2021年01月17日
猫の肝臓病は早期発見、早期治療
とっても怖い肝臓病
胆管炎
胆管炎とは、肝臓の細胞で作られた胆汁は胆管を経て胆嚢、そして腸管に送られ、食べ物を消化する役割を担っています。
胆管肝炎とは、ネコちゃんの肝臓や胆管に炎症が起きる病気です。
胆管は、肝臓とつながっているため、肝臓もしくは胆管どちらかが炎症を起こすと、しばしばもう片方も炎症を起こします。
猫の皮膚病の症状
被毛に覆われている猫は、その下にある「皮膚の異常」がわかりにくいものです。猫の皮膚トラブルをいち早く発見し、治療してあげるために、どんなことに気を付けておけばよいかをご紹介します。
毛が抜ける
猫は換毛期などに毛が抜けることは正常ですが、どこか一部だけ皮膚が露出するほど毛が抜けている状態は、皮膚トラブルのサインかもしれません。病気によって脱毛する場所に傾向がある場合もあります。
皮膚炎そのものでも、皮膚炎の痒さで掻きむしってしまうことでも、また内分泌の病気でも脱毛症状が見られます。
かさぶたができる
外傷によるかさぶた以外にも、皮膚病が原因で皮膚に炎症が起きたり、かゆみにより掻きむしってしまった結果、かさぶたができることがあります。
皮膚の細菌が悪さをする「膿皮症」では、特徴的なかさぶたが見られます。
毛が脂っぽくなる
被毛を触ったときにベタベタと脂っぽい感触がする場合、皮脂の分泌異常が起きる皮膚病が原因になっているかも。その場合、体臭がきつくなるなどの症状を伴うことがあります。
かゆがる
皮膚病では、炎症にともなって強いかゆみが発生するものがあります。
猫が全身を掻きむしったり、身体の一部をしきりと噛んだりなめたりする様子が見られたら皮膚病のサインかもしれません。外耳炎や耳ダニなどが原因で、耳にかゆみが生じる場合、しばしば頭を振る動作が見られます。
アレルギーによるもの
食物、ノミ、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンにより、免疫機構が過剰に反応することでアレルギー性皮膚炎が発生します。
食物性アレルギーでは、皮膚(とくに顔や首の部分)のかゆみを発症し、進行すると脱毛や小さな発疹などの症状が見られます。外耳炎や下痢などの消化器症状を引き起こす場合もあります。
また、ノミアレルギーによる皮膚炎では、お腹や背中に左右対称で広い皮膚炎を起こし、強いかゆみを伴います。
菌の感染によるもの
皮膚や被毛に真菌(カビ)が感染することで起こる「皮膚真菌症」では、顔や四肢に発症することが多く、円形の脱毛がみられます。
また、フケを伴うことが多く、細菌の二次感染が起こるまでかゆみはあまりありません。免疫力が低い子猫での発症や、抵抗力が落ちているときに発症することが多い病気です。人獣共通感染症(ズーノーシス)あり、感染したどうぶつと接触することで、ヒトにも感染して皮膚炎を起こすことがあります。
ストレスによるもの
身体の一部を舐め続け、その場所が脱毛したり、炎症を起こす「舐性皮膚炎」は、ストレスが原因(心因性)で発症する場合があります。
引っ越しや家族が増えるなど、ストレス源に心当たりがある場合は、要注意。舐めやすい前足や後ろ足、太ももの内側などに発症しやすいとされています。
猫の舌はザラザラしているので、舐めることで毛が切れたり、皮膚を傷つけます。
また、毛玉を飲み込んでしまい、よく毛玉を吐くような症状を見せることもあります。
寄生虫によるもの(ダニ)
ダニに寄生されることでも皮膚炎が起こります。
屋外で感染しやすい「疥癬(かいせん)」は、非常に強いかゆみを伴うことで知られています。
皮膚の上で病変を作るのではなく、「疥癬トンネル」といって皮膚の中に潜って炎症をおこすため強烈なかゆみを引き起こします。
同じく、屋外で感染しやすい「耳ダニ」は、刺したりはしませんが耳の中をこちょこちょと動き回るため、こちらも痒みや不快感を起こします。
「ツメダニ」は、かゆみがないことも多いようですが、寄生部分から大量にフケが発生するのが特徴です。
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