スラム街の入口から抜け出し、あの女性達も見えなくなったので、どこか適当な場所で昼食を取る事にした。あとで知った事なのだが、女性が子供を抱いてお金をせびるのは子供を商品として借りてくる事が多いらしく母子を見て可哀想に思った人がお金をあげてしまうとの話を聞いた。子供をレンタルしてくるなんて良く考えた事だが、そこまでしないと食べていけない人達がいると言う現実を突き付けられた出来事でもあった。15分ほど歩いた所に、ちょっと小奇麗なレストランがあったので入ってみたらクーラーがガンガン効いていて涼しい。客らしき人は見かけられなかったが、メニューを見てカレーを注文してみた。店は暇らしく店の人が日本人か?と聞いてきたので話をする事になった。先ほどのスラム街の話をしたら、あそこのスラム街は夜になると危険だから近づかないほうがいいと教えてくれたが、今自分がどこにいるのか全く分からないので二度と行く事はないだろう。と返答した。店の人は、日本に行った事があるらしく上手いとは言えない日本語と英語を混ぜて話をした。カレーが運ばれてきて食べ始めたのだが、味は結構美味しくてナンをカレーに浸けて食べていたが、店の人のトークは終わらなく、こっちは食べているのもお構いなしに話を続けてきた。日本には観光で行ったらしく、親戚が東京に住んでいて、そこに泊まっていたらしく、また日本に行きたいと話をしていた。彼は相当に日本が好きになったらしくて、将来は日本人と結婚したいような話までしてきた。自分は食事も終わったので、将来に日本のどこかで会えたらいいね!と言って代金を支払った。帰りの道を聞いて、歩いて帰る事にした。帰り際にマリンドライブと言う名所が近かったので寄ってみた。
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