セキちゃんと一緒

朝、鳥かごの中から「チェッ、チェッ、チェッ」と鳴き声が。

どうやら外に出して欲しくて呼んでいるようだ。



舌打ちされているようで、微妙にイラっとしたが入口を開けてやる。

すると、一目散にエアコンの上へ。



セキちゃんは、エアコンの上がお気に入りだ。

部屋に放すと、だいたいエアコンの上かカーテンレールの上にいる。

それはまあいいのだが、

問題なのは、フンである。



私は、エアコンの上は平らになっているものだと思い込んでいた。

ツルツルで平らな面ならば、フンをされても掃除をすれば済むと思っていたのだ。

だから、セキちゃんがエアコンの上にいることに寛容であった。

しかし、それは違った。



ハシゴを使い、フンを掃除しようと上を覗いてみると、

なんと、そこは格子状になっていたのだ。





恐る恐るエアコンカバーを外してみる。

すると、中からバラバラと乾燥したフンがｏｒｚ


幸いフィルターがフンを受け止めてくれていたので、

自分で掃除ができた。


エアコンを掃除し終わって、衛生的な不安を覚えた私は、

とりあえず、セキちゃんをエアコンに止まらせないようにしようと考えた。

お気に入りの場所を奪うのはかわいそうなので、

他の案が浮かぶまでの仮の処置だ。



セキちゃんがエアコンの上が好きなのは、

上が格子状になっていてつかまりやすいからだった。


そこで、とりあえず新聞紙を広げて置いておくことにした。




そこに、意気揚々と飛んでいくセキちゃん。

とまれないようで、困っている様子。

何とかとまろうと旋回しているうちに、

新聞が落下。



今度は、新聞をテープで固定。

新聞紙に足が掛からないのか、何度やってもずり落ちる。

諦めてカーテンレールの上へ。






これでいけると思ったが、

やがて、新聞紙の上にふわりと着地。

飛ぶ加減？を学習したらしい。




まあ、これでフンをしても新聞紙の上だし、

こまめに取り替えればいいかということで一応決着。