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posted by fanblog

2018年06月16日

「バチェラー」を見てみた

最近TVのCMでよく見かける「バチェラー・ジャパン」という番組を見てみた。

Amazonプライムビデオのみで見れる番組なのらしい。
知らなかったがこの「バチェラー」という番組は、元々、アメリカで人気のある恋愛リアリティー番組らしく、「バチェラー・ジャパン」はその正式日本版ということのようだ。おそらく「あいのり」とか「テラスハウス」だとかあの手の番組なのだろうと思い、個人的な好悪の都合でなんの気なしにスルーしていたのだが、身近なところから「面白いらしい」という声が聞こえてきたので、話のタネにと見てみることにした。

最近CMで流れているのは、最新作の「シーズン2」らしいのだが、せっかくなので未見の「シーズン1」から見ることに。


バチェラー・ジャパン シーズン1@Amazon


バラの花をかかげて微笑む男性。
どうやらこの男性の花嫁候補の座をかけ、総勢25人の女性が火花を散らし合うという、恋愛生き残りゲーム的な内容のようだ。見る前からもうきな臭い。

さて、怖いものみたさで見始めてはみたが・・・

男性が待ち受けるパーティー会場へ女性参加者たちが次々とリムジンで乗りつける序盤のシーンだけで早くも胃もたれ状態に。もう品位だとか節度とかいうことはとりあえずどこかに捨ておいてきてしまったようなあまりにアグレッシブな女性たちにすっかり閉口してしまい、早くも視聴リタイアの予感がよぎる。

しかし、職業=愛犬家(職業なのか?)、「初めまして〇〇と申します」と自己紹介する男性に対し「ご存知です!」とナゾの返しをする女性、こんな肝心なときにどうも歯が抜けたまま来てしまったっぽい今風ギャルなど、少なくとも3分に1回は不覚にも吹きだしてしまうシーンがあり、これはひょっとしたら壮大なコント番組なのかもしれないと思い、気を取り直して見続けてみることにした。

出鼻からアクセル全開の女性たちだが、その争奪戦のターゲットになる”初代バチェラー”というのが35歳の青年実業家の男性。顔よし、頭よし、運動神経よし、の3拍子そろったもうまるでマンガみたいな好男子である。

男性に一人ずつ、ときにはボディタッチも辞さない熱烈な自己アピールを終えた女性たちは、次にカクテルパーティー形式のフリートークへと臨む。最初は女性たちの輪に入って談笑している男性だが、そのうち気になる女性に声をかけ、二人きりの時間をつくりはじめる。このときお声のかからなかった他の女性たちのリアクションが怖ろしい。自分以外はみな敵。青い炎の燃やし合いだ。中には二人でいい雰囲気でいるところに「そうはさせまい」とあえて邪魔立てに入る斬り込み隊長のような御仁もいる。やはり人間、おとなしく待っているだけでは幸せはつかめないようだ。

初回ではまず候補を20人にしぼるようで、気の毒にも5人の女性が男性のおめがねにかなわず脱落していった。中には去り際に「見る目ありませんね」などと捨てゼリフを残していく者もいる。正直、男性の女性に対する選考基準がどういったところにあるのかこの段階ではまだよくわからない。まあおおよそ、第一印象が薄かったとか、あまり話ができなかったとかそういうところなのかもしれない。かなり好みがわかれそうだし、真剣に見てしまうとだいぶストレスがたまりそうなタイプの番組だが、飲んでくだでも巻きながら見るにはちょうどいい番組かもしれないと思った。気が向いたときにでもまた続きを見てみよう。それにしても、この番組の豪華なロケ地はいったいどこなんだろう?恋のゆくえよりもそっちの方が気になったりして。

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