日本中を沸かせたわずか2週間後にこんな事態に発展するとは、誰も予想していなかっただろう。細胞生物学の歴史を塗り替えると騒がれた新型万能細胞「STAP(スタップ)(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得)細胞」を開発した理化学研究所のユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さんの研究成果に疑惑の目が向けられている
注目を集めているのは、英科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞に関する2本の論文と、それらに先立つ2011年の米専門誌の論文。いずれも筆頭著者は小保方さん。ネイチャー論文では、別の状況で撮影されたはずの2枚のマウスの胎盤の写真がそっくり。11年の論文では、多数の実験結果を示す画像の中に、同じものを上下反転させるとそっくりなものがあるなどと指摘された。実験結果の「使い回し」ではないかと疑われたのだ。
でもこれって???
これだけの騒動に発展した背景には、一定の“アンチ小保方勢力”の存在が見え隠れする。再生医療の分野には、出身学部を異にするグループが存在する。大きく分けると「医学部出身の研究者」と「それ以外(理学部、農学部、工学部出身など)」ということから・・・
再生医療で結果を出せば、莫大な研究費が入るわけで、もし、STAP細胞が認められれば、理研や小保方さんグループに大量の研究費が投入されることになり、その分他の研究機関に回らなくなる。それを阻止する動きがあってもおかしくない
という見方もできそう。
我々庶民には分からない「見えない力」がどこかで働いているのかもしれませんね。
いずれにしても小保方(おぼかた)さんの研究に差し障りのあるような過激な報道はいかがなものでしょうか?!