アンジュナ・ビーチ沿いを歩いて1時間も経っていたので戻る事にした。そんなに海の透明度はないが、空は晴れて心地よかった。そんなに暑くもないので、かなり過ごしやすかった。レストランまで戻って、彼のバイクで丘まで行く事にした。彼が言うには、ハーフムーン・フルムーンパーティーが行われる場所だと言う。丘の上までバイクで上がって行くと更地になっている場所があり、その真ん中辺りに簡素なバーがオープンしていた。アルコールやマリファナを吸ったり飲んだりしている人達が集まっていて、バーの店主も一緒に飲んでいると言った感じだった。日本人の彼は、先週までフルムーンパーティーが行われていたので、次回は何時なのか聞きに来たかったみたいだ。丘の上から海を眺めていたら、バイクに乗った警察官が3人現れてバーの店主に何やら話をしていた。店主からお金を貰って去って行く所まで見えたのだが賄賂だとすぐに分かった。パーティーを開く場所では警察が腐敗しているのは、このディープなアジアでは当たり前の事だった。違法なドラッグを提供してパーティーを開けば、警察は何十人と逮捕出来るのであるが、賄賂を渡しておけば当日警察が来なくてパーティーを開けるからだ。バックパッカーには何とも嬉しい場所だが、欧米人はトラブルを起こしやすいので、どちらかと言うと暴力を振るった欧米人を逮捕して欲しいとも思った。彼が戻って来てフルムーンパーティーは週末にやると情報を掴んできたので、レストランに戻る事にして、バイクに乗り丘の上から最高スピードで下った。強い風が体に当たり最高に気持ちの良い帰り道となった。
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