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2015年06月03日

インドの旅100

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スラム街の入口から抜け出し、あの女性達も見えなくなったので、どこか適当な場所で昼食を取る事にした。あとで知った事なのだが、女性が子供を抱いてお金をせびるのは子供を商品として借りてくる事が多いらしく母子を見て可哀想に思った人がお金をあげてしまうとの話を聞いた。子供をレンタルしてくるなんて良く考えた事だが、そこまでしないと食べていけない人達がいると言う現実を突き付けられた出来事でもあった。15分ほど歩いた所に、ちょっと小奇麗なレストランがあったので入ってみたらクーラーがガンガン効いていて涼しい。客らしき人は見かけられなかったが、メニューを見てカレーを注文してみた。店は暇らしく店の人が日本人か?と聞いてきたので話をする事になった。先ほどのスラム街の話をしたら、あそこのスラム街は夜になると危険だから近づかないほうがいいと教えてくれたが、今自分がどこにいるのか全く分からないので二度と行く事はないだろう。と返答した。店の人は、日本に行った事があるらしく上手いとは言えない日本語と英語を混ぜて話をした。カレーが運ばれてきて食べ始めたのだが、味は結構美味しくてナンをカレーに浸けて食べていたが、店の人のトークは終わらなく、こっちは食べているのもお構いなしに話を続けてきた。日本には観光で行ったらしく、親戚が東京に住んでいて、そこに泊まっていたらしく、また日本に行きたいと話をしていた。彼は相当に日本が好きになったらしくて、将来は日本人と結婚したいような話までしてきた。自分は食事も終わったので、将来に日本のどこかで会えたらいいね!と言って代金を支払った。帰りの道を聞いて、歩いて帰る事にした。帰り際にマリンドライブと言う名所が近かったので寄ってみた。


2015年06月02日

インドの旅99

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次の日、朝食を4人で食べに行った。昨夜、4人で話が盛り上がった事で仲良くなっていた。デニスは朝食を取ると仕事へと向かった。目の前のホテルだが、みんなで見送って3人で部屋へと戻った。欧米人の2人は、また寝ると睡眠不足だったらしくベッドへ行ってしまった。さて、自分は何をしようかと考えたが、する事もないので市場でも行ってみようと出掛ける事にした。デニスのホテルの中を通って、彼が気付いた所で何も言わずにロビーを出て行く。昨日と同じ光景だった。地図を見た限りでは市場は、こっちかな?と迷いながら歩く事にした。どうせ迷っても帰りはタクシーやリキシャで帰ってくればいいんだと思い、自分の勘を頼りにして歩いていた。近代的なビルが遠くに見えたりして、このムンバイは歩くには広すぎると思ったが、いい運動にもなった。昼前に市場に着いたのだが、この市場は香辛料がメインの市場で、物を売っている所ではなかった。口に入れる物ばかりだったが、意外と見ていて楽しい。臭いがキツイ所もあり、結局は臭いに負けて市場を出る事になった。フラフラと歩いて、地図を見なくなった頃には自分はどこにいるのか分からなくなったが、誰でも知っているインド門を聞けば、おおよその場所は分かるので心配はなかった。そろそろお腹も空いてきたのでレストランでも探すかと歩いていたら、ヤシの実を売っている所を発見!ちょうど喉も渇いていたので、ヤシの実を割ってもらいストローを刺して飲んでみた。アジアを旅してヤシの実を見かける事は多かったが、実際には初めて飲んだのだった。味は薄くて美味しくなかったが、喉が乾いていたので喉は潤った。路上販売していたヤシの実売りのオジサンが、あと10個を買わないといけないかもね。と話してきた。良く分からないが後ろを振り返ったら、女性が5人いて、みんな小さい子供を1人づつ抱えている。手を出してきて金をくれ!と言っているようだ。身なりは汚くて、カーストの一番下だろうか。周りを見ると自分はスラムの入口にいたのだった。飲み終わったヤシの実を1人の女性にあげて、自分はその場を後にした。


2015年06月01日

インドの旅98

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デニスと美味しい夕食も終わり、街中をブラブラしながら宿へと戻った。彼の英語はインド人独特の訛りはなく、はっきりした綺麗な英語だった。彼の両親はアーメダバードに住んでいるが、昔にイギリスに住んでいた事もあってイギリス英語になったようだ。部屋に戻ると、欧米人が戻ってきており4人で話をする事になった。欧米人の2人は、フランス人で英語も流暢に話す。先日までゴアにいたらしくモンスーンが来ているので、ムンバイのあとはデリーに行って飛行機でバンコクを目指すらしい。2人共180p以上の身長があり、自分達は173pほどなので、やたらデカく見えるが、とても優しくて一緒にいる時は果物を買ってきたりして、それを分けてくれた。フランス人の1人が自分に何故、旅をしているのか?と話掛けてきたので、世界を見たいと言うのも恥ずかしく「いい女を探している。」と言うと室内が爆笑になり、カッコいいね!と言われた。勿論、ジョークで言った事なので受けなかったら、どうしよう。。。とは思ったが、かなり受けたようだ。フランス人が、どの国の女が一番だった?と聞いてきたので「やっぱり日本人かな。自分が日本人だからね。」と話すと、なぜかフランス人は「それは分かる。」と言われた。このフランス人は日本人の彼女がいるらしくて、写真を見せてきた。確かに可愛い。話を聞くと、フランスに留学している日本人でホームステイで、その彼の家庭に住んでいたらしく付き合う事になったと言う。もう、彼の親公認みたいだ。今は日本に帰って、就職してしまっているらしく、彼が東京に行く予定らしい。東京に行った際は、自分にも連絡をくれと言って紙に住所・名前・電話番号を書いて渡した。彼が「Chiba?」と読んで、東京じゃないのか?と言われたので、千葉と東京は隣接していて千葉に飛行場があると説明したら、じゃあ!運転手お願いね!とジョークを言ってきた。その夜は4人で盛り上がり、気が付いたら時計が次の日になっていた。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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