地震による家屋倒壊や土砂災害、津波などにより、死者が200人を超えるなど、甚大な被害が発生している。
また、今後巨大地震が懸念されるている南海トラフ地震は、日本の南海トラフ沿いで発生する巨大地震のことで、政府の中央防災会議によると、南海トラフ巨大地震が発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されている。
さらに、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されているのだ。
読売新聞が掲載している記事によると、南海トラフで20年以内に巨大地震「60%程度」に引き上げ…「いつ起きても不思議はない」と報じられた。
しかしながら、
南海トラフ地震に限らず、日本に住んで以上、地震はいつ起きてもおかしくはない。
そんな中、将来地震を起こすと考えられている断層、活断層のリスクを、地震に関する調査研究結果を伝える政府機関の「地震調査研究推進本部」が評価・公開しているサイトがある。
活断層の中でも「30年以内の地震発生確率が3%以上」という最も地震発生の切迫度が高い活断層が、自分の住んでいる地域の近くにあるかどうかなどの情報を手軽にチェックできる「J-SHIS Map」が、地震ハザードステーション(J-SHIS)により公開されている。
「30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」が0.1〜3%(黄色)になっている場所でも、確実に安全ではない為、日ごろから地震に備える防災意識や準備が必要だろう。
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/