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2024年01月11日

割安で360度監視可能なベビー型ネットワークカメラは室外防犯カメラにも重宝

360度監視できる視野できるベビー型ネットワークカメラは室内ばかりでなく室概要防犯カメラとしても極めて機能を発揮します! 

 

ベビー型ネットワークカメラは、赤ちゃんやペット、或いは、高齢者の見守り用として大いに利用されていますが、実は、室外でも雨露が凌げる軒先などに設置すれば、室外用防犯カメラとしても大いに機能を発揮します。 

 

しかも、スマホからのリモート操作で、以下のことができ、とても重宝に利用できます。

 

@ほぼ全方位に向けて首を回してカメラを向けることができる 

Aカメラ・動画撮影と録画も可能 

➂音声も拾えこちらの声も発することができる 

 

ただ、防滴仕様にはなっていないので、屋根や庇があるところに設置する必要があります。 

 

この記事では、室外用防犯カメラとして重宝な利用方法をご紹介します。

 

 [caption id="attachment_5257" align="alignnone" width="640"] 留守宅の防犯対策集[/caption]  

 

T.ベビー型ネットワークカメラとは?

 

 

1.室内での見守り用に設計されたIPカメラ

 

ベビー型ネットワークカメラとは、IPカメラ(ネットワークカメラとも言う)と同様にカメラとコンピュータが一体化されカメラ自体が個々にIPアドレス(住所番号)を持っていてインターネットを経由して、どこからでも映像を見たり、カメラを管理したりすることができます。 

 

ベビー型ネットワークカメラは、カメラ方向を360度にわたって変動させたり、双方向通話などができるようにコンパクトに設計され、よそにいても、赤ちゃんやペットの様子を離れた場所からスマホやタブレットで見守ることができるため、主に室内でのベビーやペットの見守り用として紹介されています。

 

2.ベビー型は室外防犯カメラとしても利用価値大!

 

以上のように、ベビー型は、主に室内での見守り目的が主であるため、防滴仕様にはなっていないので、屋外用には向かないとされています。 

 

通常、屋外仕様の防犯カメラは、防滴加工が施された屋外用の固定カメラが仕様されます。 

 

しかし、全方位を見わたせる機能や双方向通話ができるなどの機能は、価格比較でみると、室外用固定型防犯カメラを遙かに勝るため、私の場合、屋根の庇や軒下、或いは、カーポートの庇に設置して室外用防犯カメラとしても利用しています。

 

3.低価格ながら多機能で設定も簡単が特徴

 

このベビー型ネットワークカメラは、低価格でありながら多機能であり、なによりも設定が簡単なために、工夫すれば、いろんな利用方法が考えられるのが利点です。 

 

長期間の外出時には、自宅内の事情が気になるものですが、主だったところに配置しておけば様子がわかり安心できます。 

 

このように、固定型防犯カメラと違っていろんな使い方が自由にできるので重宝しています。

 

U.ベビー型ネットワークカメラの利便性

 

ベビー型ネットワークの利便性は、何といっても固定型防犯カメラと違って、360度近くカメラを回して見わたせることや外出先でスマホで自宅がチェックできることです。 

 

以下、ベビー型ネットワークカメラの防犯カメラとしての有用な機能、利便性をご紹介します。

 

1.レンズの方向を360度回転させ周囲が見渡せる

 

 ドアホンや玄関前等を家の周囲をじっくりチェックできます!

 

2.音を拾う(聞く)ことや音声を発することができる

 

音を拾う(聞く)事ができるので、異常と感じたとき音も聞き出すことができます。 

 

また、音声も発せるので、異常と感じた時は威嚇もできます。 

 

なお、双方向通信機能を備えたカメラの場合は、相手と会話をすることもできます。

 

3.写真撮影や動画の撮影ができる

 

必要であればスマホから写真や動画が録画することができます。

 

4.外出先でスマホから現状の家の姿、安全が確認できる

 

外出先で一番きがかりな留守中の自宅の状況が把握でき安心感を得られます!

 

5.SDカードで長時間録画も可能

 

万一の際には証拠や確認のために長時間録画が薬に立ちます。

 

6.価格が安く簡単に設置設定ができるのが最大のメリット

 

通常、室外用固定カメラの場合、カメラ及びレコーダー等を併せると数万円かかりますが、ベビー型ネットワークカメラであれば、全てで通常5000円〜10000円程度で性能のいいものが購入できます! 

 

以上から、ベビー型ネットワークカメラは、設置場所(雨露が凌げる所)さえ気をつければ屋外用防犯カメラとし重宝に使えますす。

 

V.ベビー型カメラの屋外設置方法、留意点

 

1.屋根の軒下や庇のあるところに設置する

 

ベビー型は、通常防滴仕様でないために、室外用として仕様する場合は、屋根の軒下やひさしなどで雨露から守れる箇所に設置する必要があります。 

 

我が家は、軒下(屋根の下端で、建物の壁面より外に突出している部分)やカーポート屋根の内側、及び二階の軒下に設置しています。 

 

もう5〜6年経ちますが問題なく働いています。

 

2.Wi-Fi接続よりもネットケーブルでルーターに接続がおすすめ

 

Wi-Fiの場合は、通信が不安定になり、フリーズの恐れがあります。 

 

長期に留守にする場合は非常にリスクが高くなるので、安定した通信環境が保てるインターネットケーブル(平らケーブル)で屋内に引き込みルーターに直接接続して使われることをおすすめします。

 

W.ベビー型カメラのおすすめ製品

 

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X.最後に

 

ベビー型ネットワークは、様々な機能を有しているため、屋外用防犯カメラとしても大きな利用価値、利便性があります。 

 

価格も、通常の屋外用防犯カメラに比べて割安で、コンパクトながら全方位に見渡せ、双方向通話も可能で万一の際に大いに役立ちます。 

 

私の場合は、1人済む老親の住む玄関先に向けて非常時対応できるよう設置しております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ーーーーーー 完 ーーーーーーー

 

下記の関連記事もご覧いただければ幸いです。

2022年12月31日

防犯カメラ|家庭用防犯カメラに必要な基本的仕様と選ぶ際の着眼点(リニュアル)

戸建て住宅にお住まいの方、特に一人住まいの女性の方は、留守時に空き巣に狙われたり、押し売りや押し込み強盗に狙われるリスクが大きいと言われます。 

 

これらの犯罪の抑止力に効果が大きいのが防犯カメラの存在です。 

 

しかし、防犯カメラの設置と言われてもどうしていいのか、戸惑われる方が多いのではないでしょうか? 

 

家庭用防犯カメラの最大の目的は、抑止力にあります。従って、警察や商店などで求められる高度な機能は必要ではなく、ほどほどの機能が備わり、手軽に設置、交換できるもの適切と考えます。

 

このような観点に立ち、家庭用防犯カメラに必要な仕様や選ぶ際の着眼点等をご紹介します。

 

 

 

T.防犯カメラは、戸建て家庭の必需品

 

戸建て住宅では、留守時ばかりでなく、平時でも強圧営業や押し込み強盗の被害が絶えません。

 

特に、一人住まいの高齢の女性宅での被害が大半を占めています。 

 

〇侵入窃盗事件は、戸建てが41%と圧倒的に多い。 

 

侵入窃盗事件は、現在全国で1日に100件発生しており、戸建てが41%と圧倒的に多く、次いで一般事務所、3階未満の集合住宅の順に被害が多い。

 

 

 

1.防犯カメラは犯罪の抑止力に効果大

 

空き巣やいたずら、強圧営業や押し込み強盗などに対し、防犯カメラは大きな抑止力になります。 

 

防犯カメラを設置しただけで、犯罪者には、この家は、リスク管理が徹底され、犯行を自制します。

 

このように、防犯カメラは、ただ設置するだけで犯罪から身を守る大きな防犯対策になります。

 

2.防犯カメラは、留守時の家の管理にも貢献

 

防犯カメラは、犯行の抑止力効果ばかりでなく、何か異変があった時に確かめるのに役立ちます。 

 

また、数日間家を留守にする際は、スマホで家の状態が分るので外出時の安心に繋がっています。 

 

また、留守時に宅急便が自宅を訪れたり、誰かが訪れたことも把握できるので、対応が臨機応変にできます。 

 

さらに、最近では、留守時のペット監視や遠隔地の老親の無事確認等多様な利用のされ方がなされています。

 

U.戸建て家庭の防犯カメラの選び方

 

このように、防犯カメラは、家庭の安全に大きく寄与するとともに、日常生活を快適にする上でなくてならないものになってきています。 

 

しかし、防犯カメラは、通信とカメラ技術の進歩によって、高機能でも手頃な価格で入手できるようになり、巷に溢れています。その中から、自宅にあった防犯カメラを選ぶのは容易なことではありません。

 

家庭用防犯カメラの選び方の留意点・ポイント

 

防犯カメラの価格は安くなったとは言え、自宅に合った性能や形、取り付け方法、あるいは、操作のしやすさ、製品の寿命やメンテのしやすさ等を勘案して、できるだけ後悔しない選び方をしたいものですね。

 

1)防犯カメラを選ぶ際の留意点

 

@抑止力第一から過度の高機能・高性能は不要!

 

防犯カメラを選ぶ際に留意すべきことは、防犯カメラは、あくまでも「抑止力効果」が最大の狙いであると言うことです。

 

このため、過度の機能や性能は不要で、最低限のもので十分と言うことです。

 

Aカメラ寿命や新製品登場、故障発生を想定し低価格品で対応

 

次に、防犯カメラの製品寿命は、長くて5〜6年とみて置くべきで、時には、故障等が発生したりします。

 

また、低価格で機能が付加された新製品も次々と生まれているため、時には交換も検討する必要が生じてくる場合もあります。

 

B自分で取り付け可能な製品を選ぶ

 

カメラ寿命が5〜6年であることや新製品への交換、故障対応などを考えると、自分で取り付けや交換ができる製品を選ぶことをおすすめします。

 

2)防犯カメラを選ぶ際の留意点

 

防犯カメラを選ぶ際には、以下のことに留意しましょう。 なお、詳細は、「家庭用防犯カメラ(屋外用)の選び方|必要な要件、枠組み」をご覧下さい! 

 

防犯カメラは、外部からの浸入経路に向けて設置することが必要です!

 

このため、防犯カメラは、基本的には「防滴」であることが必要です。

 

ただし、屋外に雨露を凌げる軒先などに設置可能ならばペット型IPカメラの方が便利です。

 

◎カメラの台数

 

カメラの台数は、外部から浸入経路に向けて洩れなくカメラを設置することが重要です。 

 

従って、追加で購入すると割高になりがちですので、故障の時のことも考えて4台付きのものが望ましいと思います。

 

◎カメラの機能

 

以下の機能、性能を満たせば十分です。 

 

・動体検知、暗視機能付きで画素は「200万画素」があれば十分 

・雨ざらしの場所は、「防滴機能」が必須 

・遠隔地監視ができ非常時通知設定がしやすい「スマホ対応」機種 

・携帯電話などへの通知方法などが「設定しやすい」ほうが便利です。

 

◎録画機能

 

留守期間の長さ永さを勘案してレコーダーの容量を検討する必要があります。 

 

・4台のカメラで2週間分位録画できる容量⇒「1 TB」位 

※ネットワークカメラは録画量が少なくて済む)

 

◎有線接続

 

ワイアレスも便利ですが、Wi−Fiとの不具合で留守中に使えなくなる恐れがあります。 

 

従って、基本は有線が望ましいと考えます。

 

但し、有線の場合、室内へのケーブルの取り込みに煩わしさがあります。 

 

私は、エアコンの取り込み口や窓のサッシに隙間を見つけ取り込んでますが、LAN線だと平たくて取込みがやり易くなります。 そういうことが無理であればワイアレスを選択してください。

 

◎説明書きが日本語で相談窓口のある販売店

 

一番ややこしいのは、レコーダー等の設定方法になりますので、説明書きが日本語で理解しやすいものであるかを予めよく確認する必要があります。 不十分ですと後で苦労します。

 

また、防犯カメラ取り扱いの専門店でないとフォロー(問い合わせ)が十分でない恐れがありますので、相談窓口が購入先にあるかメール等でよくご確認ください。

 

◎価格

 

防犯カメラの機能などは日進月歩で向上、上市されています。 

 

また、防犯カメラの寿命は5~6年と言われています。

 

私も、カメラやレコーダーのトラブルや故障で一部買い替えるなどの対応をしてきました。 

 

要するに、防犯カメラは、消耗品であり、数年経てば取り換えが必要になることを前提に防犯カメラを選ぶことが望ましいと思います。 

 

従って、高機能で高価格のカメラを選ぶより、設置方法が用意で取り換えが簡単にできるカメラを選ぶ方が後々のメンテがやり易くなります。

 

V.最後に

 

防犯カメラは、留守時の防犯対策上はもとより、日常生活を快適にする上で戸建て家庭には必需品となっています。 

 

防犯カメラは、抑止力効果が最大の狙いであり、カメラの製品寿命やメンテを考えると過度な機能や性能よりも外部から浸入経路に向けて洩れなくカメラを設置することが重要です。 

 

防犯カメラは、「スマホで遠隔対応可能」で、「録画機能付き」の防犯カメラにすることが必要で、カメラの画素数は200万画素があれば十分です。 

 

また、安定性の面からワイアレスよりも有線が望ましいと考えています。 

 

また「録画用容量」は、留守にする期間を考慮して考えましょう。 

 

また、「説明書き」が「日本語」であること、購入店が防犯カメラ取り扱い専門店であること、少なくとも問い合わせ窓口があることをご確認ください。 

 

また、スマホや携帯電話などへの通知方法などが設定しやすいほうが便利です。 

 

詳細は、「自分でできる「長期間留守時の防犯対策」をご覧ください!

 

ーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーー

 

今や、防犯カメラは家庭の安心快適生活の必需品!

 

防犯カメラは、抑止力効果が大きく、留守時の自宅監視ができるなど、留守時の防犯対策上はもとより、日常生活を快適にする上で戸建て家庭には必需品となっています。 防犯カメラは、抑止力が最大の狙いであり、カメラの製品寿命やメンテを考えると過度な機能や性能よりも外部から浸入経路に向けて洩れなくカメラを設置することが重要です。

家庭用防犯カメラに必要な要件と着眼点

数多くあるカメラ製品から、家庭用防犯カメラとして必要な基本要件と選択の着眼点を整理しました。

[家庭用防犯カメラに求める役割と着眼点]

判定: ⦿必須要件 ○あった方がいい △▲はなくてもよい程度
役割・機能 項目 カメラを選ぶ際の「選択ポイント」 判定
抑止力を高める 威圧感の強い「箱型」が望ましい
台数 「死角がない台数」。基本は4台?
撃退力を強める 威嚇 センサーフラッシュライトは不要か?
威嚇 「音拾い」「音出し」はあれば良い
管理力を高める リアル 「スマホ連携」ができる
接続 方法 「ケーブル接続」が安心
「ワイヤレス」は不安定フリーズ有
操作性 「簡単設定」及び「簡単操作」が可能
証拠力確保 録画 カメラ4台で10日間録画可能「1TB」位
「4画面」〜「8画面」
画素数は「130万~200万」位で良い 水平視野は「70度~100度」位で良い
「暗闇」、「逆光」でも鮮明画像必要
「動体検知」は必須
ー上表の補足説明ー
抑止力を高める 抑止力を高めるには、カメラは「箱型」がよく、設置数も死角が生じないよう、基本的に「4台」位は必要。
撃退力を強める カメラが犯人を捉えるとフラッシュや音声で威嚇できればいいが、なくてもよい。
管理力を高める 外出先でも、スマホで状況が把握でき、異常があればスマホに連絡が入る機能は管理上必須。また、接続の安定性確保のために有線接続が望ましい(ワイヤレスはフリーズ等のリスクがあり、留守中に起きれば大問題。また、設定操作が簡単な方がいい。
証拠力確保 映像は、暗闇、逆光でも識別できる解像度であればいい。また、異常事態をスムーズに検証するために動体検知は必須。

◎家庭用防犯カメラのおすすめ7選

なお、いずれもカメラ4台でレコーダーとコード付きです。

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下記防犯カメラ関連記事もご覧いただければ幸いです。

 

2022年05月11日

防犯カメラ|自分で設置する屋外用防犯カメラの選び方と設置方法(リニュアル)

失敗しない屋外用防犯カメラの選び方は?効果的な設置方法は? 

 

防犯カメラは、空き巣や強引営業・押し込み強盗対策として家庭の必需品になっています。 

しかし、技術進歩により安価で性能の良い防犯カメラが、防犯意識の高まりと相まって市場に溢れているので、これから設置を考えている方にとっては、どれを選べばいいか迷われると思います。 

 

防犯カメラは、ご自分で設置されることをおすすめします! 

 

業者に依頼すると、費用や維持費が高くなります。

また、防犯カメラの寿命は、通常5〜6年であり、故障等も発生します。

さらに、進化した製品が次々と生まれているため、更新することも必要になります。

このため、防犯カメラは、自分で設置することをおすすめします!

 

   

 

T.防犯カメラを選ぶに当たっての留意点

 

1.家庭用防犯カメラの最大使命は「抑止力」と「証拠確保」

 

防犯カメラは、オフィスや店舗等においては「監視機能」が最大の役割ですが、家庭においては、犯行を思いとどませる「抑止力効果」が最大の使命であり、犯行を受けた場合の「証拠確保」の使命も担います。

2.「抑止力効果」を高めるには、「死角のない配置」が重要!

 

従って、防犯カメラの「抑止力効果」を最大限に高めるためには、カメラの存在を知らしめ、かつ、死角なく配置することが重要です。

 

[家庭用防犯カメラ設置上の留意点]

 

@死角をつくらない 死角があるとそこが狙われます。敷地が広い場合は、複数のカメラを設置し設置場所とカメラの向きに注意する。

 

A防犯カメラを外部からわかる位置に設置する。 外部から目に入る位置に設置する。但し、簡単に手が届き壊される場所に設置しない。

 

B逆光になる方角にカメラを向けない 逆光になると映像をうまく記録できない場合があるので、向きに注意する。

 

C屋外用の防犯カメラを設置する。但し、庇のない場所には屋内用も可能。

 

3.「証拠確保」の為には、暗視型カメラで2百万画素、長時間録画等の機能が必要

 

証拠確保」には、夜間でも顔が認識できる「赤外線暗視型」「200万画素以上」の機能、動きを捉える「動体検知」、録画漏れをなくすための長時間(約2週間分)録画できる「レコーダー」等が必要となります。

[家庭用防犯カメラに必要な機能と要件

家庭用防犯カメラに必要な機能や要件は、「証拠確保」や「遠隔地監視・操作」、「自分で設置する上で望ましい要件」等を含めて整理すると、次のような内容となります。

(※駐車場あらしや農作物泥棒対策等とは、求める機能、設置方法等が異なります)

 

  カメラに必要な機能や利便性 カメラの仕様
@ 暗闇でも顔が認識できること 暗視能力
A 顔が誰であるか識別認証できること 200万画素以上
B 動くものに反応し検知できること 動体検知
C カメラ全台の長時間録画ができること 2週間位の録画が可能なレコーダー
D 設定や操作方法が簡単で分かりやすいこと 日本語の分かりやすいマニュアル付き
E スマホで遠隔監視・操作ができること スマホ連動機能
F フリーズがない通信の安定性が確保できること 安定性確保には、有線接続が望ましい
G コストパフォーマンスが良いこと 5〜6年寿命を考慮したコスパ
H カスタマーサービスが良い 相談窓口がある
I 工事を伴わず自分で設置しやすいこと フラットケーブル(LANケーブル等)

 

4.防犯カメラは、自分で設置するのが望ましい

 

 

1)防犯カメラ導入を業者に依頼すると高額の導入費と維持費がかかる!

 

防犯カメラの導入には、部材(@防犯カメラ本体AHDD又はNVRB録画、監視用ソフトCモニター、ディスプレイ等)の購入費のほかに業者に委託すれば、D設置工事費用、E保守費用などの費用がかかります。 
 
従って、導入を業者に依頼すると、費用は、カメラ台数にもよりますが、一般的に、工事費用込みで「十数万円位」かかる上、「維持費等」がかかります。

 

2)家庭用防犯カメラに過度の機能は不要

 

前述のように、家庭用防犯カメラは、「抑止力効果」が最大の使命ですから、防犯カメラの機能は、「証拠確保」等に必要な機能を満たせば十分で過剰な機能付きの高級機種にする必要はありません。
従って、設置も簡単に行えます。

 

3)カメラ寿命や次々登場する新機種への対応を考えると自分で設置が望ましい

 

また、防犯カメラの耐久年数は5〜6年ぐらいであり、新製品が次々と生まれる中、新機種への更新等を考えた場合は、防犯カメラは、自分で設置されることをおすすめします!

 

5.家庭用防犯カメラに必要な機能と要件

 

以上から、導入する家庭用防犯カメラに求める機能や要件などを整理すると下表のようなものになります。

 

家庭用防犯カメラに必要な機能と要件

 

1)防犯カメラの形状は、威圧感の強い「箱型」が望ましい

2)防犯カメラの台数は、「死角ができない台数」の配置が望ましい

3)防犯カメラに「必要な機能と利便性」は下記の通りであることが望ましい。
 @スマホと連携ができ、スマホから遠隔でリアル監視及び操作が可能であること
 A2週間位のリピート録画ができるレコーダーが兼ね備わっていることが必要
 B暗闇でも顔が認識・識別できる暗視機能が必要
 C顔が認識・識別できる200万画素以上の画素数が必要
 D光で威嚇する機能は、あれば良い(なくても良い)
 E音で威嚇する機能は、あれば良い(なくても良い)
 F設置や設定、操作及びメンテナンス等が簡単であることが必要
 G通信の安定性確保から、接続方法は、ケーブル接続ができる方が望ましい
 H不審者を捉える動体検知機能は必要

 

U.家庭用防犯カメラの選び方

 

以上を踏まえ自分で設置・設定・操作が簡単にでき、通信の安定性も考慮して家庭用防犯カメラを選ぶに当たってのスペック要件を整理すると下記のようになります。

 

防犯カメラを選ぶ際は、下記事項に合致するかどうかのチェックにご利用ください!

 

機種・機能等 選ぶべき選択内容
@ システム規格 「AHD方式」(アナログ配線でハイビジョン画質)又は「IPカメラ」(ネットワークカメラ)のいずれかを選ぶ。※1
A カメラの形状 威圧感の大きい「箱型」が望ましい。
B 画素数 解像度(映像を鮮明に記録する度合い)は、画素数が「130万から200万画素程度が望ましい。※2
C 画角 画角(撮影できる画面の横幅)は、「70〜95度位」が望ましい。そのために焦点距離は「F=2.8〜4くらい」が良い。
D 暗視機能 夜間撮影が可能な暗視機能(赤外線撮影)が備わっていることが望ましい。
E 防水・防塵機能 防水及び防塵機能(IP)が備わっていることが望ましい。
F 動体検知機能 動体検知機能があり、スマホにメール通知がくる機能のあるのが望ましい。
G カメラの台数 死角が生じない台数配置が望ましい。
H レコーダー カメラ全台使用で最低2週間は上書きなく録画できる能力有りが望ましい。「2TB」位あれば十分。
I スマホ連動 スマホ・パソコン等で遠隔監視及び遠隔操作ができることが望ましい。
J カメラの電源 ーブルは、カメラ近くに電源を必要としない電源・映像一体型ケーブル或いはLANケーブルによる接続が望ましい。
K 設定の簡便性 接続や録画及びスマホ連携設定が簡単にできることが望ましい。 「ワイヤレス」は不安定でフリーズリスク有
L 日本語の取説 わかりやすい日本語取説が備わっていることが望ましい。
M アフターケア 販売店に専任担当者が置かれ、アフターケアが信頼できることがのぞましい。
N その他 「フラッシュライト」「音拾い」「音出し」などは、あればベター

 

※1.システム規格

・従来の「CVBS方式」(アナログカメラ)は、50万画素程度のアナログ画質(SD画質)しか対応できないが、従来のアナログカメラの配線をそのまま利用できる「AHD方式」は、コストを抑えた機器の入れ替えが可能で130万以上の画素の高画質のハイビジョン(HD、フルHD)に対応できる。

 

・「IPカメラ」(ネットワークカメラ)は、LANケーブルや無線LANといったネットワーク回線を使ったシステムで、カメラ自体にIPアドレスが割り当てられているため、インターネットにカメラ単体で繋ぐことができる

 

各システムの比較は下表の通り。

 

映像信号 CVBSn AHD HD-SDI IP
解像度 〜約50万画素 〜約200万画素 〜約200万画素 約200〜約500万画素
配線 同軸ケーブル 同軸ケーブル 同軸ケーブル LANケーブル
映像遅延 なし⦿ なし⦿ なし⦿ あり▲
コスト 安価○ 安価⦿ 高価× 高価△

 

※2.画素数 

防犯カメラの撮影範囲は、限られたスペース・撮影距離であるため、それほど高い解像度は必要はなく、証拠撮りには150万画素あれば十分

200万画素を超えると録画容量が大きくなり録画時間が制約されのでカメラ台数が多い場合の長期間録りには不適 

 

※3.画角

ズームの場合は「最大水平画角」などと記載。

一般的に画角が70度を超えれば広角100度を超えると超広角と表現される。水平画角が90度は、長方形の部屋の隅に設置すれば部屋の中を隈なく撮影可。 

 

※4.動体検知機能

動体検知は、@「レコーダー側で検知を行うタイプ」、Aカメラ側で検知を行うタイプ、Bカメラのオプションの赤外線センサーで検知を行うタイプなどがある。 

@は、カメラ側はそのままでレコーダーで設定すればよく構造も操作もシンプルで一番安価なため「レコーダー側で検知を行うタイプ」をおすすめします。

 

V.おすすめ家庭用防犯カメラ

 

上記選定要件に合致するおすすめ「家庭用屋外型防犯カメラ」をご紹介します。

 

おすすめ「AHD方式」防犯カメラ

 

 

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おすすめ「IPカメラ」防犯カメラ

 

 

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まとめ

 

家庭用屋外型防犯カメラの最大の役割が「抑止力効果」にあるため、防犯カメラは外部から目立つ位置に配置し、かつ死角なく配置することが重要となります。 

 

また、「証拠確保」のため、暗闇でも顔が認識・識別できる暗視機能や長時間録画機能が必須となります。 

 

さらに、カメラ寿命が5~6年であり、新機能を持つ防犯カメラが次々と生まれている中で、防犯カメラも数年毎に見直しの必要があります。 

 

このため、家庭用防犯カメラは、必要最低限の機能や要件を持つ安価な家庭用防犯カメラを選ぶことがおすすめです。

是非、ご自分で防犯カメラの設置にチャレンジしてみてください。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーーーー

2022年04月28日

防犯カメラ|ペット・ベビーモニター型ネットワークカメラがおすすめ!(リニュアル)

空き巣・強盗などの防犯対策に、簡単に取り付けられすぐスマホで遠隔監視ができる工事不要・簡単設置で高画質の「ペット・ベビーモニター型ネットワークカメラ」がおすすめです! 

 

ペットカメラは留守中のペットの様子を、ベビーモニターカメラは、離れた場所から赤ちゃんの様子をスマートフォンやタブレットで見守ることができるカメラです。

 

   

 

いずれもネットワークカメラで、カメラにコンピューターが内蔵され、LANケーブルあるいはWi-Fiでルーターに繋げば、即スマホと連携され、スマホで画像を見たり録画などの操作ができ、また、動きを検知して知らせてくれたりできます。

 

 

 

T.「ペット・ベビーモニター」はネットワークカメラ

 

留守中のペットの様子を見守るための「ペットカメラ」、離れた場所から赤ちゃんの様子を見守るための「ベビーモニターカメラ」、いずれも、小型でおもちゃのような形をした安価な機器ですが、コンピューター内蔵の「ネットワークカメラ」の一つであり、大型ネットワークカメラに劣らない多機能と使い勝手の良さ、手軽さを兼ね備えています。

 

1.ネットワークカメラの基本機能を備えている!

 

@カメラ本体にコンピューターが内蔵され「IPアドレス」が割り当てられている。この為、「IPカメラ」とも呼ばれる

 

ネットワークカメラとは、カメラ本体にコンピュータが内蔵され、IPアドレス(機器に割り当てられるインターネット上の住所。送信元や送信先の識別に使われる番号)が割り当てられているため、単独でインターネットに接続できるカメラのことで、IPカメラとも呼ばれます。

 

※似た言葉に「Webカメラ」がありますが、これは、コンピュータが内蔵されておらず、パソコンなどのコンピューターに接続して初めて利用することができるカメラです。

 

ALANケーブル(Wi-Fi無線)接続で工事不要・簡単設置を実現!

 

ネットワークカメラは、平たいLANケーブル又はWi-Fi(無線)でルーターに繋げばインターネットに繋がります。

 

アナログ防犯カメラは、映像用と制御用信号が別々となった同軸ケーブルを使うため、レコーダーやモニターへの接続が複雑で、さらにインターネットに繋ぐ為には、専用のレコーダー機器等が必要になります。 

 

従って、ネットワークカメラは、簡単にインターネット接続が可能なのが最大の特徴です!

 

B簡単にスマホから映像確認や録画操作ができる!

 

アナログ防犯カメラは、インターネットを通してスマホに繋げ、スマホで映像を確認したり、録画などの操作は複雑な設定を伴いますが、ネットワークカメラは、スマホアプリ上で簡単に各種作業(映像確認や録画指示、カメラの向き変更など)ができます。

 

Cコンピューター内蔵のカメラのため、音を拾ったり発したり等豊富な機能が組み込まれ様々な利用方法が可能!

 

大抵のネットワークカメラには、スピーカーとマイクが組み込まれているので、カメラから音を拾ったり、音声を発することができます。従って、コミュニケーションにも利用できます。

 

2.ネットワークカメラの中で「ペット・ベビー」が存在感!

 

ネットワークカメラは、コンピュータ内蔵で拡張性が高いため、防犯用途だけでなく、製造品質や工程管理、マーケティング分析など幅広い用途に使われています。 

 

防犯カメラ用ネットワークカメラの種類は、以下のような分類分けがなされることが多い。 

 

特に、工事不要・簡単設置で高画質・高機能・簡単操作の「ペット・ベビーモニター型ネットワークカメラ」が存在感を増しています! 

 

実際に選ぶ場合は、家の立地条件や造り、守る目的物(家か車か農作物かなど)によって選定する必要があります。

 

@屋外用と屋内用がある

 

防滴仕様の有無によって屋外用と屋内用とに分けられます。 

 

屋外用は、不審者の敷地内侵入を感知し録画することに重点があり、雨風に耐える防塵や防水機能が施され、広い場所を撮影する広角や望遠レンズが採用されています。 

 

屋内用は、高齢者の見守りや外出時のペットの見守り、店内監視などが主目的になり、デザイン等は、余計な威圧感を与えたり、景観を損ねないためにコンパクト化されたものが多い。

 

Aボックス型、ドーム型、小型、ペット・ベビー型の4タイプがある

 

形状でみれば、ドーム型、ボックス型、小型、ペット・ベビーモニター型があります。 

 

ペット・ベビーモニター型は、低価格で簡単に設置、誰でも即利用できるため、工夫次第であらゆる場面に利用が可能です。

 

ドーム型 スリムで目立ちにくいため威圧感が大きくありませんが、撮影範囲が広く、死角ができにくい利点があります。「PTZ型」は、遠隔操作機能をもつカメラで、水平回転(パン=P)、垂直回転(チルト=T)、拡大・縮小(ズーム=Z)ができ、自由にレンズを動かせるのが特徴です。
ボックス型 その形状より、威圧感や存在感があり、抑止力効果が大きいと言えます。
小型 手のひらサイズの小型製品。小さくて目立たないため、店舗などで存在がない形で配置したい場合などに利用されます。
ペット・ベビーモニター型 ペットだけではなく、防犯対策や赤ちゃんの見守り、年配者とのコミュニケーションツールとしても使用することができます

 

3.工事不要・簡単設置の「ペット・ベビー型ネットワークカメラ」の特徴まとめ

 

特徴

@外出先で簡単にスマホで画像が確認でき録画等の操作ができる
Aカメラを動かし水平に350度位、上下垂直に120度位が見渡せる
B音が拾え、必要な時は音を聞き出せる
Cスピーカーがあり、必要なら音声も発せる。
D写真、動画もれ撮れるので、必要な場合、写真、動画が残せる
Esdカードに録画も可能
F価格が安く簡単にセットできる 

 

従って、「ペット・ベビー型」カメラは、カメラを動かし家の状況がチェックでき、音広いや音出しも可能で「防犯カメラ」としての利用価値は大変高いと言えます。

 

 

U.工事不要・簡単設置「ペット・ベビーモニター型カメラ」のおすすめ製品

 

ペット・ベビーモニター型は、低価格で簡単に設置、誰でも即利用できるため、工夫次第であらゆる場面に利用できる優れものです。

 

あああ

あああ

あああ

あああ

あああ

 

V.まとめ

 

最後に、私の「ペット型ネットワークカメラ」の活用方法をご紹介します。 

 

○カーポートの屋根裏に「ペット型ネットワークカメラ」を逆さまに1台設置しています。


このカメラによって、水平に360度、垂直に120度をスマホから見渡せ、「ドアホン」や「道路」及び「玄関ドア」が確認できます。このため、外出先で、表周りの状況をいつでもチェックできるので重宝しています。 

 

○他に、外泊で家を空けるときは、1階と2階に1台ずつ床において全室見渡せるようにしておきます。


外出中に家の中の様子が確認できるので、特に長期に留守にする場合に重宝しています。 

 

○遠方の老親が住む実家に内外併せて5台設置し必要時に無事を確認しています。   

 

以上のように、我が家では、安価で便利な「ペット型ネットワークカメラ」が大いに力を発揮してくれています。 

 

防犯カメラの寿命は、劣化による故障のほかに、新しい防犯カメラへの乗り換えを含めて大体5〜6年ぐらいと感じています。

 

防犯カメラの主目的は、空き巣への抑止力であるため、過剰な機能は不要と考えます。 

 

このため、「ペット・ベビーモニター型ネットワークカメラ」も、過剰な機能がない5〜6千円ぐらいのものを愛用しています。

 

ーーーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーーーー

 

関連記事

2019年07月09日

家庭用防犯カメラの設置は簡単で十分!|自分でできる設置の要領

防犯カメラの設置はそんなに難しいことではありません。

また、耐用年数やカメラの進化速度を考えると、工事を伴うような大掛かりな取り付け方法は、後々対応しづらくなると思いますのでおすすめできません。(大豪邸の場合は別ですが)

一般家庭用の防犯カメラの設置の場合、きれいな壁に穴を開けたりボルトで固定したりすることは家の躯体を傷めるもとになりますのであまりおすすめできません。

一般家庭の屋外用防犯カメラ設置の最大の目的は、あくまでも空き巣などの侵入犯に対する抑止力強化が最大の狙いであるので、抑止力効果が高まるよう死角なく配置し防犯意識の高いことを示すことこそが重要です。専門業者や工事店に依頼して、大事な家に穴を開けたりボルトを打ち込んだりして大掛かりな工事を伴うような設置を考える必要はないと考えます。

そうするとかえってカメラやケーブル、レコードなどの故障や優れものに交換しようとしたり、カメラの位置を変えたいなどの事態に容易に対応しづらくなります。

ここでは自分でできる簡単な設置方法などをご紹介しますので、年配の方で自分では体力的に難しければ、息子さんか孫さんに手伝ってもらって自前で設置することをおすすめします。

T.防犯カメラの設置場所と設置方法

カメラの設置は、空き巣の侵入経路となるところに向けて配置しなければなりませんが、カメラの設置場所は、玄関ドアの上や、軒天下の板部分、あるいは二階ベランダの手すり、カーポートなどで、脚立や小さなはしごを使えば安全に設置できるところであればいいと思います。パネルの壁やスチールに穴をあけて設置しなくてもいい適当な場所があるはずです。

あくまでもご自分でできる範囲で設置されたほうが後々のメンテ(故障などのお交換等・・・8年ほど使用していますが、いずれもまだ故障なし)がやり易く変更もし易いと思います。

なお、カメラの向ける位置は、敷地内への侵入経路となる方角及び敷地内の通路となる方角に向けて固定します。徒に外向け通行人監視用にならないよう内側に向けてください。(エチケット)

U.防犯カメラの設置とレコーダー及びテレビ(又はモニター)との接続手順

順番はどうでもいいのですが、カメラ部分から取り付けていく形で簡単に概要を説明します。
また、以下ご紹介する手順は、私がおすすめする家庭用防犯カメラ(屋外用)を想定しています。
従って、カメラとレコーダーを繋ぐケーブルは、「映像+電源」一体型ケーブル(カメラの傍に電源コンセント不要)の仕様が前提です。

⇒「家庭用(戸建て)の屋外用防犯カメラの選び方とおすすめ10選」


1.防犯カメラの設置

防犯カメラを、設置したい所にある適当な「ポール」や「ドア枠」、あるいは「軒天下の壁板」などに、下の写真のように「チャイムコードのような柔らかいビニール被膜の銅線コード」を使って、カメラの装着部分の穴に通してポールなど巻き付け固定したり、カメラに同封の固定用ねじを使って板やボードに固定します。
DSC07475.JPG

2.カメラのコードに接続用ケーブルを繋ぎ家の中に取り込む

カメラ付属のケーブルに接続用ケーブル(カメラと一緒に購入する)を繋ぎ、ケーブルを壁伝いに這わせ、家の中への「取り込み口(窓の隙間かエアコンダクトの穴、その他の隙間)」から家の中に取り込み、テレビ(モニター)のそばに設置する「レコーダー」のところまで配置する。

3.接続ケーブルの映像側ケーブルはレコーダーへ、電源用ケーブルは4分配電源ケーブルに繋ぎアダプターで電源へ

それぞれのカメラのケーブルの電源側を「4分配電源ケーブル」に繋ぎ、アダプターで電源を入れる。一方、映像側は、それぞれをレコーダーの好みの配置画面の端子に差し込む。
b0037[1].jpg

4.レコーダーとテレビ(又はモニター)とを添付の映像用コードで繋ぐ

5.レコーダーの電源を付属のアダプターを使って入れる。

以上で防犯カメラの設置と防犯カメラとレコーダー及びテレビ(モニター)への接続は完了です。
あとはマニュアルに沿って各種設定すれば稼働開始となります。

そして、美観等について気にかかる場合は、モールや屋外保護用Pf管などをホームセンターで購入して覆うなどで工夫すれば調整できます。

以上のように、家庭用防犯カメラの設置は、パネルの壁に穴を開けたり配管などの工事を伴わずに行えます。むしろ、自分でできる範囲で設置したほうが後々融通が利きます。
是非チャレンジしてください!

因みに、工事を専門業者に委託すると、4カメラ設置では、少なくとも工事費だけで5~15万円掛かるでしょうし、それ以外に、メンテナンス契約等で毎月の維持費がかかる場合が多いようです。


ご参考に「自分でできる「長期間の留守に備えた防犯対策」」もご覧ください!



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感想(121件)



2019年06月26日

家庭用防犯カメラ(屋外用)の選び方|必要な要件、枠組み

留守時の防犯対策などのため防犯カメラを設置したいと考えておられる方は多いと思いますが、市場には多種多様の防犯カメラがあって、しかも専門用語が多く何を選んでいいか迷われている方が多いのではないでしょうか?

家庭用の屋外型防犯カメラは、あくまでも、空き巣などに対する抑止力効果を高めることに最大の狙いがあり、警察などが使用する犯罪防止追跡目的のものとは違って、事細かく常時観察監視するための様々な機能は不要です。

家庭用の屋外型防犯カメラは、抑止力のほかには状況確認や証拠能力があれば、あとは素人でも設置、設定できるものであれば十分で過剰な機能、高級品は不要です。

私は、家庭用防犯カメラ(屋外用)を選ぶ際の「枠組みを絞る」ために、「必要な基本要件」を、「防犯カメラに求める役割及び必要な要素」と「それを充足させるための選定ポイント」として下記の通り整理しました。

実際に選ぶ際には、これらの基本要件を満たすものをピックアップし、後は、価格とアフターケアなどを吟味して選定していけば労力は軽減できると思います。


キャプチャ防犯カメラ要件ポイント.PNG

[上表の補足説明]
キャプチャ要件補足.PNG


次に、実際に防犯カメラを選定するためには、さらに細部についての留意点があります。それらについては次のページをご覧ください。
家庭用(戸建て)の屋外用防犯カメラの選び方とおすすめ10選」をご覧ください!
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