カルカッタの安宿「パラゴン」にチェックインをして、部屋へと入ってみた。ドミトリー(大部屋)の6人部屋で、3人の日本人バックパッカーがベッドに座りながら話をしていた。部屋を共にするので挨拶をしてバックパックから必要な物を取り出しながら5人で話をする事になった。旅慣れた人から、まだ旅をして間もない人までいたが、自分が一番長く旅をしている事が分かった。中国に行った経験のないバックパッカーが部屋にはいなかったので、自分が回った中国の話で盛り上がった。中国に行くバックパッカーが比較的少ないのは汚い、人が冷たいと良い所がないので敬遠されているのだ。これから経済発展するであろう中国に行ってみるのも面白いと話をして、機会があれば中国も悪い所ではないと説明をした。自分のベッドにベトナムで買った大きい生地をシーツ変わりに敷いたのを他の人達が見て、手慣れたもんですね!と感心された。安宿のシーツの上で寝ると、ダニにやられそうなのでシーツを敷く事にしてますよ。と答えた。他の人達も、それには同感らしく、みんなで生地を買いに行く事にした。こんな短時間で仲良くなれるとは思っても見なかったが、自己防衛の為なら仕方ないと言う感じだった。自分のバックが色んな所で買い物をしたせいか重たくなってきていたので整理をしていたら、一番下に冬用のダウンジャケットが入っていたので、この先の旅では使わないだろうと買い物ついでに郵便局で日本に送ってしまおうと冬服を取り出した。そして、5人の日本人バックパッカーで繁華街へと繰り出したのであった。
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