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2015年03月03日

インドの旅36

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市場の裏から、すんなり入る事が出来た。どんだけボラレルのか試したくなったので、暇そうな店の前で商品を手に取って見ていたら、店主が出てきた。宿の近くで買ったシーツ用の布の値段を聞いてみた所、破格の値段で言ってきた。日本円で5千円ほどと言われ、バザールでは200円ほどで買った商品と同等品だった。あまりにも呆れてしまい、交渉する気もなかったので、店をあとにしようとした時に店主が値下げ交渉をしてきた。そうせ買わない物だが、どこまで落ちるのか確認してみたくなったので、自分は500円と言ったら、店主は2500円と言ってきた。なんだか面倒臭くなってきたので、もういいやと思い店をあとにしたが、店主は追いかけてくるように500円でいい!と言ってきたが、もう遅い!と言って逃げた。市場の中をグルッと見渡したが、やはり欲しい物は見つからなく、ガイドを付けた欧米人の姿もチラホラと見受けられた。30分ほどは市場の中にいたが飽きてきたので市場をあとにして、大通りを宿とは逆方向に歩く事にした。


2015年03月02日

インドの旅35

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次の日、バングラッシーを探す為に宿から遠い所まで歩いてみる事にした。この日は、かなり暑くて誰も宿から出ようとする人がいなかったので1人で街をブラブラする事にした。古本屋で買ったガイドブックを見ながら北へと歩き続けた。カルカッタに来てから遠出はしなかったので、かなり新鮮味はあったのだが、道はリクシャ・車・人で混み合っていて、ダッカと同じ光景であった。バナラシに比べても、はるかに乞食も多くて声を掛けてくる。どうせ物乞いばかりで相手にしていたら痛い目に合う可能性もあるので無視して歩き続けた。1人のインド人が執拗以上に付いてきて、30分くらい無視していたのだが、相手のしつこさに負けて話す事にした。内容は道案内をするから金をくれとの事だったが、地図も持っているので丁重に断り近くの市場へ逃げ込むようにして、インド人から離れた。市場の入口で赤いユニフォームを着た人達がいて、その中の1人から話し掛けられた。市場に入るのはガイドを付けなくてはいけないらしく、1人につき90円ほど払わないといけないと言われた。何かバカバカしいなと思い、金は払いたくないので市場には入らないと告げた。そういえば、宿の部屋にいる日本人に市場でガイドを付けなくてはいけないと、カルカッタの初日に聞いた事があり思い出した。外人は法外な金額でボラレルのでガイドが適正価格で購入出来るように付いているとの事だった。だが、市場の周りには沢山の入口があるので、ガイドを付けたくなかったら横から入れると話を聞いていたので、横から入れる路地を探す事にした。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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