2018年08月08日
はじめての読み物におすすめ『みどりいろのたね』
夏休みもいつの間にか半ばをすぎましたね。
この機会にぜひ本を沢山読ませたい!と思う方も多いと思います。
もちろん私もそのひとりです(笑)
先日、娘を夫に見てもらって、自分の用事を済ませたついでに図書館へ寄り、小学1年生の娘が喜びそうな本を借りてきました。
たかどのほうこさんの『みどりいろのたね』。
たかどのほうこさんは、絵本の『つんつくせんせい』シリーズの作者でもあります。
つんつくせんせい、なかなか個性的な先生で私は大好き
『みどりいろのたね』も少し個性的な雰囲気で、笑えるお話になっています。
まあちゃんのクラスでは、みんなで畑にたねをまくことになりました。
先生がひとりひとりにたねを配ります。
まあちゃんがたねをもらおうとしたとき、先生が
「あれっ、まあちゃん!
そのふくらんだほっぺ、何だかあやしいなぁ」
ふくらんだほっぺの中でなにやらカランコロンと音がしています。
先生に「だしなさい!」と言われ、まあちゃんの口からぽろんと出てきたのは、みどりいろのあめ玉でした。
先生から配られたたねはひとり5つずつ。それぞれ畑にうめるのですが、まあちゃんはうっかりたねと一緒にみどりいろのあめ玉もうめてしまったのでした。
たねを植えて数日後、土の中ではたねから根と芽が生えてきました。
しかし、なまけもののまぁちゃんはたねに水をやるのを忘れてしまい、土の中のたね達はのどがカラカラです。
「のどがかわいたなぁ」
「水がのみたいよ」
ぐったりした様子のたねたちが話している横で、みどりいろのあめ玉だけは元気にしています。
「あいつ、すましてるぜ」
「根も、芽もでてない」
「あいつ、はじめとおなじだぜ」
ひとりだけ元気そうなあめ玉に、つっかかっていくたねたち。
「へーんなやつ!」
負けじとあめ玉の方も、たねたちに言い返します。
「へんなやつはどっちだい!」
「ぼくはとびきりうまい メロンあめさ!」
「いちどぼくをなめてみるがいい!」
このあたりのたねたちと、あめ玉のやりとりは一番の見所です。
たねたちの絵と吹き出し調の台詞で楽しく読めるのでぜひ本を読んでみてほしいです
その後、大きく育ったまあちゃんのえんどうまめ。
収穫した豆は、他のみんなとはちょっと違うものでした・・・
(結末は読んでみてのお楽しみです)
絵柄:5(愛嬌のある絵柄が全ページに書かれています)
ストーリー:4.5(ユーモアに溢れておもしろいです)
子供の反応:4.5(豆とあめ玉のやり取りで喜んでいました)
オススメ度:4.5(はじめての読み物に最適です)
総合得点:4.5
対象年齢:4才〜小学校低学年
個人的にかなり気に入ったので高評価になっています
たねたちとあめ玉が口げんかを始めるところが一番の見所ですが、小学生低学年がいかにも言いそうな悪口(「つまんないやつ!」とか、「おれたちのほうがすごいんだぞ!」というようなもの)が子供の共感を呼んでいるように感じます。
読み聞かせには少し長めですが、1ページに1行程度の文しかないので、10分もかからないと思います。
本の裏表紙には「4才から」とあったので、大人が読み聞かせする場合は4才から、子供自身が読む場合は小学校1,2年生くらいからかな、と思います。
今回借りた図書館では「はじめてのよみもの」コーナーに置いてありましたので、まさに「はじめて子供自身が読む本」としてうってつけだと思います。
この機会にぜひ本を沢山読ませたい!と思う方も多いと思います。
もちろん私もそのひとりです(笑)
先日、娘を夫に見てもらって、自分の用事を済ませたついでに図書館へ寄り、小学1年生の娘が喜びそうな本を借りてきました。
たかどのほうこさんの『みどりいろのたね』。
新品価格 |
たかどのほうこさんは、絵本の『つんつくせんせい』シリーズの作者でもあります。
つんつくせんせい、なかなか個性的な先生で私は大好き
『みどりいろのたね』も少し個性的な雰囲気で、笑えるお話になっています。
新品価格 |
あらすじ
まあちゃんのクラスでは、みんなで畑にたねをまくことになりました。
先生がひとりひとりにたねを配ります。
まあちゃんがたねをもらおうとしたとき、先生が
「あれっ、まあちゃん!
そのふくらんだほっぺ、何だかあやしいなぁ」
ふくらんだほっぺの中でなにやらカランコロンと音がしています。
先生に「だしなさい!」と言われ、まあちゃんの口からぽろんと出てきたのは、みどりいろのあめ玉でした。
先生から配られたたねはひとり5つずつ。それぞれ畑にうめるのですが、まあちゃんはうっかりたねと一緒にみどりいろのあめ玉もうめてしまったのでした。
たねを植えて数日後、土の中ではたねから根と芽が生えてきました。
しかし、なまけもののまぁちゃんはたねに水をやるのを忘れてしまい、土の中のたね達はのどがカラカラです。
「のどがかわいたなぁ」
「水がのみたいよ」
ぐったりした様子のたねたちが話している横で、みどりいろのあめ玉だけは元気にしています。
「あいつ、すましてるぜ」
「根も、芽もでてない」
「あいつ、はじめとおなじだぜ」
ひとりだけ元気そうなあめ玉に、つっかかっていくたねたち。
「へーんなやつ!」
負けじとあめ玉の方も、たねたちに言い返します。
「へんなやつはどっちだい!」
「ぼくはとびきりうまい メロンあめさ!」
「いちどぼくをなめてみるがいい!」
このあたりのたねたちと、あめ玉のやりとりは一番の見所です。
たねたちの絵と吹き出し調の台詞で楽しく読めるのでぜひ本を読んでみてほしいです
その後、大きく育ったまあちゃんのえんどうまめ。
収穫した豆は、他のみんなとはちょっと違うものでした・・・
(結末は読んでみてのお楽しみです)
総評(5点満点)
絵柄:5(愛嬌のある絵柄が全ページに書かれています)
ストーリー:4.5(ユーモアに溢れておもしろいです)
子供の反応:4.5(豆とあめ玉のやり取りで喜んでいました)
オススメ度:4.5(はじめての読み物に最適です)
総合得点:4.5
対象年齢:4才〜小学校低学年
個人的にかなり気に入ったので高評価になっています
たねたちとあめ玉が口げんかを始めるところが一番の見所ですが、小学生低学年がいかにも言いそうな悪口(「つまんないやつ!」とか、「おれたちのほうがすごいんだぞ!」というようなもの)が子供の共感を呼んでいるように感じます。
読み聞かせには少し長めですが、1ページに1行程度の文しかないので、10分もかからないと思います。
本の裏表紙には「4才から」とあったので、大人が読み聞かせする場合は4才から、子供自身が読む場合は小学校1,2年生くらいからかな、と思います。
今回借りた図書館では「はじめてのよみもの」コーナーに置いてありましたので、まさに「はじめて子供自身が読む本」としてうってつけだと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7973836
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック