2015年03月27日
インドの旅54
マドラスの繁華街を目指していると川が見えてきた。川沿いに歩いて橋を渡ればデパートなどの高層ビルの所まで行けるので、散策しながら歩いていた。その時、靴も履いてない小さい女の子が手を出してきた。川沿いの緑地を見てみたら、掘立小屋が所狭しを建っていた。恐らく、この地帯の子供みたいだが、お金をくれ!と言わんばかりに手を出している。少額な金ならあげてもいいのだが、1人にあげると次々と人が増えてくるので、可哀想だが無視をして歩いた。よく見ると、車の往来はしているのだが、歩いているのは自分だけであった。やはり、小屋から人が出てきて金をくれとせがんできた。自分は、危険を感じ歩く速度を上げて橋へと向かった。歩いている最中に掘立小屋の中がチラッと見えたのだが、とても人間が住むような造りもしていなく、かなりの人間が狭い所で寄り添って住んでいる感じに受止められた。帰りは、絶対にこの道を通るのは避けるしかないと思い、橋を渡った。対岸に着くと、大通りに出て近代的なビル群が沢山見られた。ガラス張りのビルなど近代的な感じがして、インドでは初めての光景だった。少しお腹も空いてきたので、食事を取れる場所を探す事にした。