プリー行きのチケットを購入したせいか、次の街への移動と期待で満足であり安堵感もあった。ここで沈没する訳にもいかないので、宿に戻ってきた時には部屋の仲間に明後日カルカッタを出る報告をした。室内の友人達も、そろそろカルカッタを出ようかと言う話にもなり、みんな次はどこに行くか地図を広げだした。あとから部屋に来た自分達の方が先に出ていくのが羨ましくなったのかもしれない。残り2日、実質はフリーに動けるのは1日しかなかったので、サダルストリートから南の方へ歩いてみる事にした。サダルストリートから北は毎日のように動き回ったが、南側は行った事がなかった。明日出発する友人と共にブラブラと歩いてみたが、とりわけ新鮮味がなく面白い物も発見出来なかったが、ブッタガヤから共に行動した彼とは仲良くなり、一緒にいるだけでも面白かった。明日からは、また1人になってしまうのかと思うと残念な気持ちで一杯だった。一緒にプリーにも行ってもらいたかったが、出会いあれば別れもあるのが旅であった。旅で違う街へ行けば、また出会いがある。そう胸に言い聞かせて、彼の最終日は終わった。大きいトラブルもなく、カルカッタで過ごせたので満足はしていた。
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