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さがら
経済学などを学び、国内で起こる様々な情報や事件、事象などをとりあげている。 また、海外ではアジアを中心にしたテーマを発信しているオリエンタルブロガー
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2020年03月10日

新型コロナ「長期化の可能性」を示唆、専門家会議。リーマンショック以上の破壊力か!? 最悪のシナリオもありうる。

新型コロナはもしかしたら「長期化の可能性」があるのではないか。
政府の専門家会議のメンバーは、そう示唆していることが、9日わかった。
サーズは終息までに8ヶ月かかっている。
もし、仮に終息まで、8ヶ月かかったとすると、終息までに夏までかかることとなる。
経済も停滞し、これはリーマンショック以上の破壊力とも言われている。
2008年、リーマン・ショックによって日本の銀行は大きな損害を受けている。
銀行は不景気のときに金利を下げ、企業や個人に融資しようとする。
そうすることで、世の中にお金の流れを生み出す。
「世の中のお金を回す」ことは、銀行の大切な役割だからだ。
しかし、リーマン・ショックほどの金融危機が起こると、銀行は融資をしなくなる。
景気が悪すぎるため、お金が返済されなくなる可能性が高くなるからだ。
リーマン・ショックが起こってから、銀行はお金の貸し出しを渋り、自己資本を増やすようになった。
自己資本とは「銀行がもともと持っているお金」のことで、自己資産を増やすことで、さらなる金融不安に対応できるようにしたのだ。
日本全体がこのような状況に陥っていたため、企業は銀行からお金を借りることができなくなり、そして、徐々に経営が苦しくなり、倒産する企業が続出した。
このように、金融界の中心である銀行が機能しなくなると、経済にさまざまな悪影響が及んでしまう。
だから、安倍総理は無担保の融資をし始めた。
また専門家会議のメンバーは会見で、インフルエンザのように暖かくなると消えるウイルスではないため、対応が「数カ月から半年、年を越えて続くかもしれない」と述べ、最悪のシナリオを示した。
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