2016年09月24日
2016夏、ポルトガル 〜カジノ編(初日)
賭場荒らしのハチ夫とは、
私のことである。
事実、3日で1,000ユーロ勝った。
日本円にして約12万円。
ポルトガルの滞在費がほぼ、これでまかなわれた。
エリトリスのカジノ。
え?やってんの?という雰囲気。
エリトリス駅は海のすぐそばにあり、
北口がカジノ(徒歩3分。駅から丸見え)、
南口が海(徒歩1分。駅から丸見え)、
といった感じ。
エリトリス駅へは、リスボンから電車で50分くらい。2ユーロくらい。
カジノ初日。
200ユーロをコインに代えてもらう。
1枚5ユーロが最低ベットの単位。
コインはプラスチック製で、少し重みのある、手に吸い付くような、しっとりとした、
束にして持つと若い女の肩を抱いているような、なんとも言えない感触。
まだ明るいうちだったからか(15時オープンで17時くらいから開始)
客はまばらで、
ルーレットの台に客は俺だけ。
大中(サイコロゲーム)やスロット、バーなど、人はまばらにはいる。
まずは3台ある台に設置してある過去の出目をチェック。
過去10回分くらいが電光掲示板に掲載されている。
出目が「すごくかたよっているもの」、「ばらついたもの」、「規則性があるもの」。
(すごくかたよっているものにしようと思ったけど、ディーラーがついていなかったので)
「規則性があるもの」に付いた。
パッチアダムスのようなディーラー。
一対一。タイマンである。
俺はコインを縦に積んで手元におさめつつ、3枚単位で赤、赤、赤
と賭けて行った。
黒、黒、黒と出た。
トゥウェンティフォ―…ブラック…イーブン
フォー…ブラック…イーブン
トゥウェンティーナイン…ブラック…オッド
そのあと赤とかけて、赤が来た。
(これじゃジリ貧だな。。。)
そうおもいつつ、当たったり外したりしながら、
アウトサイドベッド(数字じゃない部分への賭け)をしていた。
コインは目減りしていく。
そこで「おや・・・?これは?」
ということに気付いた。
相変わらず赤にかけていると、
黒の33が3回連続。
そこで俺は気づいた・・・
(ははーん、落とそうと思ったところに落とせるのね。こいつ、遊んでやがる。)
これじゃあ、勝ち目がないな。
そう思ってしばし、試案していると、
中国人などがわっと3人、その他、ヨーロピアンが数人、
テーブルを囲み始めた。
にわかに活気づく。
なすすべなく、適当にベットし、戦況を見守っていると、
なんと、ボールを投げた後にもベットしているではないか!
(そ!そうか!!ボール投げてもノーモアベットって言われるまでおくとこかえていいんや!)
台の上がコインでにぎわう。
しかし、ボールは面白いようにベットの薄いところに落ちる。
(やはりな、こやつ、そうとうな手練れ。あんなにっびっちりとベットされてもなお、薄いところをみつけて落とす。さすがだ。)
またベットが始まり、ボールが投げれられ、追加ベットが入り、ボールが落ちる。
(ディーラーはボールを投入する際、台の上をちらっと確認している。)
このあたりで、ルーレットというギャンブルの勝負どころが見えてきた。
すなわち、
@ボールを投げる前の我々のベットの状況
Aボールを投げるディーラーの落としたいところの決定
Bボールを投げるディーラーの落としやすいところ(得意なところ)
Cボールを投げた後に我々がベットしてよいこと
この攻防に勝ち負けのあやがある。
それを見出した頃、コインは残り10枚。
ボール投入後のベット、
誕生日だから8(黒)(何回かでてたお誕生日ナンバー)
ベットの薄いところでディーラーの癖のある24(黒)
5ユーロ×3枚×36倍 が2回。
見たこともないようなコイン(500ユーロコイン。コインというか、キラカード見たいなやつ)が出てくる。
ハチ夫が勝ち始めると、客も減り、
(後から賭けてばっかりもあれだし、勝負してみるか。)
と、まず「赤」にドンと張る。
ボールが投げ入れられる。
すかさず33(黒)にズンと張る。
(序盤でやられつづけた33の黒、赤に張れば、こいつはここに落とすに違いない。)
結果は8(黒)。
ディーラーは多分、最初33に落とそうとしたと思う。
でもやめたんだと思う。
ハチ夫から、最初にはでていなかったオーラが出ていたんだと思う。
それを感じて、33のお遊びをやめて、8に落とした。
しかしハチ夫が最初に勝ったのが8。
十分8に後掛けする可能性もあるなかで、
33or8というギャンブルをディーラーと二人で楽しんだ気がした。
そんな2択じゃなくて、他にいくらでも落とすところあるんじゃ?
と思うかたもおられるかもしれないが、
まず、ハチ夫がボール投入前のベットで赤にズドンと張っているから、
おそらくディーラーの頭のなかからは、赤枠が消えている。
ここでハチ夫が先手を取っている。
後手に回ったディーラーは、黒の得意なところ
すなわち、「赤を回避するときはここが決めやすい」の8or33に投げるだろう、
の勝負だったのである。
最後の大勝負は負けたけど、
これは意味のある勝負だった。
ディーラーの運が勝っていたというところ。
こればっかりは仕方がない。どうしても勝ち負けがつく。
一時1000ユーロ近くを保有しつつも、
勝負にでて減らし、750ユーロをお持ち帰り。
初日で550ユーロ勝った。
わずか1時間の勝負であった。
次回、「カジノ二日目」
私のことである。
事実、3日で1,000ユーロ勝った。
日本円にして約12万円。
ポルトガルの滞在費がほぼ、これでまかなわれた。
エリトリスのカジノ。
え?やってんの?という雰囲気。
エリトリス駅は海のすぐそばにあり、
北口がカジノ(徒歩3分。駅から丸見え)、
南口が海(徒歩1分。駅から丸見え)、
といった感じ。
エリトリス駅へは、リスボンから電車で50分くらい。2ユーロくらい。
カジノ初日。
200ユーロをコインに代えてもらう。
1枚5ユーロが最低ベットの単位。
コインはプラスチック製で、少し重みのある、手に吸い付くような、しっとりとした、
束にして持つと若い女の肩を抱いているような、なんとも言えない感触。
まだ明るいうちだったからか(15時オープンで17時くらいから開始)
客はまばらで、
ルーレットの台に客は俺だけ。
大中(サイコロゲーム)やスロット、バーなど、人はまばらにはいる。
まずは3台ある台に設置してある過去の出目をチェック。
過去10回分くらいが電光掲示板に掲載されている。
出目が「すごくかたよっているもの」、「ばらついたもの」、「規則性があるもの」。
(すごくかたよっているものにしようと思ったけど、ディーラーがついていなかったので)
「規則性があるもの」に付いた。
パッチアダムスのようなディーラー。
一対一。タイマンである。
俺はコインを縦に積んで手元におさめつつ、3枚単位で赤、赤、赤
と賭けて行った。
黒、黒、黒と出た。
トゥウェンティフォ―…ブラック…イーブン
フォー…ブラック…イーブン
トゥウェンティーナイン…ブラック…オッド
そのあと赤とかけて、赤が来た。
(これじゃジリ貧だな。。。)
そうおもいつつ、当たったり外したりしながら、
アウトサイドベッド(数字じゃない部分への賭け)をしていた。
コインは目減りしていく。
そこで「おや・・・?これは?」
ということに気付いた。
相変わらず赤にかけていると、
黒の33が3回連続。
そこで俺は気づいた・・・
(ははーん、落とそうと思ったところに落とせるのね。こいつ、遊んでやがる。)
これじゃあ、勝ち目がないな。
そう思ってしばし、試案していると、
中国人などがわっと3人、その他、ヨーロピアンが数人、
テーブルを囲み始めた。
にわかに活気づく。
なすすべなく、適当にベットし、戦況を見守っていると、
なんと、ボールを投げた後にもベットしているではないか!
(そ!そうか!!ボール投げてもノーモアベットって言われるまでおくとこかえていいんや!)
台の上がコインでにぎわう。
しかし、ボールは面白いようにベットの薄いところに落ちる。
(やはりな、こやつ、そうとうな手練れ。あんなにっびっちりとベットされてもなお、薄いところをみつけて落とす。さすがだ。)
またベットが始まり、ボールが投げれられ、追加ベットが入り、ボールが落ちる。
(ディーラーはボールを投入する際、台の上をちらっと確認している。)
このあたりで、ルーレットというギャンブルの勝負どころが見えてきた。
すなわち、
@ボールを投げる前の我々のベットの状況
Aボールを投げるディーラーの落としたいところの決定
Bボールを投げるディーラーの落としやすいところ(得意なところ)
Cボールを投げた後に我々がベットしてよいこと
この攻防に勝ち負けのあやがある。
それを見出した頃、コインは残り10枚。
ボール投入後のベット、
誕生日だから8(黒)(何回かでてたお誕生日ナンバー)
ベットの薄いところでディーラーの癖のある24(黒)
5ユーロ×3枚×36倍 が2回。
見たこともないようなコイン(500ユーロコイン。コインというか、キラカード見たいなやつ)が出てくる。
ハチ夫が勝ち始めると、客も減り、
(後から賭けてばっかりもあれだし、勝負してみるか。)
と、まず「赤」にドンと張る。
ボールが投げ入れられる。
すかさず33(黒)にズンと張る。
(序盤でやられつづけた33の黒、赤に張れば、こいつはここに落とすに違いない。)
結果は8(黒)。
ディーラーは多分、最初33に落とそうとしたと思う。
でもやめたんだと思う。
ハチ夫から、最初にはでていなかったオーラが出ていたんだと思う。
それを感じて、33のお遊びをやめて、8に落とした。
しかしハチ夫が最初に勝ったのが8。
十分8に後掛けする可能性もあるなかで、
33or8というギャンブルをディーラーと二人で楽しんだ気がした。
そんな2択じゃなくて、他にいくらでも落とすところあるんじゃ?
と思うかたもおられるかもしれないが、
まず、ハチ夫がボール投入前のベットで赤にズドンと張っているから、
おそらくディーラーの頭のなかからは、赤枠が消えている。
ここでハチ夫が先手を取っている。
後手に回ったディーラーは、黒の得意なところ
すなわち、「赤を回避するときはここが決めやすい」の8or33に投げるだろう、
の勝負だったのである。
最後の大勝負は負けたけど、
これは意味のある勝負だった。
ディーラーの運が勝っていたというところ。
こればっかりは仕方がない。どうしても勝ち負けがつく。
一時1000ユーロ近くを保有しつつも、
勝負にでて減らし、750ユーロをお持ち帰り。
初日で550ユーロ勝った。
わずか1時間の勝負であった。
次回、「カジノ二日目」
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