感染が急増するインドで広がり知られるようになった新型コロナウイルスの変異株が検疫と国内で計21件確認された。
詳しい内容はこうだ。
インド由来の新型コロナウイルス変異株は、英国株に続く「脅威」となると専門家が危ぶむ。
日本人に多い白血球の型による免疫が効きにくくなると指摘されるからだ。
インド株は既に空港検疫だけでなく、東京都内で見つかり感染力は英国株を上回るという報告もあり、政府は警戒を強めている。
英BBC放送は連日、インドの惨状をこう伝えている。
「最近の1週間平均では1日約34万人の感染が判明し、約2600人が死亡、病院のベッドが埋まり、入院できない大勢が路上で酸素吸入を受けている状況だ。」
世界保健機関(WHO)は4月下旬、インド株を「VOI(注目すべき変異株)」に指定した。
警戒対象としては、英国株が指定されている「VOC(懸念すべき変異株)」の一段階下の扱いだという。
日本でも同時期、国立感染症研究所がインド株を「VOI」に指定、感染研によると、国内でインド株は空港検疫で20人、都内では80代女性1人から見つかっている。
2021年05月04日
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