2015年01月07日
ネパールの旅11
沈没生活から脱出するために、インド行のバスチケットを購入した。ビザの残りが、あと1週間あったのでリハビリを兼ねてレンタルの本を借りるのをやめて、朝早く起きてカトマンズの街を散策するようにした。とは言っても見る所は、ほとんど見たので旧王宮の周りに行って、1日ボーっとしていたりして過ごしていた。時には、歩いている日本人バックパッカーが話しかけてきたりしたので時間潰しにもなった。その話相手になってくれた、1人のバックパッカーと親しくなり、共に食事に行ったりしたのだが、彼は自分と同じ年で、自分と同じくインドを目指しているとの事で同じバスでインド国境に向かう事にした。自分はバスチケットをすでに購入済だったので、彼も同じバスチケットを購入。インドへ行く不安が、ちょっとは緩和された。インドからカトマンズに移動してきた日本人の話を聞いていたが、インドでの良い話が聞かされていなかったので相当の覚悟が必要かなと思い不安になっていた。インド人は、とにかくしつこくて話にならなくネパールに入ってホッとしたと言う話ばかりであった。親友になった彼は、なんと日本からバンコクへ飛んでカトマンズに来たので、ネパールが最初の旅の国であり、ネパールとインドを旅する目的で来たと明かしてくれた。彼の方がインドに入るのが不安だったようで、自分と行動出来る事が嬉しかったのか、食事などは割り勘ではなくて、宿代以外は全部支払ってくれた。最初は割り勘にしようと言っていたのだが、どうしても払いたいとの事だったので、無理に断る事も出来ずに甘える事になった。彼の宿は、旧王宮の近くにあったが、一緒の宿に泊まりたいと話だしたので断る理由も特にないので、自分の宿にチェックインをした。まだ、旅慣れていないせいか、1泊10ドルの宿に泊まっていて自分の宿に来たのも正解かなと思った。残りのカトマンズ滞在は、彼と一緒に過ごす事になり、沈没生活から抜け出して楽しい旅の再スタートが出来る嬉しさが出てきた。