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2022年12月31日

no-title

時間は流れてく
言葉を途切れてく
感情はいつも置き去りで
理性で蓋をする
立ち止まってみても
手から零れ落ちていくものが多すぎて
だから
歩き続けるしかないんだ
流れてく時間と共に











一ヶ月連続更新は途切れてしまいましたが、創作月間、とても楽しく創作できました。
昨日は贈った小説を漫画にして頂いて、その人と話すことができ、やっぱり、その人の好きを引き出して創作につなげるってことが、すごく楽しいなぁと実感しました。
創作が楽しいと思える人間でよかったです。
来年は、もっといろんな言葉を遺していきたいです。
よいお年を。さまにゃんこでした。

※年明けに年末創作月間での「no-title」作品をこちらにまとめさせていただきます
 →01/03 追記にまとめました
※まとめに伴い、リアルタイム記事は削除させていただきます










計40篇。




「no-title」2022年12月01日投稿。

回り道
君がいない
どこに向かえばいいのかも分からなくて
独り、溜め息を吐きながら立ち止まった
それでも
暖かな時間だったと
君を想っている時間が
今でもひどく愛おしいんだ




「no-title」2022年12月02日投稿。

この胸を支配する愛おしさを分解する
それは朝のインスタントスープ
それはたった四文字のおはようのメッセージ
君の好きなもので君を満たしてあげたくて
君の好きなものが世界に溢れていて
それを見つけるだけで平凡な日常が一瞬楽しくなること
もう会えなくても
今独りで過ごすこの幸せを君に教えてあげたいと思うこと
この胸を支配する愛おしさを分解する
もう会えなくても
君の好きが僕の好きになって
世界に好きなものが溢れていること

あぁ、
もう一度君におやすみの四文字が送れたら、ねぇ、




「no-title」2022年12月02日投稿。

感情は爆弾だ
僕の感情はすぐに爆発して
怒ったり
泣いたり
喚いたり
脆くて脆くて仕方のない爆弾だ
それなのに
どうして
愛おしいという感情だけ
時限式に込み上げて
何度も何度も
同じ事象に爆発する
あぁ
今日も君が愛おしくて堪らない




「no-title」2022年12月03日投稿。

届けたい人に言葉が届くことがもうなくても
届けたい人がいるということが
僕の明日を作っているんだ

今日も皆に、おはようと笑いたい、ねぇ、




「no-title」2022年12月03日投稿。

世界がきらきら輝く季節
独りぼっち
それでもいつかのうたが僕の心に満ちているから
僕は今日も
きらきら世界をふわふわ歩いていく




「no-title」2022年12月03日投稿。

貴女が託した言葉は僕に響くけど
その言葉が刺さらないのは
きっと
幸せな時間をもらったからなんだ

一時でも
僕といてくれてありがとう




「no-title」2022年12月04日投稿。

言葉に託した想いが君に刺さって
これから何十年先も
消えない呪いになればいい
僕のいない世界で
刺さった呪いに苛まれながら
幸せな最期を何十年か先に迎えればいい




「no-title」2022年12月05日投稿。

世界がどんなに目まぐるしくても
貴女に会う時は
ゆっくりと時間を過ごしたい
世界がどんなに目まぐるしくても
歩き続けなくてもいい
立ち止まっていい
ねぇ、
一緒にゆっくりしましょうよ
貴女に笑ってもらいたいんです




「no-title」2022年12月06日投稿。

敵対は楽だ
些細な怒りを増幅させれば済むだけで
相手を無視して自分を押し付ければいい
敵対は楽だ
意見を擦り合わせる必要がないから
相手を無視して喚き続ければいい

敵対は楽だ
誰だって
自分が優位に立てたと
思い込みたい

思い込みに過ぎないのにさ




「no-title」2022年12月06日投稿。

君に生きててほしいけど
君の苦しみに安易に手を伸ばしたところで
きっと
傷を広げるだけだから
だからせめて僕の言葉で笑ってくれるなら
笑ってくれるなら
何度だって
君のために言葉を吐くよ




「no-title」2022年12月07日投稿。

君のいる場所が仄暗い水底だったとしても
掬いあげることもできなくて
なんなら
一緒に沈んでいくことしかできなくて
光を差してあげることができないから
ずっと暗いままだけれど
手を伸ばせば応えられる場所にはいたい
応えられる場所に、いたいんだ




「no-title」2022年12月08日投稿。

外は晴れ
何にもない僕
部屋の中
周りに誰もいないけれど
頭の中にはいろんな人がいて
それはとても楽しい世界なのに
あぁ、
僕は僕の世界の中で生きられないや




「no-title」2022年12月08日投稿。

その時間を幸せと読んだ過去の僕へ
今でも優しい記憶は幸せのまま
きっと先の未来
君が希望を忘れそうな時も
その幸せはずっと幸せなままだよ




「no-title」2022年12月09日投稿。

現在(いま)の自分が解らなくて
過去(むかし)の自分に縋ってみても
過去(むかし)の自分に勝てやしないから
僕は今日も
自分で自分の傷を広げていくんだ




「no-title」2022年12月10日投稿。

解ったふり
本当のことを考えない
偶像でできた君
理想を愛する僕
君のことが解ったふりをして
あるいは
君のことを解っていると思い上がって
それでも僕等はそれを愛と勘違いしているんだ




「no-title」2022年12月11日投稿。

幸せを望んでいたのに
どうして
夢の中ですら
君を笑わせることができないんだ




「no-title」2022年12月11日投稿。

君は僕をなかったことにしたい
君は僕をなかったことにしたい
楽しいも苦しいも
嬉しいも悲しいも
君は僕をなかったことにしたい
だから僕は僕をなかったことにしたい
君の記憶から消えてしまえば
僕の記憶にだけ
大事な思い出が残るのだから




「no-title」2022年12月12日投稿。

言葉を押し付ける
君に笑ってほしいから
勝手な想いを言葉にして
君に無理矢理押し付ける
きっとこうすれば
きっとこうすれば上手くいくんだ
わけの分からない思い込み
そうして今日も
笑ってほしい君が寂しそうに笑うんだ




「no-title」2022年12月13日投稿。

ひとりぼっち
もどっただけ
それなのに
いま
きみのやさしさがしみいって
ひとりぼっち
さびしいけど
それでもいいやとおもいでをすする




「no-title」2022年12月14日投稿。

正解がない
問いかけも届かない
どうすればいい
自分で決めろ
そんな君も
自分自身の正解を知らないだけ
だから今日も
不正解の道を選択して歩いている




「no-title」2022年12月14日投稿。

這い上がるために生きるのか
這いつくばってでも生きるのか
どちらにしても泥臭くて
それでも
無責任に
君に生きていてと懇願する
愛という感情は
ねぇ、
なんて図々しいんだろう、ねぇ




「no-title」2022年12月15日投稿。

僕は僕をリサイクルする
誰に求められなくても
僕は僕をリサイクルする
一度ゴミ箱に捨てられたとしても
拾って綺麗に作り直して
さも
ゴミなんかじゃないんだって顔をして
僕は僕をリサイクルする
誰にも止められない
自分にだけは
僕をゴミだと思わせない




「no-title」2022年12月16日投稿。

数で愛が決まるなら
僕は何度だって言葉を尽くそう
数で愛が決まるなら
僕は何度だって君に会いに行こう
数で愛が決まるなら
そんなことないことは判っているのに
無意味に言葉を重ねて
報われなくても足を運んで
尽くせることがそれしかないから
現金な僕は
分かりやすい手段に逃げいていたんだ

そんなの
伝わるわけないのに、ねぇ




「no-title」2022年12月16日投稿。

積み上がっていく幸せが
義務になったのはいつだっただろう
どうしてこんなに好きだった別世界が
読んでも読んでもすり抜けていくようになったんだろう
それでも
そこに幸せがあると信じて
今日も誰かの世界を積み上げていく




「no-title」2022年12月18日投稿。

どんなに誰かを想っても
僕は大切な人の木漏れ日にはなれない




「no-title」2022年12月19日投稿。

僕を置いてけぼりにして世界は回っている
毎日そう思っていたけれど
単純な言葉で誰かの世界を回している
そんなときもあるもんだ
だから今日も
生きてていいふりをして
大切な人に言葉を押し付けて
大切な人の時間を消費する
単純なその言葉で
貴女の世界が今日も回ってくれればいい




「no-title」2022年12月19日投稿。

大好きだった世界
物語をキャンバスに乗せて
自分なりの綺麗を描いていたのに
劣情に負けて
真っ黒に塗り潰してしまった
僕の描いた世界は
行き場をなくして
あぁ、
どうして僕はいつも
自分の物語の中だけで生きられないんだ
どうして僕はいつも
誰かの評価で黒を重ねてしまうんだ




「no-title」2022年12月20日投稿。

何にも持っていない僕だから
それでも何かを届けたくて
今日も
君が喜びそうな耳障りのいい言葉を嘯いた




「no-title」2022年12月21日投稿。

物語なんて嘘だって
そんなものは要らないって
君は涙を流すけど
現実だって
皆耳障りの好い嘘ばかりで
それなら
同じ嘘でも物語の方が救われるのに




「no-title」2022年12月21日投稿。

大切な人に届かない声なら要らないと思ってた
それでも
まだ知り合っていない未来の誰かに僕の言葉が刺さるなら
この声が枯れるまでは
ずっと歌い続けていたいんだ




「no-title」2022年12月22日投稿。

僕は僕を棄てられないから
きっと一生分かり合えなくて
それでも
分かり合えないのに愛してくれたのは
とても
素敵な思い出だよ




「no-title」2022年12月23日投稿。

真っ白世界
色を忘れてしまったこの場所で
それでも世界はずっと
きらきら輝いてる




「no-title」2022年12月24日投稿。

時計は壊れた
時間は動いているのに実感がなくて
それでも今日は毎日やって来るらしい
時計を直すこともなく
自分を直すこともなく
壊れたまんま
それでも毎日が進んでいく
独りぼっちの部屋の中

例え壊れていても
今日が貴方にとって素敵な夜になりますように




「no-title」2022年12月25日投稿。

プレゼントが捨てられない
選んでくれるその時だけは
僕がその人の思考を支配できていたから
もう届かない
でも、届けたいと思うほど
君が今でも僕を支配している




「no-title」2022年12月26日投稿。

本質的に誰かを救えるわけでもないのに
誰かの役に立ったんだと嘯いて
本当は
僕が救われたかっただけなんだ




「no-title」2022年12月28日投稿。

居場所がないと君を壊して
笑って残っていたのは独りぼっちの場所
誰もいないこの場所で
失ってきた大切な人達を
自分が傷付けていた大切な人達を
独りぼっちで歌い続けて

嗚呼、
たくさんの人がいるその場所は
本当に
君が孤独じゃないと言えるんですか?




「no-title」2022年12月28日投稿。

君の声が弾むから
僕は君に笑ってほしくて詩を書く
君の声が弾むから
僕は君に歌ってほしくて想いを遺す
例え君に
本当の想いは届かなくても
君が喜んでくれたらそれでいいんだ




「no-title」2022年12月29日投稿。

それで誰かが笑ってくれるなら
僕は何度だって世界を造るし
僕は何度だって描き続ける
例えその世界が偽物だったとしても
その中に込めた想いは
永遠に消えない筈だから




「no-title」2022年12月29日投稿。

連なっていく
僕が途中で投げ出しても
連なっていく
壊れたまんまで描いた世界が
誰かの心に降り積もって
ほら
また世界が動き出すよ






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