2020年11月26日
食品添加物の危険性、種類と原材料。厚労省も食品会社も自らの利益(お金)のために「健康」を犠牲にする!
食品添加物の危険性、種類と原材料。厚労省も食品会社も自らの利益のために「健康」を犠牲にする!
(※原材料に品質の良いものを使えばすべて解決するとは厚労省も味の素も決して言わない。)
食品添加物について。厚労省のサイトより。
『食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。』
それから、味の素の商品情報サイトでは、こんな風に紹介されています。
『食生活を豊かにする食品添加物
食品添加物には、さまざまな役割があります。たとえば、女性や子供たちが大好きなゼリーやプリンなどのデザートにも、おいしさを演出するために食品添加物が欠かせません。香りをつける香料やぷるんとした食感をつくるゲル化剤、滑らかな舌触りをつくる安定剤など、色、香り、食感を加える大切な役割を食品添加物が果たしています。
さらに、食品を長持ちさせる働きも、私たちの生活をより便利に、より豊かにするには欠かせない食品添加物の役割のひとつです。肉や魚などの生鮮食品は日持ちがしません。このため、保存料や殺菌剤などの食品添加物によって食品を長持ちさせ、おいしくムダなく食べることができます。たとえば、練り製品の原材料となる魚は、水揚げされたその場で食品添加物を加えて、すり身に加工します。すり身は冷凍保存することで、遠方にある工場まで運ばれ、かまぼこやちくわ、はんぺんなどにさらに加工することができます。肉の場合は、ハムやソーセージに加工されるときに、おいしい色を保ち、腐らないようにするために食品添加物が働いています。
では、食品添加物がなかったら私たちの生活はどうなるでしょうか。家庭やレストランなどと違って、加工食品の場合、日持ちや製造適性、コストなど多くの要素を実現しなければなりません。このため、食品添加物を上手に使用しないと、ハムやソーセージ、すり身などは、すぐに腐ってしまい食中毒の危険性が高まります。ゼリーやプリンも独特の食感もなく舌触りもざらっとしてしまい、パンやクッキーはふくらまずにパサパサ、かまぼこなどの練り製品はグチャッとして歯ごたえが低いものになります。食の安全が保てなくなってしまうだけでなく、毎日の食生活が味けなくなってしまいます。』
内科医・精神科医、断薬を主軸としたTokyo DD Clinic院長、NPO法人薬害研究センター理事長内海聡医師は、日本は世界一の添加物認可数を誇り、その数は各国と比にならないほどです。理想論でいえば添加物などすべて使うのをやめるのが一番です、と語る。
少なくともヨーロッパの基準くらいは満たしていないと話にもなりません。特に日本では各国がリスクが高いとして使用中止にするような添加物を平気で使っています。BHA/BHT(酸化防止剤)や着色料などはその代表格だ、とおっしゃる。
『買ってはいけない』『味の素はもういらない』の著者、環境問題を専門とするジャーナリスト船瀬俊介氏は、食品添加物は、動物を使った科学的な試験により毒性、発がん性などの有無を食品安全委員会が調べ、安全なもののみが厚生労働省によって使用を認められている。しかし、安全とされていたものが、後に使用禁止となるケースもある、と語る。
更に、食品ジャーナリストの郡司和夫さんはこう語る。
「有名な話では、清涼飲料水に含まれていた『安息香酸ナトリウム』と、酸化防止剤として使われる合成の『ビタミンC』が化学変化を起こし、排気ガスに含まれる『ベンゼン』と同様の発がん性物質が発生することが2006年にわかりました。以降、その2つを一緒に使うことは世界的に自粛されていますが、その2つの添加物から発がん性物質が発生するとは誰も想像していませんでした」
加工食品診断士協定代表理事の安部司さんも続ける。
「中華麺などの防カビ剤として今も使われている『プロピレングリコール』という物質は、ある日、突然、使用基準量が設定されました。それくらい、食品添加物の安全性は曖昧なのです」
さらに、いくら原材料表示をチェックしても、どんな添加物を使っているのか見抜けないケースも数多い。
「『ソルビン酸』などの保存料を嫌がる消費者への“隠れ蓑”として、短期間の保存を目的とした『pH調整剤』などの日持向上剤があります。しかし、メーカーが独自に複数の添加物を調合して作っているため、その内訳はわかりません」(郡司さん)
具体的にどんな添加物がどういうものなのかの例をご紹介。
・リン酸塩はカルシウムや鉄分の吸収が悪くなり骨を弱くします。
・着色料は欧米などではほとんど禁止されています。コチニール色素(着色料)、カルミン酸は、カイガラムシ科エンジムシ。紅麹色素はカニカマなど紅色の食品の着色。紅麹カビ。カビです。この紅麹カビにはシトリンというカビ毒の問題もあります。言わずと知れた合成着色料、赤3号、黄4号などは、コールタール、石油です。
・亜硝酸ナトリウムは発がん性物質で急性毒性は青酸カリに近い。
・ソルビン酸カリウムも変異原生があることがわかっています。
・安息香酸ナトリウムはベンゼンを生成するだけでなくミトコンドリアを傷つけることがわかっています。
・カラギーナンは体重1kg当たり5g食べると動物の半分が死にます。
・イーストフードは化学物質の塊で塩化アンモニウムやリン酸塩などが入っているとよく言われます。
・pH調整剤はクエン酸、炭酸ナトリウム、リン酸などを一括表示でき法律上一括表示が認められています。
・銅クロロフィル、山菜やガムの着色。原料は蚕のフン。虫の糞です。
・チョコレートのつや、ガムの原料となる光沢剤、ガムベースはラックカイガラムシのメスの分泌物。
・たれのとろみやアイスクリームの粘りを出すカルボキシメチルセルロースNa(CMC)は、おがくず・パルブ。
・ドレッシングやスープのとろみのために使うキサンタガムはバクテリアの抽出物。
・さて、問題となるグルタミン酸Na、調味料(アミノ酸等)と表示されるものですが、廃糖蜜+遺伝子組み換えバクテリア。
・合成甘味料のスクラロースは砂糖と塩素ガス。
最後に実際の事例を少し。
『食品の裏側2実態編』安部司 東洋経済新報社より抜粋
『天然着色料としてよく使われる「コチニール色素」(カルミン酸)があります。ハムのピンク色、ミニドリンクのオレンジ色、お菓子、サプリメント等に広く使われています。
ところが、この色素によって呼吸困難等の急性アレルギー症状の発症例が報告されたとして、2012年5月、消費者庁と厚生労働省が注意を呼びかけました。』
『ちなみに、「天然着色料なら安全」と思い込まれている方は多いですが、実際にはまったくそんなことはありません。アカネから抽出した天然着色料「アカネ色素」は、発がん性があるとして2004年に禁止になりました。』
(※原材料に品質の良いものを使えばすべて解決するとは厚労省も味の素も決して言わない。)
食品添加物について。厚労省のサイトより。
『食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
また、使用が認められた食品添加物についても、国民一人当たりの摂取量を調査するなど、安全の確保に努めています。』
それから、味の素の商品情報サイトでは、こんな風に紹介されています。
『食生活を豊かにする食品添加物
食品添加物には、さまざまな役割があります。たとえば、女性や子供たちが大好きなゼリーやプリンなどのデザートにも、おいしさを演出するために食品添加物が欠かせません。香りをつける香料やぷるんとした食感をつくるゲル化剤、滑らかな舌触りをつくる安定剤など、色、香り、食感を加える大切な役割を食品添加物が果たしています。
さらに、食品を長持ちさせる働きも、私たちの生活をより便利に、より豊かにするには欠かせない食品添加物の役割のひとつです。肉や魚などの生鮮食品は日持ちがしません。このため、保存料や殺菌剤などの食品添加物によって食品を長持ちさせ、おいしくムダなく食べることができます。たとえば、練り製品の原材料となる魚は、水揚げされたその場で食品添加物を加えて、すり身に加工します。すり身は冷凍保存することで、遠方にある工場まで運ばれ、かまぼこやちくわ、はんぺんなどにさらに加工することができます。肉の場合は、ハムやソーセージに加工されるときに、おいしい色を保ち、腐らないようにするために食品添加物が働いています。
では、食品添加物がなかったら私たちの生活はどうなるでしょうか。家庭やレストランなどと違って、加工食品の場合、日持ちや製造適性、コストなど多くの要素を実現しなければなりません。このため、食品添加物を上手に使用しないと、ハムやソーセージ、すり身などは、すぐに腐ってしまい食中毒の危険性が高まります。ゼリーやプリンも独特の食感もなく舌触りもざらっとしてしまい、パンやクッキーはふくらまずにパサパサ、かまぼこなどの練り製品はグチャッとして歯ごたえが低いものになります。食の安全が保てなくなってしまうだけでなく、毎日の食生活が味けなくなってしまいます。』
内科医・精神科医、断薬を主軸としたTokyo DD Clinic院長、NPO法人薬害研究センター理事長内海聡医師は、日本は世界一の添加物認可数を誇り、その数は各国と比にならないほどです。理想論でいえば添加物などすべて使うのをやめるのが一番です、と語る。
少なくともヨーロッパの基準くらいは満たしていないと話にもなりません。特に日本では各国がリスクが高いとして使用中止にするような添加物を平気で使っています。BHA/BHT(酸化防止剤)や着色料などはその代表格だ、とおっしゃる。
『買ってはいけない』『味の素はもういらない』の著者、環境問題を専門とするジャーナリスト船瀬俊介氏は、食品添加物は、動物を使った科学的な試験により毒性、発がん性などの有無を食品安全委員会が調べ、安全なもののみが厚生労働省によって使用を認められている。しかし、安全とされていたものが、後に使用禁止となるケースもある、と語る。
更に、食品ジャーナリストの郡司和夫さんはこう語る。
「有名な話では、清涼飲料水に含まれていた『安息香酸ナトリウム』と、酸化防止剤として使われる合成の『ビタミンC』が化学変化を起こし、排気ガスに含まれる『ベンゼン』と同様の発がん性物質が発生することが2006年にわかりました。以降、その2つを一緒に使うことは世界的に自粛されていますが、その2つの添加物から発がん性物質が発生するとは誰も想像していませんでした」
加工食品診断士協定代表理事の安部司さんも続ける。
「中華麺などの防カビ剤として今も使われている『プロピレングリコール』という物質は、ある日、突然、使用基準量が設定されました。それくらい、食品添加物の安全性は曖昧なのです」
さらに、いくら原材料表示をチェックしても、どんな添加物を使っているのか見抜けないケースも数多い。
「『ソルビン酸』などの保存料を嫌がる消費者への“隠れ蓑”として、短期間の保存を目的とした『pH調整剤』などの日持向上剤があります。しかし、メーカーが独自に複数の添加物を調合して作っているため、その内訳はわかりません」(郡司さん)
具体的にどんな添加物がどういうものなのかの例をご紹介。
・リン酸塩はカルシウムや鉄分の吸収が悪くなり骨を弱くします。
・着色料は欧米などではほとんど禁止されています。コチニール色素(着色料)、カルミン酸は、カイガラムシ科エンジムシ。紅麹色素はカニカマなど紅色の食品の着色。紅麹カビ。カビです。この紅麹カビにはシトリンというカビ毒の問題もあります。言わずと知れた合成着色料、赤3号、黄4号などは、コールタール、石油です。
・亜硝酸ナトリウムは発がん性物質で急性毒性は青酸カリに近い。
・ソルビン酸カリウムも変異原生があることがわかっています。
・安息香酸ナトリウムはベンゼンを生成するだけでなくミトコンドリアを傷つけることがわかっています。
・カラギーナンは体重1kg当たり5g食べると動物の半分が死にます。
・イーストフードは化学物質の塊で塩化アンモニウムやリン酸塩などが入っているとよく言われます。
・pH調整剤はクエン酸、炭酸ナトリウム、リン酸などを一括表示でき法律上一括表示が認められています。
・銅クロロフィル、山菜やガムの着色。原料は蚕のフン。虫の糞です。
・チョコレートのつや、ガムの原料となる光沢剤、ガムベースはラックカイガラムシのメスの分泌物。
・たれのとろみやアイスクリームの粘りを出すカルボキシメチルセルロースNa(CMC)は、おがくず・パルブ。
・ドレッシングやスープのとろみのために使うキサンタガムはバクテリアの抽出物。
・さて、問題となるグルタミン酸Na、調味料(アミノ酸等)と表示されるものですが、廃糖蜜+遺伝子組み換えバクテリア。
・合成甘味料のスクラロースは砂糖と塩素ガス。
最後に実際の事例を少し。
『食品の裏側2実態編』安部司 東洋経済新報社より抜粋
『天然着色料としてよく使われる「コチニール色素」(カルミン酸)があります。ハムのピンク色、ミニドリンクのオレンジ色、お菓子、サプリメント等に広く使われています。
ところが、この色素によって呼吸困難等の急性アレルギー症状の発症例が報告されたとして、2012年5月、消費者庁と厚生労働省が注意を呼びかけました。』
『ちなみに、「天然着色料なら安全」と思い込まれている方は多いですが、実際にはまったくそんなことはありません。アカネから抽出した天然着色料「アカネ色素」は、発がん性があるとして2004年に禁止になりました。』
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