年ころに存在したとされたヘラクレイオンが海底から発見されたことはご存じの人もいるでしょう。このヘラクレイオンはギリシャ神話に出てくる都市で、長年架空の都市だといわれていました。
そのヘラクレイオンが発見され、伝説は現実になったのです。
今もなお発見はされ続けてはいますが、海底の探索は陸上のそれよりも難しく、全体の5%ほどしかまだ手が付けられてはいません。
海底の遺跡は、陸上にあるものより風化されないのか出現した石像などはきれいな形をとどめています。
このヘラクレイオンのように、超古代文明が海底で発見される日が来るかもしれません。
それほど地球の海底には未発見のものがたくさんあると思われるのです。
超古代が滅んだ原因ははっきりとはわかりませんが、この先、間違えた道を歩まず人類の叡智を発揮して、滅ばない永遠の大陸になってほしいものです。