渋谷区は民間の団体と連携して「ハロウィンごみゼロ大作戦in渋谷」を実施、
仮装の際に「家で着替え」することや、ごみの持ち帰りを呼びかけていた。
とはいえ、駅や近隣の商業施設のトイレが、着替えに利用され、混雑や汚れの苦情が寄せられたことから、
渋谷区は公園にテントを張り、更衣室やメークスペースを設けた。
一方、東京都は、10月17日から31日まで都内で開催されるハロウィーンイベントの参加者に、
「HALLOWEEN & TOKYO」限定の”カボチャのごみ袋”などを配布して、クリーンなハロウィーンを呼びかけていたという。
このような中で31日のハロウィン当日を迎え、渋谷は大勢の仮装した人々が集結、「DJポリス」まで出動した。
そして翌11月1日の朝
そこには、ゴミ拾いをするボランティアの姿が目立ったという。
以前サッカーワールドカップではスタジアムでごみ拾いをする日本人の姿が報じられたが、
まさに日本人の美徳とでもいえるものがこのハロウィンの後始末に現れたようだ。
だがしかし、それはそれとして素晴らしいことではあるが、
そもそもハロウィンに参加している人たちが、そのような美徳をもって行動しておれば
すむことなのではないか。
汚す人がいるからきれいにする人がいる。そんな構図には違和感がある。
イベントで盛り上がるのは大いにけっこう。
ただそこに公衆道徳なるものをもっての参加でありたい。
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