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2015年02月09日

インドの旅20

gay2.jpg
早朝5時に、白人女性が起きたので自分も一緒に起きてしまった。外は明るくなっていたが、ちょっと寝不足気味で一緒にチェックアウトをして、ブッタガヤ行きの小さいバスに乗込んだ。明るくなってガヤ駅周辺を見る事が出来たが、そんなに大きい街ではなかった。日が昇るにつれて暑さが増してきた。バスは出発したが、この暑さはバナラシよりも酷くて体感的には5℃以上は違うと確信出来る程の暑さであった。ガヤ駅からブッタガヤまでは、そんなに遠くないと思っていたのだが、ガヤ駅を出発してから、かなりの時間が過ぎていき、しかも未舗装道路に入っていった。本当にブッタガヤに向かっているのか疑問に思っていた時にバスは仏教の聖地ブッタガヤに到着した。白人女性とも仲良くなり、一緒にバスを降りて宿を探す事にした。この時点で外は40℃近くあり、街中には人の姿が少なくてバラナシの喧騒とは全く違った。寺院が何個か見えてきたが、近くのミャンマー寺のフロントに入る事にした。そこでは、袈裟を着たお坊さんがミャンマー寺の宿のチェックインの対応をしてくれた。女性とは別々の部屋に入る事にして、1泊30ルピーを前払いして部屋に入った。部屋の中は綺麗とは言えないほど、くたびれたベッドと汚いトイレが付いていた。薄暗くて、部屋に閉じこもっていたら気分が落ち込みそうだったので、とりあえずシャワーを浴びて外に出る事にした。シャワー室は別にあり、水しか出ないが出てくる水も暑さにやられて温い水だった。さっぱりして外に出たのはいいが、直射日光に当たると気分が悪くなるほど暑い。近くで冷えたコーラを買って飲んでいたら、店の人が45℃あるから外に出るのは夕方にした方が良いと教えてくれた。なるほど、この暑さで誰も外に出ないから閑散とした街になっていたのが分かった。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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