2020年12月17日
免疫力アップ、デトックス、肌荒れを防ぎ、身体をあたためる‘よもぎ蒸し’の効果!
免疫力アップ、デトックス、肌荒れを防ぎ、身体をあたためる‘よもぎ蒸し’の効果!
まず、そもそもよもぎ蒸しとは。
ハーブの女王と言われるよもぎを煎じ、下半身(膣などのデリケートゾーン)から体を温める温熱療法です。煎じた薬草の成分を粘膜吸収させることで自然治癒力を高め、代謝が促進され、汗とともに老廃物を排出させます。
特に女性の膣や子宮回りをダイレクトに温めるので、女性特有の悩みに効果があり、男性も腰痛や痔、ダイエットなどにお勧めの施術です。
一般社団法人 よもぎ温熱セラピー協会 代表理事 谷真由美さんが、【よもぎ蒸しの代表的な効果】について、このようにおっしゃっております。
・体を芯から温める事で、新陳代謝を上げ、冷えを取ります。
・体を温め汗をかくことで体に溜まった化学物質や老廃物の排出を促します。
・よもぎの持つ殺菌作用・消炎鎮痛作用により、皮膚疾患に効果が期待できます。
・膣回りを直接温めることで、生理痛、生理不順 更年期 妊活 産後ケアに効果があります。
・昔からよもぎ風呂にして腰痛・腹痛・痔の痛みに用いられています。
・よもぎの蒸気で喉や肺を潤すことで風邪のひき始めに効果が期待できます。
・よもぎのアロマ効果で眼精疲労やドライアイが軽減します。
谷さんが、よもぎ蒸しに注目するきっかけとなったのは、若い頃に診断された原因不明の皮膚疾患(アトピー)だったそうです。特に目の周りに炎症が起こり、当時は皮膚科で処方されたステロイドを何の疑いも持たずに素直に塗り、薬をやめてはまた症状が出るのを繰り返していたとのこと。
その魔法のような薬は、塗って直ぐに治るので(そのように勘違いしていた)便利な薬だと7,8年使い続けた。しかし良くなることはなく、むしろ薬に頼るようになってきた頃、「この薬は私を治していないのではないか」と疑問を抱かれた。そして、一般的に言われる自然療法に興味を持ち色々と調べ始めたそうです。
その結果、化粧品に含まれる合成界面活性剤等が肌トラブルの原因であることに気づき、それらを使わないようにしたことで、肌が改善されていきました。
きれいになる為に使う化粧品が肌を荒らす原因になるなんて考えたこともなかった谷さんは、「この体験から、まだ知らない方たちへ伝えたい! 私のような肌トラブルで悩んでいる方も通えるサロンを作ろう!」と思ったのが、体質改善を目的としたエステサロン(PureHealing彩)を開業したきっかけだったそうです。
谷さんのこだわりはよもぎ蒸しに使われる椅子から始まりました。
合板を材料とし、ニス等が塗られている椅子では、その椅子が温まると、体に良くない化学物質が気化するのではないかと不安を感じ、接着材を使わず、無垢のヒノキの1枚板を原料にして、釘を使わない自然素材の椅子。
しかし、谷さんがあれこれ注文し、しかも販売実績もないために、なるべく小ロットで製造して欲しいなどのお願いごとが多すぎて、それを叶えて作ってくれる職人さんはそう簡単にはみつからなかったと言います。
当時はオーガニック的思想や考え方を理解してもらうことが大変で、時には、次の製造時に以前の金額の倍の値段を提示され、更に幾度となく断られ続けました。
そして、よもぎそのものへのこだわり、ガウンへのこだわりなど次々と難関に苦労されながら、谷さんを支えたのは、サロンの多くのお客様がよもぎ蒸しによってどんどん健康でキレイになっていく姿だったのです。
よもぎの美容効果としては。
(1)抗酸化作用・・・体が錆びるとよく言われますが、体内で生じる活性酸素が細胞を傷つけていることはよく知られています。よもぎの抽出液(よもぎ茶)はブロッコリーの100倍の抗酸化作用があるそうです。
(2)抗糖化作用・・・体が焦げると表現されるのが糖化です。体内で不要な糖とタンパク質が結びついて「AGEs 糖化最終生成物」という老化物質を生成してしまう作用です。これは体内では分解されにくく、血管に溜まれば動脈硬化の原因に、肌に溜まれば、しわ、たるみの原因に、骨に溜まれば骨粗鬆症の原因となります。
(3)ダイエット効果・・・よもぎの香り成分、シネオールなどには、新陳代謝をよくする働きがあり、脂肪の燃焼を助けてくれます。よもぎを煎じた蒸気に含まれている成分ですので、よもぎ蒸しはダイエットにもよいと言えます。また、韓国ではよもぎ茶のことを別名 痩せるお茶と呼ぶそうです。
(4)ホルモンバランス調整・・・よもぎ蒸しは女性特有の不調を改善することで知られていますが、それはよもぎの香り成分の中に、女性ホルモンを整える効果があるからです。
(5)肌荒れ、炎症を抑える効果・・・よもぎの抗アレルギー作用、抗炎症作用はよく知られている効果の一つです。よもぎ蒸しで背中のニキビや、花粉症、喘息などが軽減されるのを沢山見てきましたが、体のデトックス効果と、炎症を抑えるよもぎのアロマ成分が効果を高めていると考えられます。
最後に、一般的に「体を温める健康効果」として、血行促進、新陳代謝アップ、デトックス、免疫アップ、酵素活性など体に良いことは沢山ありますが、ここではHSP(ヒートショックプロテイン)を増やす効果についてご説明いただきました。
まず、HSP(ヒートショックプロテイン)とは、ストレスにより細胞の中で増え、構造が変性したタンパク質を修復して元気にしてくれるたんぱく質のこと。HSPが増えるストレスとは精神的なストレスだけでなく病原菌、紫外線、熱ストレスなど心と体に受けるあらゆるストレスのことを言います。
私たちの体は水分を除くとほとんどがタンパク質でできています。そのタンパク質が健康な状態であることが健康を支えていますので、傷ついたたんぱく質を修復するHSPを増やすことは、自己回復力を向上させて、病気の予防や健康、そして美肌へと繋ぐことが出来るということです。
このHSPはもともと細胞内に備わっていますが、加齢とともに減少します。
またお肌の弾力に関わるコラーゲンもタンパク質です。
顔のたるみやしわはこのコラーゲンの変性から起こるので、HSPの修復力が高ければいつまでも若々しい肌を保つことができるということになります。
更に、細胞が癌化することもたんぱく質の変性です。
HSPは様々な免疫細胞の活動にも影響を与えるので、HSPを増やすことが病気の予防にもなります。
ではどのようにすれば、簡単にHSPを増やすことができるか。
運動でも増えることが分かっています。
また、ファスティング(断食)でもHSPは増えます。(3日以上のファスティングが良いとされています)
寒中水泳なども、HSPを増やすことで、冬場に風邪をひかないようにする為に行われてきた行事だと考えられます。
簡単にHSPを気持ちよく増やす方法として、名前の由来でもある体を温める方法があります。HSPは体温が38度以上になると2日後に1.5倍に増え、1週間後に元に戻ることが研究で分かっているとこのと。
谷さんはおっしゃいます。
「よもぎ」は古くから、日本全国で薬草として用いられてきました。山で怪我をしたときは、よもぎの葉を傷口に貼る、胃の調子が悪いときはよもぎ茶として飲む、アイヌの方は風邪の時によもぎの蒸気を吸い込むと早く治ると伝えられており、沖縄ではよもぎの天ぷらを食べるそうです。
よもぎのクロロフィルも免疫アップには良いと言われており、その食物繊維はとても細かい為、小腸絨毛についた有害物質を便として排出するため、デットクスの野菜とも言われています。
「身土不二」の考え方においても、体と環境は切り離せないので、私は西洋のハーブを使うより自分たちが生活している環境で育った薬草がその土地の人を癒してくれると考えています。よもぎはその考え方から見ても、日本人にはピッタリのハーブではないでしょうか。
まず、そもそもよもぎ蒸しとは。
ハーブの女王と言われるよもぎを煎じ、下半身(膣などのデリケートゾーン)から体を温める温熱療法です。煎じた薬草の成分を粘膜吸収させることで自然治癒力を高め、代謝が促進され、汗とともに老廃物を排出させます。
特に女性の膣や子宮回りをダイレクトに温めるので、女性特有の悩みに効果があり、男性も腰痛や痔、ダイエットなどにお勧めの施術です。
一般社団法人 よもぎ温熱セラピー協会 代表理事 谷真由美さんが、【よもぎ蒸しの代表的な効果】について、このようにおっしゃっております。
・体を芯から温める事で、新陳代謝を上げ、冷えを取ります。
・体を温め汗をかくことで体に溜まった化学物質や老廃物の排出を促します。
・よもぎの持つ殺菌作用・消炎鎮痛作用により、皮膚疾患に効果が期待できます。
・膣回りを直接温めることで、生理痛、生理不順 更年期 妊活 産後ケアに効果があります。
・昔からよもぎ風呂にして腰痛・腹痛・痔の痛みに用いられています。
・よもぎの蒸気で喉や肺を潤すことで風邪のひき始めに効果が期待できます。
・よもぎのアロマ効果で眼精疲労やドライアイが軽減します。
谷さんが、よもぎ蒸しに注目するきっかけとなったのは、若い頃に診断された原因不明の皮膚疾患(アトピー)だったそうです。特に目の周りに炎症が起こり、当時は皮膚科で処方されたステロイドを何の疑いも持たずに素直に塗り、薬をやめてはまた症状が出るのを繰り返していたとのこと。
その魔法のような薬は、塗って直ぐに治るので(そのように勘違いしていた)便利な薬だと7,8年使い続けた。しかし良くなることはなく、むしろ薬に頼るようになってきた頃、「この薬は私を治していないのではないか」と疑問を抱かれた。そして、一般的に言われる自然療法に興味を持ち色々と調べ始めたそうです。
その結果、化粧品に含まれる合成界面活性剤等が肌トラブルの原因であることに気づき、それらを使わないようにしたことで、肌が改善されていきました。
きれいになる為に使う化粧品が肌を荒らす原因になるなんて考えたこともなかった谷さんは、「この体験から、まだ知らない方たちへ伝えたい! 私のような肌トラブルで悩んでいる方も通えるサロンを作ろう!」と思ったのが、体質改善を目的としたエステサロン(PureHealing彩)を開業したきっかけだったそうです。
谷さんのこだわりはよもぎ蒸しに使われる椅子から始まりました。
合板を材料とし、ニス等が塗られている椅子では、その椅子が温まると、体に良くない化学物質が気化するのではないかと不安を感じ、接着材を使わず、無垢のヒノキの1枚板を原料にして、釘を使わない自然素材の椅子。
しかし、谷さんがあれこれ注文し、しかも販売実績もないために、なるべく小ロットで製造して欲しいなどのお願いごとが多すぎて、それを叶えて作ってくれる職人さんはそう簡単にはみつからなかったと言います。
当時はオーガニック的思想や考え方を理解してもらうことが大変で、時には、次の製造時に以前の金額の倍の値段を提示され、更に幾度となく断られ続けました。
そして、よもぎそのものへのこだわり、ガウンへのこだわりなど次々と難関に苦労されながら、谷さんを支えたのは、サロンの多くのお客様がよもぎ蒸しによってどんどん健康でキレイになっていく姿だったのです。
よもぎの美容効果としては。
(1)抗酸化作用・・・体が錆びるとよく言われますが、体内で生じる活性酸素が細胞を傷つけていることはよく知られています。よもぎの抽出液(よもぎ茶)はブロッコリーの100倍の抗酸化作用があるそうです。
(2)抗糖化作用・・・体が焦げると表現されるのが糖化です。体内で不要な糖とタンパク質が結びついて「AGEs 糖化最終生成物」という老化物質を生成してしまう作用です。これは体内では分解されにくく、血管に溜まれば動脈硬化の原因に、肌に溜まれば、しわ、たるみの原因に、骨に溜まれば骨粗鬆症の原因となります。
(3)ダイエット効果・・・よもぎの香り成分、シネオールなどには、新陳代謝をよくする働きがあり、脂肪の燃焼を助けてくれます。よもぎを煎じた蒸気に含まれている成分ですので、よもぎ蒸しはダイエットにもよいと言えます。また、韓国ではよもぎ茶のことを別名 痩せるお茶と呼ぶそうです。
(4)ホルモンバランス調整・・・よもぎ蒸しは女性特有の不調を改善することで知られていますが、それはよもぎの香り成分の中に、女性ホルモンを整える効果があるからです。
(5)肌荒れ、炎症を抑える効果・・・よもぎの抗アレルギー作用、抗炎症作用はよく知られている効果の一つです。よもぎ蒸しで背中のニキビや、花粉症、喘息などが軽減されるのを沢山見てきましたが、体のデトックス効果と、炎症を抑えるよもぎのアロマ成分が効果を高めていると考えられます。
最後に、一般的に「体を温める健康効果」として、血行促進、新陳代謝アップ、デトックス、免疫アップ、酵素活性など体に良いことは沢山ありますが、ここではHSP(ヒートショックプロテイン)を増やす効果についてご説明いただきました。
まず、HSP(ヒートショックプロテイン)とは、ストレスにより細胞の中で増え、構造が変性したタンパク質を修復して元気にしてくれるたんぱく質のこと。HSPが増えるストレスとは精神的なストレスだけでなく病原菌、紫外線、熱ストレスなど心と体に受けるあらゆるストレスのことを言います。
私たちの体は水分を除くとほとんどがタンパク質でできています。そのタンパク質が健康な状態であることが健康を支えていますので、傷ついたたんぱく質を修復するHSPを増やすことは、自己回復力を向上させて、病気の予防や健康、そして美肌へと繋ぐことが出来るということです。
このHSPはもともと細胞内に備わっていますが、加齢とともに減少します。
またお肌の弾力に関わるコラーゲンもタンパク質です。
顔のたるみやしわはこのコラーゲンの変性から起こるので、HSPの修復力が高ければいつまでも若々しい肌を保つことができるということになります。
更に、細胞が癌化することもたんぱく質の変性です。
HSPは様々な免疫細胞の活動にも影響を与えるので、HSPを増やすことが病気の予防にもなります。
ではどのようにすれば、簡単にHSPを増やすことができるか。
運動でも増えることが分かっています。
また、ファスティング(断食)でもHSPは増えます。(3日以上のファスティングが良いとされています)
寒中水泳なども、HSPを増やすことで、冬場に風邪をひかないようにする為に行われてきた行事だと考えられます。
簡単にHSPを気持ちよく増やす方法として、名前の由来でもある体を温める方法があります。HSPは体温が38度以上になると2日後に1.5倍に増え、1週間後に元に戻ることが研究で分かっているとこのと。
谷さんはおっしゃいます。
「よもぎ」は古くから、日本全国で薬草として用いられてきました。山で怪我をしたときは、よもぎの葉を傷口に貼る、胃の調子が悪いときはよもぎ茶として飲む、アイヌの方は風邪の時によもぎの蒸気を吸い込むと早く治ると伝えられており、沖縄ではよもぎの天ぷらを食べるそうです。
よもぎのクロロフィルも免疫アップには良いと言われており、その食物繊維はとても細かい為、小腸絨毛についた有害物質を便として排出するため、デットクスの野菜とも言われています。
「身土不二」の考え方においても、体と環境は切り離せないので、私は西洋のハーブを使うより自分たちが生活している環境で育った薬草がその土地の人を癒してくれると考えています。よもぎはその考え方から見ても、日本人にはピッタリのハーブではないでしょうか。
タグ:よもぎ蒸し
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