春の訪れを何で知ろう
咽ぶようなその薫りを手に入れたくて
僕はいつも
手を伸ばしそうになる
枝を折ってしまったら僕のものになるだろうか
ならないことくらい知っている
だから
美しいから目を背けて知らんぷりした
それなのに
あなたの指は紙を折って
その美しさを永遠にしてしまったんだ
嗚呼、
画面越しのそれはとても素敵な薫りがした
2024年03月02日
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