2015年10月28日
ガングリオン?(手首に出来るこぶ)って知っていますか?
ガングリオンって知っていますか?
私も調べて初めて知ったのですが...
と、いうのもこの前たまたま手首を見たら、何かこぶのようなものがあったんです。
しかも右手だけで左手には無く、明らかに以前は無かったのでおかしいと思って調べてみたんです。
ちなみにこちらが右手の写真です。
手首を曲げなければわからないのですが、曲げると現れます(・・;)
普通にしてれば痛くないし気にならないのですが、気にし出すと気になってしまいます。
軟骨のようにコリコリと少し硬いように感じます。
そこで調べて見つかった『ガングリオン』というもの。
ガングリオンとは
ガングリオンとは中にゼリー状の物質の詰まった腫瘤です。
典型的なものは手関節背側(甲側)に生じるガングリオンです。これは手関節の関節包(関節を包むふくろ)に繋がっています。
その他のガングリオンのできやすい場所としては、手首の母指(親指)側の掌側の関節包やばね指の生じる指の付け根の掌側の腱鞘のあるところです。
関節の周辺や腱鞘のある場所に米粒大からピンポン玉大の腫瘤ができます。軟らかいものから硬いものまであります。通常は無症状なことが多いのですが、時々、神経のそばにできると神経を圧迫して、しびれや痛み、運動麻痺などを起こします。
手を使いすぎると腫瘤は大きくなることがあります。
とのことでした。
手を使い過ぎないようにと思っても、やはり右利きなので何をするにもなかなか使わないわけにはいきません^^;
とりあえず痛みなどが無いので大丈夫そうなのですが、これ以上大きくなったらやはり更に気になってしまいそうなので病院へ行ってみようかとも思っています。
治療について
ガングリオンは腫瘤のみで無症状なら、放置しても心配はありません。ただし、診断をしてもらうためにも整形外科を受診するのが良いです。大きくなるもの、痛みが強いもの、神経が圧迫されて神経症状があるもの(痛みや運動障害など)は治療が必要になります。
保存的療法としては、ガングリオンに注射針を刺して注射器で吸引し内容物を排出します。何回か吸引排出する治療を行ううちに治ることもあります。ガングリオンに力を加えて押し潰す治療法もあります。
原因
ガングリオンは関節包や腱鞘の部分から発生します。若い女性に多く見られますが、必ずしも手を良く使う人に見られるわけではありません。
病態
関節液や腱と腱鞘(腱の周りにある浮き上がり防止の鞘、ベルト通し様)の潤滑油である滑液がガングリオンの袋に送られ、濃縮してゼリー状になります。関節や腱鞘に生じるものは、関節や腱鞘に繋がっています。特に関節からできるものは、関節包に繋がる長い茎で繋がっていることがほとんどです。
そのほかにも、ガングリオンは身体中の至る所に生じます。骨や筋肉、神経に出来るガングリオンもあります。これらは粘液変性したものが融合して生じると考えられています。
治療しようと思うとなかなか怖いですが...
あまり手首を使い過ぎないように少し様子を見てみようと思います^^;
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