東京パラリンピックの開幕が5日後に迫るなか、IPC=国際パラリンピック委員会の会長がJNNの単独取材に応じ、「今後、日本国内の感染状況がさらに悪化しても、大会は安全に開催できる」などと述べ、大会のコロナ対策の有効性を強調した。
国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は18日、午後8時時点で2万3千人を超え、過去最多を更新した。
感染のピークがみえないまま重症患者が急増し、各地で医療体制が逼迫(ひっぱく)している。
コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は18日の会合で、「感染拡大の歯止めがかからない」との懸念を示した。
新規感染者数は40都道府県で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」に相当、専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「今後さらに、死亡者数が増加することを懸念している」と述べた。
病床使用率も高まっている。少なくとも25都府県で5割を超えた。特に高いのは神奈川県の82・7%、滋賀県83・3%、沖縄県86・2%など。東京都は60・6%だったが、重症病床使用率は84・9%に達している。
2021年08月19日
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