ヤンゴンの最終日の朝がきた。長いようで短かったミャンマーの旅であったが訪れて良かったと感じていたが、最後にどうしても、アウンサンスーチーさんが居る所を見てみたかったので、ヤンゴンで得た情報の基に出かけてみた。ヤンゴン中心地から北へ歩く事、30分ほどで近くに来ているとは思っていたが、次第に軍人の数が増えていき、しまいには軍人に捕まってしまった!ここで、アウンサンスーチーに会いたいとは言えないので散歩していると返答したが、かなり疑われてしまい、道端で所持品・身体検査を受けて、ここから先は行くなと言われてしまい追い出される形となって中心部に戻るはめになってしまった。会う事は不可能だとは思ったが、徹底して軍人を大勢配備しているのにはビックリした。一見、穏やかに見えたヤンゴンの日常とは違い、これがミャンマーの軍事国家の正体なのかと思ってしまった。拘束されて変な所に連れて行かれなかっただけでも感謝しないと。と思い、自分の軽率な行動が事故に出くわすと緩んでいた危機意識を引き締め治した。ミャンマー最終日に何とも味気悪い日にしてしまうとは思わなかったが、ミャンマーの人達の暖かさには感謝する事ばかりであった。明日、自分はネパールへ向けて出国するのだが、また訪れてみたい国になっていた。宿に戻ると昼過ぎになっていて、食事を取って早めにバックパックの片付けをして航空券、パスポートのチェックをした。チケットには、ヤンゴン発ダッカ経由カトマンズ行と記載されており、1泊バングラデシュに泊まる事になっている。どんどんディープな国へと進んでいる事に満足でもあり、確実に日本から遠ざかっている自分自身にエールを送った。その夜は宿で知り合いになった日本人と屋上でビールを飲みながら語りあった。残念ながら夜空の星は見る事は出来なかったが暑い所で冷たいビールを飲むのは格別に美味しかった。
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