もともと日本も暦では旧正月を祝っていたようですから、日本人の何でも受け入れちゃう国民性が良いのか悪いのか、ちょっと考えるところもありますね。今回は、世界の人がお祝いする年越しの違いを紹介してみますね。国によってお祝いの仕方は違うのでしょうか、気になりますね。
アメリカ
アメリカの年越しといえば、カウントダウンイベントが有名です。日本のように大晦日という概念は薄く、どちらかといえばクリスマスからの新年!といった感覚ですね。年越しの元旦にもクリスマスツリーは飾りっぱなしの家が多く、年越しよりはクリスマスの方が大事な祝日のようです。
アメリカは大陸が広いですから、同じ国でも州によって時差が発生します。そのせいで州ごとのカウントダウンが行われています。そこのところは日本と違い面白いですよね。年が明けると特にお祝いなどはなく、イベントは終了といった感じなのがアメリカの年越しです。クリスマスは家族と過ごし、年越しのカウントダウンは友達と騒ぐといった人が多いようです。
フランス
フランスの年越しは、友人たちと飲んで踊っておしゃべりするという風に楽しく過ごす人たちが多いようです。1年のうち、一番賑やかに過ごすのがこの年越しの日になります。大晦日の夜から元旦の朝までがピークで、そのあとは特に何もなく過ごすのがフランス人です。
フランスのお祝いに欠かせないのがシャンパンやワイン、ビールでしょう。飲んで騒いで1年のストレスを一気に放出しているような感じを受けますね。
ロシア
ロシア人の年越しは、年明けよりもその前の日、大晦日を重要な日と考えます。年の明ける前の日が楽しくなければ新しい年も楽しくならないといった考えのようです。ですから、ロシアは元旦よりも大晦日が賑やかな日になります。
ロシアは、ユリウス暦を使っていた経緯があります。ですから、クリスマスは1月7日に当たっていた名残もあり、年越しが終わるとクリスマスといった感じがあるようです。
ドイツ
ドイツの年越しはあちこちで花火が上がります。各地の大都市だけではなく、個人でも花火をする人が多いため、暮れからスーパーなどには打ち上げ花火がたくさん売られています。カウントダウンと同時にドイツの人は花火を打ち上げるのだそうです。
ドイツでは、年越し以外の日に個人が大きな音のする花火をすることが法律で禁止されています。動物たちが驚くといった理由のようですよ。ドイツも年越しは友人と出かけてカウントダウンパーティーを楽しみます。クリスマスは家族と祝うという事です。
中国
中国の大きなイベントは年越しではなく春節になっています。これは日本でいうところの旧正月に当たります。春節は中国が発祥で、アジアのほとんどの国はこちらの春節を祝います。中国では12月31日や1月1日を「大年初一」と呼び、この時期に、親戚へあいさつ回りをします。
中国では、お祝い事になると水餃子が欠かせません。春節の日の前の日には、家族が集まって餃子づくりをします。知り合いの中国の人に聞いたらお餅ではなく水餃子を食べるといっていました。お祝い事には必ず水餃子なのだそうです。他に有名なのは爆竹ですが、最近は禁止されている場合が多いようですね。
タイ
タイのお正月は3回もあります。にぎやかに騒ぐのが大好きなタイ人ですから、年越しはとても賑やかです。家族や友人と騒いでパーティーや花火なども上がり、とても華やかな年越しです。仏教の国ですから、元旦にはお寺に行ってお布施などもします。
タイは、中国系の人や中国からの観光客が多いため、春節の2月もにぎやかになります。また、4月にはソンクラーンといってタイの本来のお正月があります。この日には水かけ祭りがあり、歩いていると誰にでも水をかけるのです。タイの4月はとても暑いことから、このようなお祭りが行われるようになったのでしょう。
スペイン
スペインの年越しは、日本の除夜の鐘みたいに鐘を鳴らします。108回じゃなくて12回です。12回というのは12ヶ月の幸運を祈るという意味なのだそうです。その鐘の音とともに12粒のブドウを食べるというものがあり、鐘が鳴るごとに1粒食べて12粒鐘と同じ速さで食べられた人は願いが叶うと云われています。
流れ星に願いを!みたいな感じですね。この鐘の音が結構速いらしく、12粒食べられる人はなかなかいないそうですよ。
世界は広い
世界の年越しも様々な習慣やイベントがあります。西洋はカソリック教のつながりがあるので、ほぼ似たような感じの年越しをしていますね。アジアは春節つながりが多いのがわかります。日本とロシアは他と違う感じがあります。日本の場合、太陰暦から太陽暦にしたのがきっかけで暦が変わったせいでしょうね。
仏教も神道と混じっているせいか、タイのような感じはないですよね。昔は暮れにお布施やお米をもらう僧侶が玄関先に立つこともあったようですが、現在はあまり見かけなくなりました。時代とともにお祝い事も少しづつ変化していくものなんですね。
お祝いにワインを楽しもう!
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