貴方は、性感染症について考えたことはありますか?
昔、AIDS(エイズ)についてのCMで「彼氏の元カノの元カレを知っていますか…」というものがありましたよね。
貴方は、知っていますか?
- 過去付き合ったことのある彼女の元カレや、その彼女の元カレの元カノを…
- 大人のお店に行かれているのであれば、自分の前に利用されていたお客様を知ることは出来ますか…
まぁ彼女の〜という方に関しては執念があればなんとかなるかもしれませんが後者に関しては無理なのかなぁと思います。
大人のお店の従業員の方々も定期的に検査は受けて下さっていると思っていますが、検査と検査の間に感染している可能性は否めないのかなと思っています。
自分が感染する分には「仕方がない」等と思うことでも、「自分が原因で大切なパートナーに感染させてしまうこと」を仕方がないで済ませられる方は少ないのではないでしょうか。
とはいえ、性感染症の検査というと中々精神面のハードルが高い!
私は正直、病院で性感染症の検査を受けに行こうと考えることが出来ません!
ということで今回は、匿名で検査が出来る検査キットである「性病検査STDチェッカー」を体験してみることにしました!
その検査キットの中でも、私は淋病(りんびょう)とクラミジア感染症の検査が出来る「タイプN」を選択しました。
クラミジア・淋病を選択した理由
性感染症として有名なのはAIDSが発症するHIV-1への感染であっても、より身近な性感染症となるとクラミジア感染症等の方がハードルが低いかなと思ったからです。
実際に陽性になってしまった時に「やばい!陽性でした!私も病院に治療に行きますので、『自分は大丈夫』と思っている貴方も一度検査してみてはいかがでしょうか!」と、深刻に捉えつつも記事に出来るかなぁと思えるものを選択してみました!
HIV-1感染症について大学の研究室で学んでいた時期があるので、そっちの検査キットを選択して陽性になってしまった時に、動揺し過ぎて記事に出来なくなりそうと思ったんですよね…
クラミジアはオーラルセックス(口腔性交)でも感染するリスクがありますし、性行為を行った際に3割から5割の確率で感染してしまうとも言われています。
HIV-1と違って治療出来るものですので、大切なパートナーが出来たときの為にも、感染しているのかを検査することは大切なのかなと考えました!
大切なパートナー…出来ると良いなぁ
性病検査STDチェッカー「タイプN」についてと使い方
性病検査STDチェッカーは「株式会社アルバコーポレーション」の検査キットで、「自宅で簡単」かつ「匿名」で性感染症の検査が行えます。
タイプNという製品名から分かるように、STDチェッカーは検査したい性感染症の毎に多くの種類があります。
不安に感じる症状があったり、過去関係があった相手が発症したなどの不安要素があったときに、気軽に、かつ匿名でのプライバシー重視の検査を受けられるのは便利ですよね。
実家暮らしなどであっても、外見から「あ!こいつこんな検査キット買ってる!」と分かるような状態では届かない配慮もアリ!
「検査キットだけ送られてもキチンとできるか心配…」と心配されることもあるかと思いますが、届いた検査キット説明書はイラストで視覚的にわかりやすくなっていますし、キット内容を見ても難しい操作や使用方法が必要なものは無いので安心して検査が出来そうです。
タイプNの検査キットの使い方としても
「採取用コップを組み立ててからうがい用ボトルの中身を口に含み(1/3〜1/2程度)、普段しているより勢いよくうがいをして採取用コップに吐き出し、採取用コップの中身をスピッツ(蓋のあるプラスチックの試験官のようなもの)に移し替えて蓋を閉める。」
だけとなっています。
あとは検査申込書とアンケートを記載して、
- 検査物(スピッツ)
- 検査申込書
- アンケート
を返信用封筒に入れて、「切手を貼らずに」ポストにポスっと投函すればOK
検査申込書に記載する必要がある「ID」と「PW」を自分で考えなければならないということが、この検査の一番難しいところなのではないかというくらい簡単でした。
申込書に氏名や住所を記載する必要が無く結果はネットで確認するタイプですから、購入したことと送付で氏名と住所は発信する必要があったとしてもその検査結果と結びつくことはなく、検査の匿名性が守られているということになります。
実際に検査キットを使用してみて感じたこと
検査キットを使用してみて感じたこととしては
- うがい液を口に含むときに、少しゆっくりめに容器を傾けないと口に含む量が多くなりすぎるかも
- IDとPWは控えの申込書を持っていられるので、普段使うPWからは出来る限り離れるように考えた方がセキュリティ上良いかも
- 口に含む前に申込書を記載しIDを用意後シールを貼って蓋を開けておくと、口を開けたまま蓋を開けたり、シールの貼り忘れリスクを軽減出来て良いかも
- うがい液は生理食塩水のようなので、塩味がある点について念頭に置いておいた方が良いかも(味にビックリする…)
ということです。
普段使うPWからは出来る限り離れるように…というのは、控えとして書類が残っている状態だとなんらかの要因で誰かに盗み見られてしまう(ソーシャルエンジニアリング)可能性と、漏洩したPWを使って他のサービスにログインしようと試みる(パスワードリスト攻撃)不正アクセスの手法があるのでなんとなくそう思ってしまっただけですが、基本的にPWの使い回しは危険なので控えるようにしましょう。
うがい液に関してですが、成分的には蒸留水と塩(0.9%)の塩水ですから正直あまり好きになるような味じゃないです。
不味いというほどではないのですが、何の考えもなしに口に一気に含んだら少し「オエッ」となったので、「これから口に含むのは塩水だぞ」と覚悟してから含んだ方がそうなりにくいのではないかなと思いました。
結果発表!
検査キットを郵送してから数日…
「そういえば結果ってもう出てたりするのかな?」とマイページにログインすると、結果が出てました!
無事陰性だったので、とりあえず安心しましたね。
とはいえ感染の要因となる行為をしないわけではない以上、定期的に感染状況を確認して早期発見・早期治療が出来たらなと思います。
今回選択したクラミジア等はそうでもないですが、HIV-1等早期発見が後々の人生を大きく左右するものは特に…
記事にしようと思ってタイプNを選択しましたが、今後記事にしなくてもHIV-1等の別の性感染症にも手を伸ばしてみようかなと考えています!
ということで、「匿名」で「自宅で検査できる」性感染症の検査キット、性病検査STDチェッカーのご紹介でした。
あなたも過去の経験を思い出して、または将来的に見つける予定のパートナーのことを想って、検査に関しての精神的ハードルの低い性感染症の検査をしてみてはいかがでしょうか。