2018年01月19日
最悪な母の遺伝子
こんばんは!お疲れ様です。
私が帰宅するのはだいたい19時ぐらいで、夕食は20時。娘が幼いころも19〜20時。たまに20時を超える残業があると、帰りのラーメン屋さんに寄って大盛ラーメンを二人で分けて食べたものです。
小さい時から頑張っても寝るのは22時ぐらい。成長を心配しましたが、今は体重も身長も平均です。
娘の食事にはこだわっていました。離乳食のころからすべて手作りで、側にいてあげられない分、食事はちゃんと愛情をこめようと。今でも実践しています。
私の母の話を少し。大きっらいです。というか、関心がない。最低な人間ですから。
私の母は九州出身で、集団就職で関西にやってきて、そこで父と出会い結婚して、21歳の時に私を出産しました。出産直後結核になり、入院していましたが、周囲の迷惑も顧みず退院してきたそうです。今思えば私かわいさに無理をしたのかもしれませんが、感染したらどうすんねん!と思います。
なので、私は当時まだ48歳だった祖母に育ててもらっていました。結局、母の病気が治っても、母は父と自営業をしていましたし、保育園にはあずけられていましたが、小学校を卒業するまでずっと寝食を共にしたのは同居していた祖父母です。
同居はしていましたが、父母の職場は少し離れたところにあったので、帰るのも遅く、朝は起きてこず。
たまに祖父母が旅行にでかけると、ぎちぎりにたたき起こされ、菓子パンを与えられ学校に行っていました。
私には学年で4つ下の妹がいましたので、おばあちゃんに苦労をかけまいと、小学校2年にもなると自分で支度して、パンを焼いて食べ出かけるようになっていました。ご飯を炊けるようになったのもこのころです。おばあちゃんも働いていましたから、お手伝いをしようとお米の炊き方を教えてもらいました。おばあちゃんが母親のようなもんでした。
そんな私が気にくわなかったのが母です。理不尽なことで暴力をふるい、罵声を浴びせられるのは日常茶飯事。それを泣いて止めてくれたのが祖母でした。
家の掃除も、小学校3年のころには自らするようになりました。それは、怒られるのが怖いわけでなく、褒めてもらいたかったから。ある日掃除を済ませて居間にいると母が帰ってきました。普通、よく掃除してくれたねと褒めてくれてもおかしくありません。しかし、
「掃除したん。ふ〜ん。」
とても悲しかったのを憶えています。私には母親に褒められた憶えがありません。
中学に入り、私は軟式テニス部に入りました。2年の時からレギュラーで地区の大会で優勝を何度もしました。見に来てくれたことは一度もありません。賞状をみせても、ふ〜ん。ぐらいです。
おばあちゃんはすごく喜んでくれました。
ある日、父がちょっとほろ酔いの時に
「テストで10番以内にはいったら5000円やるわ」
と言われ、今度こそ褒めてもらおうと猛勉強しました。そして次のテストで10番をとりました。それを報告すると、驚くだけで、5000円はくれましたが・・・。それから成績は上位だったので、もらえたのはそれ一回でした。
高校受験、その地域の進学校でそこに行っていたら自慢できるような高校。私は合格しました。合格発表を母と見に行きましたが、受かったことを伝えても、
「受かると思ってたわ」
とさめざめと一言。おばあちゃんは泣いて喜び、周りに自慢していました。それが救いです。
高校2年の時、最愛の祖母をすい臓がんで亡くしました。それからは、家事はすべて私がしました。妹たちの面倒も。お小遣いももらえず、参考書を買うのもうまくごまかして買うしかなかった。
私は親に愛されていない。辛く当たられてばっかり。死んだほうがまし・・・。小学生の時、首をつろうと林に入ったこともありました。
今の私の人格は正常なのか・・・。こんなにも親の愛情が欠落していて大丈夫なのか、結構悩んだこともあります。アダルトチルドレンですもんね。
看護学校に行った時は、奨学金を家に送れと2年間送り続けました。他にも今まで、話せばつきないほどの奇行があります。だから、憎んだ、わざと遠くの看護学校を選びました。自営業がうまくいっていなかったので、経済的な理由で大学進学やテニスの推薦も断わり、働きながら奨学金を受けながら通える正看護師の学校を選びました。
でも、その苦労が今に活きています。家事は問題なくできるし、家事しなかった母のおかげです。
私は母が作ったまともな夕食を食べたことはありません。母の味?わかりません。
だから、反面教師で料理にこだわっているのかもしれません。
娘が母の味を見つけてくれるように。
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