2012年02月18日
ギネスブックで世界一釜石港の防波堤
東日本大震災の津波で損壊した釜石港の防波堤について、国土交通省は17日、26日から復旧工事を始めると発表した。ギネスブックで世界一
ギネスブックで世界一の深さ(63メートル)と認定された震災前の状態と同じ規模で復旧させる方針で、総事業費は約490億円。2016年度に完工する予定だ。
同港の防波堤は、津波で一部を残して倒壊した。同省は、防波堤が一時的に津波を押しとどめて市街地への浸水を約6分間遅らせた効果なども考慮し、岩手県や釜石市などと協議した上で復旧を決定。防波堤の残った部分を撤去する工事から始め、3月中に新設に取りかかるという。
同省は倒壊の理由について、防波堤本体のブロックを乗せる基礎部分が強い水流のために削られたなどと分析。復旧にあたっては、基礎の石を震災前より多く積み上げたり、コンクリート製の石材を用いるなどして、津波への耐久性を高める方針だ。26日には同市内で着工式が行われる。
ギネスブックで世界一の深さ(63メートル)と認定された震災前の状態と同じ規模で復旧させる方針で、総事業費は約490億円。2016年度に完工する予定だ。
同港の防波堤は、津波で一部を残して倒壊した。同省は、防波堤が一時的に津波を押しとどめて市街地への浸水を約6分間遅らせた効果なども考慮し、岩手県や釜石市などと協議した上で復旧を決定。防波堤の残った部分を撤去する工事から始め、3月中に新設に取りかかるという。
同省は倒壊の理由について、防波堤本体のブロックを乗せる基礎部分が強い水流のために削られたなどと分析。復旧にあたっては、基礎の石を震災前より多く積み上げたり、コンクリート製の石材を用いるなどして、津波への耐久性を高める方針だ。26日には同市内で着工式が行われる。