2010年07月04日
石津、大舞台で自信=次代担うホープ誕生−ウィンブルドンテニス
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【ウィンブルドン(英国)時事】当地で行われたテニスのウィンブルドン選手権ジュニアで、17歳の石津幸恵が準優勝を果たした。1969年に優勝した沢松和子以来となる好成績。クルム伊達公子や杉山愛らがけん引してきた日本女子テニス界に、大きな自信を手にした次代のホープが誕生した。
3日に臨んだジュニア四大大会初の決勝の舞台はウィンブルドン第1コート。大観衆を前に「最初は緊張した」と言う石津。しかし、伸び盛りの10代は順応するのも早い。「どんどん慣れてきたし、あんな大勢の前で試合ができて、すごく楽しい」。惜敗したとはいえ、鋭いストロークで世界と戦えることも実感できた。
日本女子テニス界では杉山愛が昨年限りで引退し、新世代の台頭が待ち望まれている。今年のウィンブルドンでは、20歳の森田あゆみと18歳の奈良くるみが四大大会で初勝利を挙げ、一つの壁を乗り越えた。
これに続く存在として石津への期待は大きい。今大会では「負けそうになっても焦らなくなった」と試合ごとに成長を見せた。「(来年はシニアの)四大大会の予選に出たい」。あどけなさの残る笑顔で、次の段階を見据える。
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