とあるクルマ屋のつぶやき

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前回の記事に続き、DMM mobileの回線についての話。
今回はテザリングについて。


ドコモでは標準の契約で簡単にテザリングをすることが可能ですが、
ドコモ回線を用いたMVNOでは、ドコモ側の制限によってテザリングが出来ないという状態になっている。
これを解除するには、root化をしていろいろ弄らなければいけないのであるが、
F-01fはroot化する手順が確立されていないし、そのへんの知識も全くない。
（この辺はちょっとマイナーな機種の悲しいところで、ソニーやサムスンの機種なんかはググれば簡単にroot化できるパッチが出てくる）

root化せずにテザリングをする方法ないかなー、と思って色々調べてみると、
アプリを使えばbluetoothでテザリング出来る（機種もある）、みたいな話が出てきた。
そして、実際にやってみたところうまく接続できたので方法をメモしてみる。


・端末
サーバー側：　富士通　F-01f　（sim:DMM mobile）
クライアント側：　Lenovo Yoga tablet 8 (wifi版)
どちらも最新のアップデートを用いており、OSはandroid 4.4.2(kitkat)。非root。

ちなみに、ドコモのsimを用いていてもアプリ無しにはbluetoothテザリングが出来ない組み合わせである。



・使用したアプリ
サーバー側
　FoXFi（Wifi Thether W/O Root）
　PdaNet+
クライアント側
　PdaNet Tablet(new)

全てgoogle playで無料で入手可能。


・手順

１．サーバー側の端末でFoxFiを立ち上げ、「USB and Bluetooth mood」を押す。
すると、自動的にPdaNet+が立ち上がる
２．「Activate Bluetooth Server」と書かれてる場所にチェックを入れる。接続の許可を求められるので、「はい」を選択

これでサーバー側の準備は完了。Activate Bluetooth Serverの欄にチェックが入ってる事を確認する。

３．クライアント側でPdaNet Tablet(new) を立ち上げる。「Configre」のボタンを押す
４．「Android(Bluetooth)」を選択。
５．何か英語の文章がずらーっと出てくるが、画面中央付近に「Tap here to start scanning」と書かれているのでその辺を押す
（ボタンっぽく見えないが、それを押せば進む）
６．サーバーリストが出てくるので、サーバー側の端末を選択
（３．の手順が終わってから120秒以上経過していると当然だが見えなくなっている。その時は２をやり直せば再表示されるはず）
７．確認画面が出るのでチェックを入れてOKを押せば完了。接続出来ているはずなのでブラウザなどで適当に確認。


これは初回の場合の設定であるが、一度接続に成功すれば、次回からは
サーバー側でPdaNet+を起動→２．を実行→クライアント側でPdaNet Tablet(new) を起動→「connect」を選択
という手順だけで接続できる。
とってもお手軽。

google playのFoxifiのレビューなどでは最初に繋いだ時しかつながらない、とか色々書かれているが、
少なくとも私の環境では何度接続と切断を繰り返しても安定して接続する。


bluetoothテザリングは速度が出ないと言われるが、普通にネット閲覧する分には問題ないし
それほど使用頻度が高くなく、せいぜい調べ物するくらいである私にとっては必要十分である。電池の消耗も少ないし。
これで安心してdocomoのスマホ契約を解除できそうだ。

発送連絡から３日たち、DMM mobileのsimがようやく到着。
どうやら日付指定がされていたらしい。
simを使いはじめる日を固定するためだろうか。


B４サイズの封筒だったので、何が入っているのかと思ったが、
中身を見てみるとメール便でも送れるんじゃね？って思う程度の内容（苦笑）



説明書とSIMカードのみ。
あとおまけで切り込みが入った黒い謎の厚紙があったりしたが、なんのためにあるのかはよくわからない。


青い紙に書いてある通りに設定したら特に悩む事もなく５分で開通。
ほんと書くことないくらいあっさりと動いて正直拍子抜け。


とりあえずのスピードテスト。
試験環境は、金曜日午後八時の自宅内。外ならもちろんLTEが入るが、
docomoのsimだろうがdmmのsimだろうが３Gしか入らない残念な環境である。
端末として使ったのはF-01f。rootをとったりはしておらず、最新のアップデートがかかった状態。(Android4.4.2)
ちなみに、アンテナピクト問題などが発生しないことは事前にネットで確認済み。


まずはdmmのハイスピード回線。当たり前だが３Gだと全然出ない。


次に低速モードにしたとき。ほぼ理論値通りか。


ドコモの元回線。この環境でもMVNOよりは若干速いようだ。


おまけ。自宅のケーブルテレビwifi回線。



プランは最安なので容量が１GB。税込み月額712円。
今月分に関しては値段も日割りだが使用できる通信料も日割りになっているようで、はじめから1/3ほどしか無かった。


テザリングなんかもテストしてみたりしたけど、それについてはまた明日

帰宅。

残業規制に引っかかったから。うちの会社、その辺はきっちりしている。（部署にもよるのだろうが）


特にやることも無いのでSIMを受け取って設定でもしようと思っていたのだが、まだ届いて居なかった。
発送連絡は既に受けているので、注文から３日くらいってところか。


ところで、ネットでこんな広告を見つけた。

世界230カ国に販売！オリジナルLINEスタンプ制作


アイデアを考えたらそのアイデア通りのLINEスタンプを作って作ってくれるらしい。
スタンプ１セットでお値段20万円とのこと。
それを販売してペイする可能性はどのくらいなのだろうか。。。
そりゃ当たりゃでかいんだろうけど。
お金持ちな人ならオリジナルスタンプを作ったことに満足したりするのかもなあ。イラストの値段としては決して高くは無いし。

世の中いろんな商売があるもんだ。。。

今回は具体的な仕事内容の話。


新卒で入った場合、最初に合同の研修があり、その後数ヶ月間の工場実習が行われる
これが終わるといよいよどこかの部署に本配属となるが、これも一、二年は研修の続きのようなものである。


設計部署の場合、まずはその製品（もしくは試作品）をテストする事がメインの業務になる。
ある程度モノの動作がわかっていないと設計なんか出来ないし、新入社員にはモノに対する知識が殆ど無い。
そこで、子会社の人たちに混じって試験をして経験を積み、知識を得ていくわけである。
（もちろん同時並行で設計の勉強もしていくわけだが）


数年もすると、そういう業務は後輩や子会社の人に任せ、考える事が仕事のメインになっていく。
自動車部品というのは、壊れると命に関わる分、試験項目が尋常じゃなく多い。
製品として出荷されてからおかしな挙動が発生すると、その車は即リコールとなり、会社に数十億単位の損害を与えかねない。
だから設計者と言っても、こんな製品を作ろう、という事を考えている時間は実は短く、
殆どの時間は抜け漏れのないテスト項目を考えたり、テストをした人が間違えていないかを考えたりする時間に当てられているのである。


そして、これは役職定年まで延々と続いていく。
すなわち、テスト者が行った試験について、監督者がまとめ、それを上司が確認して報告、それを上司が確認・・・という作業を繰り返す事で、一つの新規部品が設計通り動く、という事を確認しているのである。


この間にはもちろん資料作成とかも行われるし、上司がいつも居るわけでもない。
だから他業界の人にはスピード感が無いとも言われるが、こうでもしないと実際何らかの致命的なミスが起こりえるのである。
某H社の数回にわたるリコール問題も、開発期間を従来より短くした結果、起きてしまった問題である。


「この家電は他の家電の半額で、90%の確率でちゃんと動くけど10%の確率で壊れて暴走します」と書かれて居ても、購入する人は多いだろうが、
「この車は他の車の半額で、90%の確率でちゃんと動くけど10%の確率で壊れて暴走します」と書かれていて買う人はいないだろう。
会議やテストにかかるコストや時間を無駄と言ってしまうのは簡単だが、
そこをきっちり出来ない会社は自動車業界では生き残れない。


個人レベルで見ても、この業界で重宝されているのは天才というより細かい事に気づける人だと感じる。
私みたいな雑な人間を取ってる時点で人事がそれほど考えて人集めをしているようには思えないが。

MVNOにはもともと興味があったのだが、
来月がドコモの更新月であること、今持ってる端末（F-01F）が気に入ってて
Android4.4にアップデートされた後も特に不具合が無さそう、ということで
ドコモとのスマホ契約を打ち切ってF-01Fに格安simを入れる事にした。


自分の用途を考えてみるとツイッターやメールの確認が中心であり、正直２GBも使わない。
それで色々調べてはみた結果、高速回線がある回線では一番安いのがDMMモバイル（データ通信のみ1GB、これ↓）だったので申し込んでみた。

DMM mobile データSIMプラン 1GB



月額660円（税込712円）、バックボーンはIIJということでそんなに問題は無さそうだが、
もし何か問題があると困るので、ドコモの回線が切れる前に契約
（F-01Fでテザリング出来る方法があるかとかも調べておきたいし）
届いたらまたいろいろテストしてみようと思う。

富士通のF-01Fというスマホを使っている。

↓こんな奴

ARROWS NX F-01F docomo [Blue Black]　白ロム 新品価格 ￥35,800から (2015/2/14 07:10時点)

一年以上前の機種で安く手に入って使いやすい、ということもあり、
今はMVNO回線での利用で人気がある機種である。


そもそもなんでこいつを使っているかというと、
先代のスマホがF-02Eというやつで、正直言って買った事を後悔していたのだが、
去年の秋に落として液晶を破壊したときにdocomoショップに行ったら
もうF-02Eの在庫が無い、ということでこいつとの交換（5400円）を提案されたので了承しただけである。
だから評判とかは何も知らなかった。


で、使ってみての感想としては・・・


「素晴らしい」の一言。


・電池が十分に持つ
・一つ一つの操作がサクサク
・発熱しない

いやーほんと大満足。二年くらいはもうこれでいいや、って思えた。
来月（2015年3月）が更新月だけど、MVNOのsimでも刺して使おうかと検討中。。。
（そんなに通信量は要らないのでこういう安い奴↓）

DMM mobile データSIMプラン 1GB



で、本題だが、昨日この機種にAndroid4.4　(kitkat）へのアップデート通知が来た。
職場でアップデートするわけにもいかないので、家に帰ってからスイッチオン。
20分ほどで完了。

うーん。そんなに変わらない。
心持ちレスポンスが早くなったかな？程度。
まあこんなもんか、と思い就寝。


で、さっきおきたらまだ40%以上あった電池が無くなっていた。
調べてみると、どうやらdocomo live NXホームが暴走をしているようだ。
取り敢えず再起動してからは動いてなさそうなのでしばらく様子見。。。

こんなタイトルで書いてみるけれども
まだ若手と呼ばれるような立場なので自分の周りの事以外はそんなに知らない。


一般的に製造系メーカーの技術者の仕事は上流から

・研究
・開発
・設計
・品質保証
・生産技術

に分ける事が出来る。（もちろん会社によって多少分け方は異なる）
製品が世に出るまでの流れは、

研究が考え出した技術を、
開発が商品化出来るレベルに課題を解決し、
設計が実際の商品を練り上げ、
品質保証がその品質を担保し、
生産技術がその商品を効率よく生産出来るようにする。


というようになり、どの部所だから偉い、というような事は全くなく、どの部署も会社に取って重要な部分である。


それでも、どの部署が比較的暇か、忙しいか、というのはあるもので
一般的には上流の方が余裕があり、下流の方が激務という傾向にはあるようだ。
上流の方は納期という概念が薄いし、トラブったとしても何が何でも急いで解決、という場面が少ないのだろう。


ちなみに私は設計の中のかなり忙しい部署にいる。
慢性的に人出不足なので、中途採用も多く、係長や課長クラスの年齢になると半分程度が中途採用者だったりする。
（リーマンショックの頃に他業種から移ってきた人がかなり多いらしい）
知名度が無いので新卒者には人気が無いが、転職を考える人にとっては給料の高さが魅力的に映るようである。
今は業績も好調だし、その分忙しいけどね。


技術者が何をするか、についてもちょっとは書こうと思ったけれども、長くなるので一旦ここまで。








工場系シゴト情報求人サイト「工場求人ナビ」

とある自動車部品メーカーで技術者をしている、塩タンメンといいます。
愛知県在住の20代♂です。


就職活動の時に自分の会社について調べても、期間工をやっていた方のブログはあるものの、
技術者として働いておられる方の働きざまみたいなのは全然わからなかったので、
大手自動車部品メーカーの技術者が一般的にどんなものなのかなあ、っていうのを書いて行きたいと思います。
社名は出せないけど、匂わせる程度には書くかもしれません。
というかちょっと調べれば上の情報だけでもわかりますね（笑）


別に仕事の事ばっかり書く気は無く、気が向いたら趣味についてもいろいろ書いてみます。
熱しやすく冷めやすいタイプなので、書く事もどんどん変わっていくかもしれません。


2月13日深夜
明日朝７時に会社に行くだるさを思いながら。