茂の「最近調子どう？」

　人は、1日に約4000〜6000の考え事をするらしい。その中で、マイナス思考の占める割合は90％にもなるという。

　確かにそうかもしれない。「仕事に行きたくなあ〜」「こんなことを言ったら、どう思われるだろうか」「面倒だな」などと、無意識のうちに考えていることが多い。

　私ってどんな人間なんだろうと考える時、人は、今その時考えていることが、その人自身だと言われる。物事をマイナス思考に考える事が多い人は、否定的な人であり、楽観的にプラス思考に考える人は肯定的な人だ。

　人生で、成功しよう、お金持ちになろう、ワクワク生きていこうという人の考え方は、私が思うに、プラス思考であると思う。何故なら、プラス思考は、心の活力を生み出し、新たなる行動への足がかりになるからだ。

　従って、無意識に心に浮かんだ、90％のマイナス思考を、意識的にプラス思考に返還しなければならない。考え方は癖だ。意識的に変えようと努力すれば、必ず変わると信じている。

　私自身、後先も考えず仕事を辞めた時の心の葛藤は、半端ではなかった。でも、自らに言い聞かせた。「私が路頭に迷うわけがない」「私は幸せで豊かだ」「私は成功している」など、心に浮かんだマイナス思考を、力づくでプラス思考に変換することを心がけた。

　その結果、退職を申し出てから約2ヶ月後、、この年齢にして、新しい職に就くことができた。まさに奇跡が起き始めたと信じている。

　これからも、一生、生きている限り、心をよぎるマイナス思考を、プラス思考に変換する心の作業は続けていくつもりだ。そして、奇跡を起こし続けるつもりだ。