2015年01月16日
インドの旅5
ダシャーシュワメード・ガート近くまでリキシャに乗ってきた。ダシャーシュワメード・ガートまでは乗り物が入れなく手前で降ろされ宿を探す事になった。ガートまで行って、そこにある階段を川沿いに歩いてすぐの所にビシュヌ・ゲストハウスと言う所を発見。以前、バナラシを旅した日本人からの情報もあり、そこの宿の名前を思い出したのだった。ちょうどよく、1名分空いているとの事だったのでドミトリー(大部屋)に入る事になった。かなり汚い宿だが、部屋は横に長くて10個ほどのベッドが並んでいて、ベッドの頭の所に窓がありガンジス川を見る事が出来る。ベッドのマットを上げると貴重品入れになっており、鍵を貸与してくれた。これで1泊30ルピー(約90円)は、かなり安いが汚さから言って妥当かなと思った。さて、チェックインも済ませた事だし、街に繰り出すか!と意気揚々と宿から出たのはいいが、川沿いを歩いてきて分からなかったが道に出たら、かなり狭い。と言うか無茶苦茶せまい!ベンガリートラと言われる、この道は狭くて、牛に遭遇したら周り道をしないといけない位、臭くて細い通りであった。所々に店があるのだが、とりあえず大通りに出たくてガートを目指した。ガートの付近まで出て、さきほどリキシャで降ろされた所まで出てくる事が出来た。しかし、どこを見ても人・人・人である。ガンジス川から逆の方向に歩く事10分で大きい交差点に出た。交差点には警察官が数名いて、ここまで来れれば大体の街の構成が分かったのでガートに戻ろうとした所で、店の人に呼び止められた。何の話をしているのか分からなかったが、ここに来る目的の日本人が多いので自分が道に迷ってるのかと思われたみたいだった。よく見たらラッシーの店であり、暑くて喉も渇いていたので1杯注文してみた。店頭でラッシーを作るので中に入るように言われ、ミディアム・ストロング・スーパーストロング?と聞かれたので意味が分からず、ミディアムと返答。出てきたのは、ラッシーに何やら緑の色が混ざった飲み物であった。店の人にガンジャと言われて、あっ!!!と思った。これは有名な「バング・ラッシー」なのであった。まさか、話で聞いていた物を間違えて頼んでしまったのか!と後悔も出来ないので、一気に飲み干した。人によっては、かなり効くらしく路頭に迷ったら怖かったので、店主に別れを告げて宿に帰る事にした。