「センター・リサーチ」参加者数が前年比98%ですので、僅かながらも国公立大出願予定者の割合が減少していることになります。一方、センター利用方式の私立大志望者は前年比102%と増加しています。受験生が国公立大よりも私立大へシフトしている様子がうかがえます。
国立大・公立大とで分けて集計をすると、公立大の出願予定者が前年比101%と増加しています。特に関東地区の公立大で増加が目立ちます。センター試験の必要教科・科目数が基本7科目となっている国立大とは異なり、公立大では3〜4教科で受験可能な大学が多く私立型生の受験も可能です。センター試験の平均点上昇もあり、首都圏の私立型生が積極的に出願を検討している様子がうかがえます。
(河合塾Kei-Net より転載させていただきました)
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