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2023年12月31日

no-title

2023年下半期(7月から12月まで)「no-title」メモ。
投稿した作品をこちらでまとめさせていただきました。
リアルタイム投稿作品は追々削除させていただきます。











21篇+2篇(計23篇)

「no-title」2023年07月02日投稿。

誰にも言葉が届かなくて
誰の声も聞こえない
何も見えないのに
自分の言葉だけ反響して
嗚呼
ここがきっと
孤独の果ての場所




「no-title」2023年07月02日投稿。

全てのことに手を伸ばせないから
せめて僕は
たった一人の見知らぬ誰かのために
僕の記憶を遺したいんだ




「no-title」2023年07月21日投稿。

いてもいなくてもかわらない
ぼくのせかいは
たいせつなものにあふれているのに
たいせつなひとのなか
ぼくは
いてもいなくてもかわらない




「no-title」2023年08月30日投稿。

いつだって僕を救ってくれるのは
遠くの知らない誰か
同じ声に導かれて
誰かが歌ってくれた言葉が刺さって抜けないから
僕は
僕は
ちっぽけだけど生きていきたいって
思ってしまうんだよ




「no-title」2023年09月06日投稿。

君の心音に縋ってる
この感情は愛だと思う
君がいないと生きていけない
きっと
この感情は愛だと思う
そうやって
言い聞かせてる時点で答えは分かっていたのかもね




「no-title」2023年09月07日投稿。

ばんばんばばん ばんばばばん
同じ轍を歩いてく
同じ轍を歩いてく
同じ道しか知らないから
痕に転んで傷付いて
周りをどんなに悲しませても
ばんばんばばん ばんばばばん
同じ轍を繰り返す




「no-title」2023年09月13日投稿。

手の届く範囲しか分からない
手の届く範囲しか、解りたくない
知らなければ
きっと幸せでいられるから
そうやって
君が取りこぼしたものが多すぎて
それでも君は
それに気付けないまま誰かを嗤ってるんだろうね




「no-title」2023年09月15日投稿。

意味があると思いたい
君が僕にくれる言葉の全て
君が僕と共有したい事象の全て
意味があると思いたい
君が僕と過ごしている日常全て
君が僕と共有したい非日常の全て
意味があると、思いたい
そうじゃないと
僕は
自分の意味を見失ってしまうんだ




「no-title」2023年09月15日投稿。
※当時のつぶやきを詩にしたものです
※詩として書き直したのは12月31日

生きているのは
意味があるからじゃない
そんなの分かっているはずなのに
どうして僕は、
いつも生きていることに意味を求めてしまうんだろう




「no-title」2023年09月18日投稿。

死にたい理由を探しているのは
理由がないと生きていられないから
理由がなくても生きていていい場所は
何処にあるんだろうね
理由がなくても死んでいい場所は
何処にあるんだろうね




「no-title」2023年09月18日投稿。
※当時のつぶやきを詩にしたものです
※詩として書き直したのは12月31日

死にたい理由を忘れてしまったから
今日も生き続けてる、理由もなく
僕は死にたい理由を忘れてしまったから
理由がないと生きていられない人が
与えてほしい言葉なんて、
もう、
持ち合わせていないんだ
それはちょっとだけ、寂しいことだね
寂しいね




「no-title」2023年09月18日投稿。

空虚
胃の中に満ちるものだけが
この心を埋めてくれるんだと
どうして
どうして
満ちていってる筈なのに
もう、
味も思い出せないや




「no-title」2023年09月19日投稿。

浸っている
誰かに言葉を掛けて
その一瞬誰かを救えたような偽善に
浸っている
誰かに言葉を掛けて
自分の言葉そのものに

浸って浸って浸って酔って
溺れて溺れて溺れて溺れて沈んで
もう
本当の自分
何処にもないね




「no-title」2023年09月20日投稿。

声が落ちる
誰もそれを拾わない
誰も
僕が落とした声を拾ってはくれない
それでも僕は声を出す
それがそのまま転がって
転がって転がって転がって
その先の落とし穴に落ちるだけだとしても
もしかしたら
見えないだけで
その声を食べて生きている誰かがいるのかも

なんて、ね




「no-title」2023年09月27日投稿。

落ちる、落ちる、
誰かの描いた物語に
落ちる、落ちる、
それをきっと人は恋と呼んで
それを僕は故意と呼ぶ




「no-title」2023年10月04日投稿。

どうしていつも
過去を振り返っては
届かない君の後ろ姿に
手を伸ばしてしまうのだろう




「no-title」2023年10月06日投稿。

世界
見回せば
どこもかしこも幸せそうなのに
裏世界
言葉にまみれてみれば
どこもかしこも
妬み嫉みで溢れている
本当の世界は
どこにもきっとなくて
僕は一つ
大きく息を吐いた




「no-title」2023年10月07日投稿。

今が何にもないんだと
過去の言葉に縋ってばかり
本当は
今を見たくないだけなのに

今が何もないんだと
写真に写った場所を折って
でも本当は知っている
今が
溢れすぎているだけということを




「no-title」2023年10月17日投稿。

誰かが捨てたくなった世界の端っこで
僕は
今日も届かないうたを唄ってる




「no-title」2023年12月15日投稿。

僕の言葉を好きだと言って
僕が残した言葉の上に
見てほしい自分だけを重ねて
君が愛してたのは僕じゃなかったんだね




「no-title」2023年12月15日投稿。

誰かのためにを辞めたから
自分のためだけに
僕は僕を唄ってられるんだ




※以下、未掲載下半期作品

「no-title」

同じ傷を舐め合っていたから
ずっとずっと仲良しこよし
一つ傷が塞がる頃に
互い違え傷付け合う




「no-title」

誰かの描いた世界の上を
ぷかぷか浮き輪で漂って
見つけた感情いろんな景色を
つらつら隙間に記していく
そうして埋まった心の中を
いつか
会いたい人に届けられるといいね







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posted by samanyanko at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | うた
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