茂の「最近調子どう？」

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医師の表情、言葉使い、数値結果に一喜一憂している。

昨日はこんなに気持ちが高揚したのに、今日は落ち込んでみたり。

人間なんて弱いね。

結局は前向きに行くしかないね

病に罹ると気持ちの浮き沈みが激しくなります。その浮き沈み状態は時間刻み、分刻みで刻一刻と変化します。

医師のちょっとした表情や言葉を、勝手に自分なりに解釈しながら

「本当に自分は良い方向に向かっているのだろうか？」

「本当はもっと重篤な状態に向かっているのではないだろうか？」

考え出したら心が勝手に嫌な方向に向かっていきます。


そんな時には少しでも明るい方向に向かうようへと、心の切り替えをするよう努めるようにはします。

この先のことを考え、自分が回復した時にやりたいことや妻や両親が笑顔で回復を喜んでくれる表情を思い浮かべながら。

今の自分の心はまさに「明」と「暗」

目まぐるしい変化です。

私の正式な病名が昨日初めて知らされました。

「顕微鏡的多発血管炎」だそうです。年間約1400名程しか発症することのない、いわゆる難病扱いになる病気ということ。

今年に入り体調不良を感じ、3月の会社の健康診断において腎臓の数値が異常に低くなっていることが発覚。自分としたはただ狼狽えるだけで、兎にも角にも掛かりつけの大学病院に、藁をもすがる思いで駆け込んだ次第です。

その日のうちに医師に即入院を勧められ、一度帰宅したのち慌ただしく身支度を整える暇もなく再度大学病院へ。

約10日程のうちに数々の診察治療を重ねるうちに、病名がはっきりした次第です。これからは心の不安と回復への希望の間に心が揺れ動かされる中、回復へ向けての治療が開始されています。

しばらくは入院の日々が続きますが、私の「人生の新たなる挑戦」は終わることがありません。

何十年か前、まだ医学が進歩していない頃であれば、自分はそのうちに衰弱して死んでいくんだろうな。

私は医学に携わる多くの人たちの努力と成果により生かされている。

医学の進歩に大感謝です。

会社の健康診断に引っかかりました。
急性腎不全だって。
初めて入院を経験しています。具体的な治療法はこれからです。
しっかり治します。

一つの会社に約30年近く勤めている同僚が言う。

「この会社、クビになったら路頭に迷う」

別にクビになることをしている訳でもないから、そんなことを考えなくても良いとは思うのだけれど、

ずっと一つの会社で勤め上げていくと、そのような視野の狭い考えになるのだと私は感じた。



私などのように結果的に転職や会社の閉鎖などにより複数の会社に属した人間は、

「人は何やっても生きていけるさ」と思ってしまう。



私はあと数年で60歳を迎え定年となる。今の内から自分の力で生きていくことを模索している。私はそんな自分がとても好きです。

広い視野で自分の可能性を信じて、努力する自分が好きです。

無理すると必ず不具合が起きる、

その時は何も感じなくても、後になって心身の不調を訴えることになる。

要は自分に合ったペースをつかむ事が大切。

いざ会社を辞めようとするときに考えること。

果たして自分は何ができるのだろうか。自分の力で生きていけるのだろうか？

最初のうちは思うように収入が伸びずに苦労するだろう。

もし病気に罹ったら社会保険は効かないから、国民保険に入るの？国民年金にも？


色々なことを考えると、いかに自分が会社にぶら下がって生きてきたかが実感できる。

仕事がつまらないとか、上司がうるさいと文句を言いつつも、

仕事をできてきたことに感謝をしなければならない。


自分の力で生きるということは、全てが自由であっても、自分の足でしっかり立つということだ。

知らないうちに会社に守られてきた自分から、裸一貫で社会に自分を放り投げるということだ。

そこまでも覚悟ができなければ、本当の意味で自立などできない。


でも私は自立します。

あらためて見ると高いビルだ。

webライターの仕事を始めて約半年。サラリーマンの仕事をフルにこなしながら、隙間時間を利用してやっている。それでも1ヶ月あたり3万円ほど稼げるようになってきた。

先日始めて現金を手にした時、始めて社会に出て初月給をもらった時のような嬉しさを感じた。

「すごい、俺にもできる」

地道ながらこの仕事を大成させたい。