だからこそ、大企業にいるうちに、なんとかやりくりをして副業からスタートするのが大切。
それもスモールスタートで始めることでリスクを回避できる。
気持ちとしても失敗してもいいや、といったくらいに割り切れる、損切りできる余裕のある中で取り組むのが最適。
あまりにも新しい分野はやはりマーケッティングが難しい。
そうしたものでも、副業からスタートすれば、できる部分から少しずつ始めればビジネスとなるかもしれない。
起業に失敗という記事だが、最後は成功しているわけで、成功する過程の失敗というのはよくあるもの。
成功とはなにかと言えば、失敗しても成功するまでやる、ということに過ぎないからだ。
Yahoo!より、
大企業を辞め、起業するも失敗...経験不足を受け止め、新たな挑戦開始【二足のわらじさん】
2/10(木) 7:01配信
webマガジン mi-mollet
mi-mollet(ミモレ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5688d73f474bd2cd3d82c61306a4cfcfb603645
記事より、
専業主婦から一念発起、5年かけて税理士になった川崎さんは、大手法人に就職したものの、8年で退職。
私が税理士として就職したのは大手法人で、仕事はとてもハードでした。
担当する案件は多い時で月に100件以上。激務でしたがお給料は十分いただき、福利厚生も整っていましたから、ありがたく8年間勤めることができました。その間に二人の息子も出産しました。
途中、夫がMBA取得のためアメリカに単身留学もしていて、今思うとどう両立したのか……多分無我夢中でした(笑)。
ただ、一流の法人なだけに、同僚が突き抜けて優秀で。当時の社内はママ税理士が少なく、母親になると配慮から仕事がゆるやかなポジションを勧められます。それを「肩たたき」のように感じたこともありました。
現実を知るうちに、この会社で私が最後まで勝ち上がっていくのは難しいと思うようになりました。社内政治や派閥にも興味が持てず、うまく立ち回ることもできない性格です。
家事や育児は保育園やシッターさんの助けを借りていて、お給料もそのために右から左状態。これでいいのだろうか? モヤモヤした気持ちを抱えたまま走っているとき、あることをひらめきます。
税理士としては一番になれないけれど、数字には弱くないし、様々な企業を見た経験はある。母としての苦労も分かってきた。これをかけ合わせて、働くお母さんを応援するような仕組みを作ったらどうだろう。
そこから計画を練り、税理士法人を退社、2013年にママ支援事業を立ち上げます。
しかし結論から言うと、この挑戦は私の「黒歴史」になりました。今思うと、私は事業への熱い思いはありましたが、それまでの仕事とはジャンルもやり方も異なりました。起業自体ももちろん手探り。実戦経験が圧倒的に不足していたんです。
この失敗から私が学んだことは、それが本業であれ副業であれ、これまでやってきた分野、方法、経験、知識のどれかをうまくかけ合わせたほうがぐっと成功率が上がる、ということ。
私はあまりにも新しい分野で、初めての起業だったため、ハードルは高かった。結果、さまざまな要因が重なり失敗、撤退します。これは、結構大きな挫折でした。しばらく寝込んで、引きこもってしまったほどです。
言うまでもなく、自由でいるためには責任が伴います。
お金をいただいて、自分の好きなことだけしたい! と言っても、それで成立する仕事って無いと思うんです。ではどうするか?
正しく自分が自由でいられる未来を「妄想」して、その夢を叶えるための責任をきっちり果たす。
これが絶対にセットですね。思えば、私はコレがすごく得意なんです。高校受験のときも、「あの憧れの高校に行く! 絶対に行く!」と妄想し、ひたすら第一希望だけを見て猛勉強。見事、第一希望以外全部落ちました(笑)。
ただ妄想するだけではなくて、そのために小さくても具体的な一歩を踏みだす。それが将来の自分を大きく変えます。
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