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2019年02月22日

水中ポンプ(鶴見) 点検してみよう

今回は 鶴見HS3-4 100V 0.4kw の水中ポンプ
点検していきたいと思います。

@絶縁チェック
  メガテスターで絶縁測定
100V 0.4kwだと
   0.1MΩ以上で 電気は入れることが出来る 
10498.jpg

黒はアースに接続し本体などと導通が取れていることを確認する
赤はコンセントの両側に交互にあて測定します。

測定結果は 250Vレンジで50MΩ以上と言う事で OK
この結果から予測出来るのはポンプ内までは水が入っている可能性は
低いということですかね

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uvs190222-002.jpg

A 水中ポンプ動作チェック
  動くかを確認します。
  電気を入れる前に羽がロックしていないか確認します。
  OKなら電気を投入

  動作するのかと音をチェックします。
  音はベアリングの良し悪しのチェックの参考になります。

  ここで動かない場合は配線の断線も考えられます。
  上部ケースを開け配線の導通テストを先に行います。

  トラブルの中でも断線は多いケースです

  今回は回りましたが回転し始めに少し異音が
  ベアリングでしょうか? 聞き分けにくい音でしたが
  使えないことはないレベルですかね

uvs190222-003.jpg

 B次に水中ポンプ、オイル確認です。
 オイルキャップを外す時の音も参考になります。
 負圧が掛かっているとか圧力が掛かっているとか
 空気の出入りがあろと言う事は水が入ったりオイルが抜けたりしている
 可能性が高いと言う事です。  
 

uvs190222-005.jpg

 今回はオイルはそんなに汚れていませんでした。
 水も入っていないようです。

 がっ、このオイルはエンジンオイルかな〜
 通常水中ポンプはタービン油の#32 が一般的かと思います。

 それでもこれで異常なかったと言う事はありなんですかね〜
 昔整備した時自分でいれたのかな〜  オイルが無くて

uvs190222-004.jpg

 C次に下のストレーナーとケーシングをばらしインペラ周囲の
  目視点検を行います。 今回は腐食が多いので分解整備することにしました。
  ここで問題なければ 新しいオイルを入れ 水中ポンプの試運転となります。

 D試運転は水中に入れ5分程度運転しさらに10分くらい置き
  その後絶縁測定を行います
  整備後の場合シール部分が不完全だと絶縁が悪くなってくるため
  特に注意し観察します。
 
  もっと厳密にいくと揚程検査とかもするのですが
  通常一般的には必要はないと思うので省きます。

 E以上問題が無ければ点検完了となります。

  大まかに説明を書いてみました
 如何でしたでしょうか?          動画右矢印1水中ポンプの点検をする

ちなみに今回のポンプはこれからも永く使う予定なので
オーバーホールをしていきます。 

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