2009年05月23日
日本海軍将校吉田正一
吉田正一。
埼玉大学工学部機械工学科の熱力学研究室の教授で自動車工学が専門の先生で、工学部長を歴任された後、大宮の大学に移籍されました。
私は、熱力学の講義を通して、吉田教授におおらかな人生観を拝聴した。
熱力学は試験が一番難しく感じた科目である。
吉田先生の講義は、熱力学の理論展開がほとんどであるが、試験に出される問題はもっと生活に密着した卑近な現象を理論式を立てて導いて計算しなければならない、一番やかいな問題である。
一番難しく感じた。
それはそうと。
先生の講義の中ので先生の人生観をうかがわせる事柄に興味を持ち面白かった物を紹介する。
吉田先生は、東京工業大学から第2次世界大戦に参戦し、海軍将校になられた先生である。
ゼロ戦に乗っていた。
ゼロ戦での移動飛行中にエンジンから出火して、パラシュートで降下するかそれとも緊急着陸するかの判断をどう考えてとっさに判断したかとか、若いころ友人二人で丘に立ってズボンを下ろして精液の飛ばしっこをしたことなど。
先生のおおらかさの一部を分けてもらった気がする。
また吉田先生は、私の恩師川橋先生のよき先生でもある。