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2017年01月18日

近年の南部鉄器

ご無沙汰しております。

今回は近年の南部鉄器についてです。


南部鉄器は伝統工芸品ですので、使っている方は減ってるかと思いますが、ここに来てかなり需要が増えてきています。

国内では、南部鉄器の釜を使用した炊飯器も発売されています。

また、一流シェフの方がフライパンを使ったり、ココットなど鋳造で厚めの特性を活かせ、拘る方が高くても使用しているようです。


また、海外に目を向けてみますと、お茶を飲む文化のある中国、日本製品大好きなフランス等を中心にこちらも多くの需要が発生しています。

特に近年の人気を出す理由になったのが、カラーリングだと思います。

鉄瓶といえば黒、色々な形はあっても色は多くはありませんでした。

が、最近の南部鉄器は赤、白、緑、青、金など、多彩なカラーリングをしています。

もともと鉄製品ですので、耐久性は折り紙付きですし、デザイン性も上がったとなれば人気が出ない訳がありません。


お茶、コーヒーなど、お湯を使う機会がある方は今以上に入手が難しくなる前に一度手に取ってみては如何でしょうか?

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感想(35件)


2016年11月28日

南部鉄器 鉄瓶と急須の手入れ

訥々と。





今回も岩手県で作られる南部鉄器について書かせて頂きます。

前回は鉄瓶と急須の違いについてでしたが、今回は‘‘鉄瓶の手入れ‘‘の方法をご紹介します。

特に鉄瓶はちゃんとした手入れをしないと錆びてしまいますのでご注意ください。


まず、鉄瓶の手入れですが、基本的な留意点がいくつかあります。

1.内部は触らない
2.濡らしたままにしておかない
3.洗剤は使わない

これを守って頂ければ快適に鉄瓶を使い続けられます。

まず1.についてですが、鉄瓶の内側は鉄分を摂取できるよう地のままになっていますので、触ることで傷、錆びを促進させる原因になります。

また、適切に使用していても錆びは出てくるものです。そこでゴシゴシと擦ってしまうと鉄瓶が台無しになってしまいます。

錆びが出てきても、沸かしたお湯が濁っていなければそのまま使ってください。

濁る場合は別途手入れが必要ですので、そちらは後日紹介します。


次に2.についてです。

鉄瓶は南部鉄器です。鉄器は濡らしまままにしておくと当然錆びてしまいます。

適切に使用しての錆びではなく、よくみる赤錆び、が出てしまうと手入れをしないと美味しくお湯を沸かせません。

使用後は弱火にかけ、水気を飛ばす。

これは鉄瓶を使ううえでの大前提です。


最後に3.についてです。

これも1.と同様の理由です。

内部を傷つけ、錆びの原因になります。


南部鉄器は工芸品です。

工芸品を日常で使うにはいくつもの注意すべき点と少しの手間がかかります。

それに見合う満足感を得られるかは分かりませんが、南部鉄器を好きな方、使っている方が少しでも増えれば嬉しく思います。


最近のマイブーム、南部鉄器についてでした。
閲覧頂きありがとうございます。




2016年11月26日

南部鉄器 鉄瓶と急須の違い

訥々と。





南部鉄器というものをご存知でしょうか?
本州の北、岩手県で作られている鋳造の鉄器です。

鋳造というのは、簡単に言うと、型を作り熱した鉄を流し込み、冷えることで固まらせる造り方です。

最近では炊飯器のCMで流れていることもあり、ご存じの方も増えてきたように思います。

鉄瓶は鉄分も摂れるということで、女性の方にも人気が出てきました。

その為、購入の際にこういった質問を耳にする機会が増えてきました。


「これで鉄分は取れますか?」


これがご存じない方には難しいところですが、南部鉄器には内側をホーロー加工した“急須”と、加工していない“鉄瓶”が存在します。

鉄分が摂れるのは“鉄瓶”です。

見た目は同じ物で鉄瓶と急須、どちらも販売していることもあるので、お店の人に聞く、用途を伝えるという事が非常に大切になってきます。

最近ではデパート等でも取り扱っている事が増えてきているので是非一度、手に取って南部鉄器を体感して頂ければと思います。

最近のマイブーム、南部鉄器についてでした。
閲覧頂きありがとうございます。




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