2016年04月13日
これからのギャンブル
ここしばらくギャンブル問題がメディアを賑わしています。今、問題となっているのは違法賭博・ギャンブル。ただ日本には合法ギャンブルがたくさんあります。それにハマっているギャンブル依存症の人もたくさんいます。それらは「合法」ですからあまり問題にならないだけ。非常に多くの人が、多くの家族がギャンブルによって人生を狂わさせらていることを認識する必要があります。
まずは、野球賭博。読売ジャイアンツの選手が野球賭博に関わっていたことが判明しました。昨年10月5日、福田聡志投手が野球賭博に関与していたことが分かり、その後、笠原将生投手、松本竜也投手の関与も明らかになりました。そして高木京介投手も関与が最近分かり、4名の選手が制裁を受けました。まさかの出来事でした。
さらに驚かされたのは、バドミントン選手の賭博行為です。バドミントン男子世界ランク4位の桃田賢斗選手と元五輪代表の田児賢一選手が違法な闇カジノ店で賭博をしていたことが発覚したのです。日本バドミントンの歴史で初めてのメダルが期待された桃田選手。男子も女子も好調で、いわゆるアベック表彰台、あわよくばアベック金メダルなども期待された中での不祥事発覚でした。
今、世界的に、スポーツ選手の八百長、賭博への関わりが問題となっています。そうした領域にはマフィア、暴力団といった反社会勢力が関わっている可能性が高く、結局、人生を棒に振るスポーツ選手もでてきます。大きな社会問題です。
現在、日本ではパチンコをどのようにするのか、カジノを合法化するのか、が議論されています。パチンコは形式上はギャンブルではなく遊技(ゲーム)といわれます。しかし、実態はほぼ完全なギャンブル。得ることができたパチンコ玉は特殊景品と交換されます。特殊景品はパチンコ店外に設置されている各都道府県の公安委員会に古物商の許可を受けた景品買取所に売却することを前提とする景品のことです。かつては、ボールペン・ライター石・ペンダント・メダルなど換金性の薄いものが渡されてきましたが、最近は金製品など換金性の高いものに変わっています。とはいうものの、実際にはほとんど同じこと。それらの景品を3店方式というシステムの中で、お金にします。たくさんのパチンコ玉を得れれば、たくさんの特殊景品を得ることができ、それに相当する現金をもらえるのです。誰も、大量のボールペンや大量の金製品がほしいのではありません。現金が欲しいのです。
パチンコによってギャンブル依存症になる人はたくさんいます。パチンコは実質ギャンブルでありながら民営のスタイルをとっている業界です。これには大きな批判の声があります。3店方式が厳しくみられるようになれば、ギャンブルとしてのパチンコはほぼ衰退してしまいます。パチンコ業界は廃止のリスクを抱えながらの営業です。そこにこの一連のギャンブル事件。パチンコ業界に大逆風が吹いています。
カジノも日本で合法化するかどうか、微妙なところです。パチンコが庶民の「ギャンブル」であるのに対して、カジノは金持ちの「ギャンブル」と言われます。個人的には、生活保護を受けるような人もハマるパチンコの方が罪深いとは思いますが、カジノでも不幸になる人はたくさんいます。そうした微妙なギャンブルに話題となった一連のギャンブル事件は相当にマイナスの影響をもたらしました。
公営ならいいのか、という議論も活発化しています。日本の公営ギャンブルには競馬、競艇、競輪などがあります。最近は、自治体などが運営するこうした公営ギャンブルも以前のようには収益をあげることができず、廃止の動きもあります。それらにも強い逆風が吹き荒れていると言えます。
これだけギャンブル依存症の人が問題化している中では、依存症の人が入れないような仕組みづくりや、そもそもギャンブルをなくしていく方向などが議論される必要がありそうです。これだけ依存症の人が多いのです。法的にも再考の余地があります。
全国の等価店情報はここ
まずは、野球賭博。読売ジャイアンツの選手が野球賭博に関わっていたことが判明しました。昨年10月5日、福田聡志投手が野球賭博に関与していたことが分かり、その後、笠原将生投手、松本竜也投手の関与も明らかになりました。そして高木京介投手も関与が最近分かり、4名の選手が制裁を受けました。まさかの出来事でした。
さらに驚かされたのは、バドミントン選手の賭博行為です。バドミントン男子世界ランク4位の桃田賢斗選手と元五輪代表の田児賢一選手が違法な闇カジノ店で賭博をしていたことが発覚したのです。日本バドミントンの歴史で初めてのメダルが期待された桃田選手。男子も女子も好調で、いわゆるアベック表彰台、あわよくばアベック金メダルなども期待された中での不祥事発覚でした。
今、世界的に、スポーツ選手の八百長、賭博への関わりが問題となっています。そうした領域にはマフィア、暴力団といった反社会勢力が関わっている可能性が高く、結局、人生を棒に振るスポーツ選手もでてきます。大きな社会問題です。
現在、日本ではパチンコをどのようにするのか、カジノを合法化するのか、が議論されています。パチンコは形式上はギャンブルではなく遊技(ゲーム)といわれます。しかし、実態はほぼ完全なギャンブル。得ることができたパチンコ玉は特殊景品と交換されます。特殊景品はパチンコ店外に設置されている各都道府県の公安委員会に古物商の許可を受けた景品買取所に売却することを前提とする景品のことです。かつては、ボールペン・ライター石・ペンダント・メダルなど換金性の薄いものが渡されてきましたが、最近は金製品など換金性の高いものに変わっています。とはいうものの、実際にはほとんど同じこと。それらの景品を3店方式というシステムの中で、お金にします。たくさんのパチンコ玉を得れれば、たくさんの特殊景品を得ることができ、それに相当する現金をもらえるのです。誰も、大量のボールペンや大量の金製品がほしいのではありません。現金が欲しいのです。
パチンコによってギャンブル依存症になる人はたくさんいます。パチンコは実質ギャンブルでありながら民営のスタイルをとっている業界です。これには大きな批判の声があります。3店方式が厳しくみられるようになれば、ギャンブルとしてのパチンコはほぼ衰退してしまいます。パチンコ業界は廃止のリスクを抱えながらの営業です。そこにこの一連のギャンブル事件。パチンコ業界に大逆風が吹いています。
カジノも日本で合法化するかどうか、微妙なところです。パチンコが庶民の「ギャンブル」であるのに対して、カジノは金持ちの「ギャンブル」と言われます。個人的には、生活保護を受けるような人もハマるパチンコの方が罪深いとは思いますが、カジノでも不幸になる人はたくさんいます。そうした微妙なギャンブルに話題となった一連のギャンブル事件は相当にマイナスの影響をもたらしました。
公営ならいいのか、という議論も活発化しています。日本の公営ギャンブルには競馬、競艇、競輪などがあります。最近は、自治体などが運営するこうした公営ギャンブルも以前のようには収益をあげることができず、廃止の動きもあります。それらにも強い逆風が吹き荒れていると言えます。
これだけギャンブル依存症の人が問題化している中では、依存症の人が入れないような仕組みづくりや、そもそもギャンブルをなくしていく方向などが議論される必要がありそうです。これだけ依存症の人が多いのです。法的にも再考の余地があります。