サンタナ・ロッジのテラスで初対面の日本人男性と話をしていたら、次々と宿に泊まっている日本人バックパッカーが集まってきた。自分も暑いインドを旅して浅黒い肌をしていたのに、ここの宿泊者は全員が真っ黒になっていた。どうして、みんな真っ黒なのか聞いてみたら、毎朝の早朝に海に入っているうちに黒くなったと話してくれ、海はテラスから見る事が出来た。毎朝、海に入ってこんなに黒くなるもんかと感心していたら、みんなプリーに3ヶ月ほどいるとの事だった。日本人の女性も多く泊まっていて、まるで1つのコミュニティーが出来上がっているかのように、仲良くて楽しく過ごしているように感じ取れた。まさに沈没の街であった。少ないお金で毎日が満喫出来るので、ここから出ようと思わないと言われ、自分もここで沈没生活を始めるのかな?と不安になった。男性は水着姿で、女性は水着にTシャツを着ている格好で1日を過ごしていると教えられた。おおよそ15人位の日本人が宿泊しているみたいで、その中に1人の男性に目がいった。彼は、一昨日にプリーに着いてサンタナ・ロッジにチェックインしたばかりで、肌もそんなに黒くなくて自分と同じ短パンにTシャツ姿だった。まだ、ここに慣れていない者同士で仲良く出来そうな感じだった。ちょっと外に出て、海を見てみようと思いテラスから出ようとした時に1人の年下っぽい男性が「海は地元の人間がトイレとして使っているので注意せえよ!」と言ってきた。まだ初対面なのにタメ口かよ。と思いながら、礼を言って外に出てみた。外に出た時に、後ろから一昨日ここに来た男性も付いてきて、一緒に外を歩こうと言ってくれた。男性が言うには、ここにいる皆が仲良し過ぎて、中々輪の中に入れないんだよね。とぼやき始めた。さっきテラスにいた時に、そんな空気はあったが、この宿に泊まっている人達は先にチェックインした者が年に関係なく上だと言う事を教えてくれた。何か面倒臭い所に来てしまったなーと思いつつ海を目指した。
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